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新電力とは?
新電力とは、電力自由化(電力小売の全面自由化)以降に生まれた新しい電力会社のことを指します。
従来、電力プランを販売できるのは各地域の大手電力会社(東京電力・関西電力・中部電力など)だけでした。しかし、電力自由化によって、大手電力会社以外の事業者にも電力プランを販売できるようになりました。電力市場への参入者が増えることで競争力が高まり、様々な料金メニューが提供されること、電力会社の経営が効率化されること等を狙った取り組みです。
新電力はやばいって本当?新電力を選んでも大丈夫なの?
大手電力会社よりも新電力を選ぶことにはメリットがある一方で、燃料価格高騰時にはリスクもあります。以下で詳しく見ていきましょう。
大手電力会社よりも新電力の方が高くなってしまうって本当?
現在、多くの大手電力会社の規制料金プランで値上げが予定されています。
以下で詳しく述べるように、大手電力会社での値上げが今後どうなるのか未確定の要素が多いため、新電力への切り替えをすることで大手電力よりも電気料金が安くなるかどうかは、各新電力によって大きく異なる状況です。
大手電力会社の規制料金プラン(従量電灯など)は料金改定のために国の認可を取ることが必須となります(一方、新電力会社の料金プランは自由料金プランと呼ばれ、国からの認可を受ける必要はありません)。
規制料金プランと自由料金プランとは?
- 規制料金プラン:電力自由化(2016年)以前からある伝統的な料金プランのこと。料金を改定するために国からの認可が必要。(例 大手電力会社の従量電灯)
- 自由料金プラン:電力自由化(2016年)以降にできた新しい料金プランのこと。各電力会社が国の認可なしで自由に料金を設定できる。(例 新電力のすべての料金プラン、大手電力会社の規制料金プラン以外のプラン)
現在、ウクライナ危機に伴う燃料価格の高騰などを理由として、大手電力会社各社は電気料金の値上げを申請しています。
規制料金プランの値上げを発表している大手電力会社
2023年4月~:中部電力・関西電力・九州電力、東京電力・北陸電力・中国電力、東北電力・四国電力・沖縄電力
2023年6月~:北海道電力
このように、全国の大手電力会社が値上げを予定しているものの、国の認可が下りず電気料金値上げが先送りになる電力会社もあったりなど、見通しの立たない状況となっています。
上述のように大手電力会社の値上げ状況の見通しが立たない中、新電力への契約が大手電力会社と比べてお得になるかどうかも一概には言えない状況です。実際に新電力が大手電力会社よりお得になるかどうかは「お住まいの地域」「どの新電力を選ぶか」によって大きく異なります。そのため、ご自身に合った新電力を自力で見つけるのは難しくなっているため「料金比較のセレクトラ」等の比較サイトを使うことが重要になります。
新電力は自由料金プランのため、大手電力会社の規制料金プランとは違って、料金改定に際して国からの認可が必要ではなく、自分たちで電気料金の値上げを決定することができます(ただし、料金改定を行う場合は1か月前ごろまでに利用者に通知されます)。
新電力はやばいって本当?まとめ
- 新電力を選ぶと必ずしもやばいというわけではない
- 新電力やお住まいの地域によってメリットの有無や大小が違い、簡単には比較できない
- 「料金比較のセレクトラ」のような比較サイトの利用をおすすめします
新電力に契約したら電気の質が落ちたりしない?
大手電力会社よりもお得になることもある新電力ですが、電気の質自体は大手電力会社と変わりません。なぜなら、電力会社にかかわらず、電気を発電所から契約者まで届ける作業はエリアごとの大手電力会社が一括管理しているからです。そのため、これまでと電気の質が変わってしまうようなトラブルは起こることがありません。
契約した新電力が万が一倒産したらどうなる?
場合によっては新電力が倒産し、電力サービスが受けられなくなるリスクもゼロではありません。しかし、それによって直ちに電気が使えなくなることはありません。
なぜなら、倒産が決定した新電力は電気の契約者に対して倒産を通知する義務があり、契約者は期日までに新たに他の電力会社と契約し直せば、問題なく電気を使い続けることができるからです。また、期日までに他の電力会社との再契約ができなかった場合も、古い契約先の新電力がサービスを停止してから新しい電力会社に切り替えるまでの間は北陸電力など各地域の大手電力会社から引き続き電気の供給を受けることができます。
このように、万が一契約先の新電力が倒産しても、電気が止まるということはなく、電気を使い続けたまま別の電力会社に切り替えることができるので、安心して新電力と契約していただけます。
新電力を選ぶ際のコツは?
上述のように、新電力は様々なプランや料金の計算方法があり、お得な料金プランや自分に合ったプランを自力で見つけるのは日に日に難しくなっています。そこで、「料金比較のセレクトラ」のような比較サイトで料金比較を参照し、地域/世帯人数などに応じて適切なプランを選ぶのがおすすめです。
また、電力会社によっては「電源調達調整費」等の独自の項目を電気料金に組み込んでいるところもあります。こうした「電源調達調整費」等の項目が電気料金の中に含まれている場合、電気の原材料となる燃料の取引価格が高騰した場合、電気料金が高くなりやすいことがあります。新電力へのご契約検討時には、電気料金の中に「電源調達調整費」などの独自の項目があるかを確認されることをおすすめします。
新電力に関するよくある質問
新電力とは、2016年の電力自由化以降に生まれた新しい電力会社のことを指します。オール電化向けなど従来なかったプランや大手電力会社よりもお得になりやすいプランなど、多様なプランを提供しているため、それぞれのライフスタイルに合ったプランを見つけやすいというメリットがあります。
現在は全国の大手電力会社が電気料金の値上げを予定しています。そのため、新電力の方が大手電力会社よりも高くなってしまうかどうかは、お住まいの地域や契約する新電力会社によって大きく異なる状況です。このように、中々自力でご自身に適した電力会社を見つけるのは難しい状況なので、「料金比較のセレクトラ」などの比較サイトを参照されることをおすすめします。
現在は自力でお得な電気料金プランを見つけるのがとても難しくなっています。そこで、「料金比較のセレクトラ」などの比較サイトを参照されることをおすすめします。