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よんでんの電気料金プランはどんなものがある?これから四国電力の電気を申し込みたい、どんな手続きが必要?そんな疑問に答えます。また、気になる四国電力の発電方法や電源設備についても紹介します。

四国電力 - 電気料金プラン一覧とその概要

四国電力の電気料金プランは、従来型の料金プランである従量電灯に加え、二酸化炭素の排出のない水力発電の再エネプレミアムプランや電化住宅向けのプランなどがあります。

以下はよんでんの電気料金プランの一覧とその概要です。

よんでんの四国向けの電気料金一覧
主な電気料金
メニュー
概要
従量電灯A
  1. 契約数の最も多い一般的なプランです。
  2. 「最低料金」+「従量料金」で構成されています。
  3. 最低料金に11kWhまでの電気の使用量が含まれています。
  4. 従量料金(1kWhあたりの料金単価)は使用量によって3段階に設定されています。
従量電灯B
  1. 電気の使用量の多い方を対象としたプランです。
  2. 「基本料金」+「従量料金」で構成されています。
  3. 基本料金は必要なkVAに1kVAあたりの料金単価をかけて決定されます。
  4. 従量料金(1kWhあたりの料金単価)は使用量によって3段階に設定されています。
おトクeプラン
  1. 電気の使用量が比較的多い方におススメです。
  2. 300kWh以上使用の場合の1kWhあたりの料金が安く設定されています。
  3. 一方で120kWhあたりの料金は割高です。
でんかeプラン
  1. オール電化向けの料金プランです。
  2. 電気を使う時間帯によって電気料金(1kWhあたりの料金)が変わります。
  3. 基本料金が高額ですが、240kWhまでの電気の使用量が含まれています。
でんかeマンションプラン
  1. オール電化住宅にお住まいで、かつ、在宅時間の長い方を対象にしています。
  2. 電力量料金(従量料金)は、「平日昼間」の料金と、「夜間・休日」の2種類に分かれています。

従量料金Aの料金表 + 解説

従量電灯Aは昔からある電気料金プランで、申し込み数の多いプランです。特に自分で電気料金を選んだ記憶のない人はこの料金プランを契約しているはずです。よんでんから届けらる検針票・請求書で現在契約のプランを確認することができます。

電力量料金の部分は電気を使用する時間帯は関係なく、使用量(kWh)ごとに3段階で1kWh(キロワットアワー)あたり単価があがる仕組みになっています。

11kWhまでの使用量料金は最低料金の中に含まれており、12kWh以上の使用に対して従量料金(電力量料金)がかかる仕組みとなっています。

四国電力:従量電灯A(税込)
最低料金
11kWhの使用まで 666.89円
電力量料金(1kWhあたりの料金単価)
電力量消費量 11 - 120kWh 30.65円
120 - 300kWh 37.27円
300kWh以上 40.78円

従量料金Bの料金表 + 解説

従量電灯Bは電力容量を多く必要とするご家庭か事務所、お店などを対象としたプランです。基本料金は、必要となる容量に1kVAあたりの料金単価をかけて計算されます。

電力量料金の部分は電気を使用する時間帯は関係なく、使用量(kWh)ごとに3段階で1kWhあたり単価があがる仕組みになっています。

四国電力:従量電灯B(税込)
基本料金
1kVAあたり 367.20円
電力量料金(1kWhあたりの料金単価)
電力量消費量 0 - 120kWh 27.25円
120 - 300kWh 32.78円
300kWh以上 35.70円

おトクeプランの料金表 + 解説

おとくeプランは電量料金のうち3段階目がよんでんの従量電灯Aの3段階目よりも安く設定されているプランです。つまり、300kWh以上電気を使う家庭であれば、おトクeプランに切り替えることで従量電灯Aよりも料金が安くなります。

電気料金を安くしたい電気の使用量の多い家庭で、しかし、新電力ではなくよんでんとの契約を続けたいという方には、よい選択肢かもしれません。

四国電力:おトクeプラン(税込)
最低料金
11kWhの使用まで 666.89円
電力量料金(1kWhあたりの料金単価)
電力量消費量 11 - 120kWh 30.65円
120 - 300kWh 37.27円
300kWh以上 38.58円

でんかeプラン + 解説

戸建での電化住宅(オール電化)の方に向いているプランです。IH割引、エコキュート割引、でんか割引など別途の割引も充実しています。

基本料金 (1契約につき最初の10kWまで)
※以下使用量を含む
  • 平日昼間の最初の70kWhまで
  • 夜間・休日の最初の240kWhまで
12338.56円
上記をこえる1kWにつき 617.22円
電力量料金 平日昼間 70kWhをこえる1kWhにつき 44.47円
夜間・休日 240kWhをこえる1kWhにつき 33.78円
  • 平日昼間:平日の午前9時から午後11時まで
  • 夜間・休日:休日の午前0時から翌日午前0時まで、平日の午前0時から午前9時まで、平日午後11時から翌日午前0時まで
  • 休日:土曜日、日曜日および祝日/1月2日、1月3日、4月30日、5月1日、5月2日、12月30日、12月31日

でんかeマンションプラン + 解説

マンションのような集合住宅の電化住宅(オール電化)にお住まいの方を対象としたプランです。IH割引、エコキュート割引、でんか割引など別途の割引も充実しています。

基本料金 1契約につき最初の10kWまで 1,551.00円
上記をこえる1kWにつき 470.56円
電力量料金 平日昼間 1kWhにつき 46.71円
夜間・休日 1kWhにつき 31.99円
  • 平日昼間:平日の午前9時から午後11時まで
  • 夜間・休日:休日の午前0時から翌日午前0時まで、平日の午前0時から午前9時まで、平日午後11時から翌日午前0時まで
  • 休日:土曜日、日曜日および祝日/1月2日、1月3日、4月30日、5月1日、5月2日、12月30日、12月31日

四国で選べる電力会社

電力自由化以降の四国地方では、よんでん以外にも契約可能な電力会社が増えています。

様々な生活スタイル、電気使用状況を想定したプランが提供されているので、自分に一番合ったプランを探してみましょう。最適なプランを契約することで、電気代の削減にもつながります

四国エリア(四国地方)で選べる新電力一覧
電力会社 特徴
オクトパスエナジー
 公式サイト

オクトパスエナジーのおすすめ度
         

  • 実質、再生可能エネルギー100%の電気を供給。
  • 東京ガスの系列企業だから、安心して利用できる。
  • 燃料費調整額に上限がないため、燃料価格高騰時は単価を要確認。

再エネ 一般家庭

 電話で詳細を確認(03-4540-6687)
enひかり電気
 公式サイト

enひかり電気

  • 格安光回線インターネット「enひかり」とセットで契約可能。
  • 基本料金は全国どこでも390円。
  • 電力量料金が一律で、電気使用量が多いほどお得。
  • 燃料費調整額なし!燃料費高騰にも左右されない安心感。

一般家庭

マークの説明
再生可能エネルギーを利用した電気を利用できる新電力
一般家庭向けの料金プランに対応した新電力

▲リストに戻る

四国エリア(四国地方)で選べる新電力一覧
octopus  公式サイト
octopus-energy

オクトパスエナジーのおすすめ度
         

  • 実質再エネ100%の電気を供給。
  • 東京ガスの系列企業だから、安心して利用できる。
  • 燃料費調整額に上限がないため、燃料価格高騰時は単価を要確認。

再エネ 一般家庭

電話で詳細を確認  03-4540-6687
 公式サイト
 
enひかり電気

enひかり電気

  • 格安光回線インターネット「enひかり」とセットで契約可能。
  • 基本料金は全国どこでも390円。
  • 電力量料金が一律で、電気使用量が多いほどお得。
  • 燃料費調整額なし!燃料費高騰にも左右されない安心感。

一般家庭

 公式サイト

※燃料価格が高騰している間、燃料費調整額に上限を設けていない電力会社では、四国電力の規制料金プラン(従量電灯)と比べて電気代が高くなる可能性があります。申し込み前に、燃料価格の動向と燃料費調整額の単価をご確認ください。

マークの説明

再生可能エネルギーを利用した電気を使用できる新電力

▲リストに戻る

一般家庭向けの料金プランに対応した新電力

▲リストに戻る

また、セレクトラの電気料金比較ツールなら、今より安い電気料金プランを簡単に調べることができます。ぜひご活用ください。

関東でも申し込める四国電力の電気料金

電力自由化前は四国エリアのみで供給を行っていたよんでんですが、現在は関東エリア(東京電力エリア)でもよんでんの電気に申し込むことができます。電力自由化によって、電力会社は自由にどこでも電気を販売できるようになったためです。

料金プランは、四国で提供しているものとは異なり、一定の電気料金の使用料が含まれた定額制となっています。

アンペア(容量)ごとに選べるプランがそれぞれ異なります。例えば、アンペアが30A以下の方であればパールプランが適当プランとなります。

東京電力のプラン(従量電灯B)は、契約するアンペアごとに、基本料金が異なる料金構成ですが、よんでんの関東エリア向けの料金プランは、基本料金も含まれた定額制となっています。

その月の電気の使用量が定額に含まれているkWhに満たなかった場合は?月まで繰り越せる「くりこし割」があります。使い残した部分の定額料金を、翌月の電気料金から引いてくれるシステムです。あくまで翌月までです。毎月の電気の使用量確認してから、適当なプランを申し込むようにしましょう。

この東京電力エリア向けのよんでんの定額制のプランでは、四国電力のオンラインアカウント、よんでんコンシェルジュの会員になり、請求額の確認等を書面ではなくオンラインで行う必要があります。

四国電力:パールプラン(20A、30A対象)の料金
区分 単位 料金単価(税込)
定額料金 100kWhまで ひと月1契約につき 2444.44円
電力量料金 100kWh以上 1kWhにつき 26.79円
四国電力:ブループラン(30A、40A対象)の料金
区分 単位 料金単価(税込)
定額料金 200kWhまで ひと月1契約につき 5092.59円
電力量料金 200kWh以上 1kWhにつき 28.82円
四国電力:オリーブプラン(30A以上対象)の料金
区分 単位 料金単価(税込)
定額料金 300kWhまで ひと月1契約につき 7944.44円
電力量料金 300kWh以上 1kWhにつき 28.82円
四国電力:オレンジプラン(30A以上対象)の料金
区分 単位 料金単価(税込)
定額料金 500kWhまで ひと月1契約につき 13240.74円
電力量料金 500kWh以上 1kWhにつき 28.01円

関西でも申し込める四国電力の電気料金

仕事や就学等で関西(関西電力エリア)に引っ越しても、よんでんの電気を申し込むことができます。(ただし、電気料金プラン、電気料金は異なります。)

定額制のプランで、200kWhまで(ブループラン)、300kWhまで(オリーブラン)、500kWh(オレンジプラン)の3種類に分かれています。それぞれ、定額に含まれている以上に電気を利用した場合は、1kWhの料金単価で計算されます。

定額制だと使いきれなかった分は損してしまうのでは?という懸念がありますが、翌月までは、使い切れなかった分の料金を引いてくれます。長期的に家を空けるような月が万が一あって、電気の使用量(kWh)があっても安心です。(くりこし割

四国電力:ブループラン(関西エリア)の料金
区分 単位 料金単価(税込)
定額料金 200kWhまで ひと月1契約につき 5092.59円
電力量料金 200kWh以上 1kWhにつき 28.82円
四国電力:オリーブプラン(関西エリア)の料金
区分 単位 料金単価(税込)
定額料金 300kWhまで ひと月1契約につき 7944.44円
電力量料金 300kWh以上 1kWhにつき 28.82円
四国電力:オレンジプラン(関西エリア)の料金
区分 単位 料金単価(税込)
定額料金 500kWhまで ひと月1契約につき 13240.74円
電力量料金 500kWh以上 1kWhにつき 28.01円

電気の支払い方法・支払いを延滞した場合は?

四国電力の電気料金の支払いは、「口座振替」、「クレジットカード」、「振込」のいずれかの方法で行います。

また、振込は通常、コンビニや金融機関で現金で支払うものですが、ウェルネット株式会社のアプリを利用すればスマホを使って支払うこともできます。(振込用紙のバーコードを読み取ります。)

金額にするとごくごく僅かですが、電気料金の支払いを期日を過ぎても行わなかった場合は、年利10%(1日あたり約0.03%)の延滞利息が付くことになっています。支払い忘れのない、口座振替、クレジットカード払いが便利でしょう。

また、よんでんの関東および関西エリアを対象とした個人向けの電気料金プランでは、クレジットカード払いが条件となっています。

書面発行手数料

振込用紙を使った、支払いの場合は、書面発行手数料が一契約ごとに110円/月(税込)かかります。よんでんコンシェルジュ会員(無料)に登録した上で、クレジットカード払いもしくは口座振替にすれば、詳細はオンラインで確認することになりますから、書面発行手数料は不要です。

従量電灯プランの場合は引き続き、無料で電気料金の使用量と請求額を確認することができます。

よんでんコンシェルジュとは?

よんでんコンシェルジュは、四国電力の提供する会員制のWebサイトです。毎月の電気の使用量や、ご請求金額等をこのサイトで確認することができます。電気の使用量に応じて貯まるポイントサービスの提供もありあまった貯まったポイントで景品との交換も可能です。サイコロをころがして、ポイントを獲得する遊び心のあるよんでんすごろくといったオリジナリティのあるゲームも利用できます。

他にも、電気の使用が低い場合は、遠隔に住む家族に翌朝メールでお知らせするあんしんサポートサービスなどが利用できます。年配の家族が遠くに住んでいる場合など、電気の使用量を目安として変化を察知することを可能とするサービスです。

よんでんコンシェルジュの利用は無料ですが、 利用できる時間は6:30から翌朝1:00までに限られています。

また、四国電力の新しい電気料金プランを申し込んだ場合は、使用量や請求額に関するお知らせは紙媒体ではこのよんでんコンシェルジュで行う必要があります。

四国電力の概要と発電方法

よんでん - 事業の多角化

四国電力は基盤となるエネルギー関連(電気事業やLNG販売)に加え、インターネットやケーブルテレビといった情報通信分野、そして生活サポート業務といった事業にもビジネスを展開し、事業の多角化をすすめています。アグリビジネスにも参入し、イチゴ生産を行う農業法人を設立する他、ハウスクリーニングや家事代行(ベンリーよんでん)サービスも行っています。

四国電力の発電

四国電力の2018年電源構成は以下の通りです。石炭およびLNGを利用した火力発電が半分以上を占めている一方、半分程度で済んでいるのは、原子力発電所が稼働しているおかげともいえるかもしれません。また、再生可能可能エネルギーも8%と他の電力会社よりも比較的多めです。

数字で見る四国電力

63

四国電力には、63か所の発電所があります。その内訳は、水力発電が57か所、火力発電が4か所、原子力発電1か所、原子力発電所1カ所、太陽光発電所1カ所です。

20

四国電力の1軒あたりの年間停電時間は平均20分です。他の国に比べても圧倒的に短いことが分かります。(四国電力だけでなく日本の電力会社の停電時間は短いのが特徴です。)

7

新築戸建て住宅の7割でオール電化が選ばれています。

四国ではオール電化住宅の割合が高く、すでに約3軒に1軒がオール電化です。

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