アンペア(A)とは?電気の契約にどう関係する?自宅のアンペア容量はどのくらい必要?

アンペア(A)についてまとめたページです。アンペア容量が電気契約や電気料金にどう関係あるのかを解説します。ご自宅で必要なアンペア容量の目安や、アンペア容量の変更方法についてもご紹介します。
アンペアとは?
アンペア(A)とは、電気の流れる量、つまり「電流」を表す単位です。
電流が小さければアンペアの数値は小さく、大きければアンペアの数値も大きくなります。
電気契約におけるアンペア容量
電気契約における「アンペア容量」は、「契約者宅で一度に使える電気の最大量」を表します。
水道の蛇口をイメージするとわかりやすいでしょう。蛇口が細ければ一度に流れる水の量は少なく、蛇口が太ければ一度に流れる水の量は多くなります。アンペア容量の大きさもこれと同じです。アンペア容量が大きければ大きいほど、一度に使える電気の量(=電化製品の数)も増えていきます。
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アンペア容量に応じて電気料金が決まる?
日本の約半数以上の地域において、アンペア容量の大きさは電気の基本料金部分を決定する要素となっています。基本料金は、電気の使用量にかかわらず、毎月固定で支払う料金を指します。
アンペア容量が基本料金を左右するのは、「アンペア制」と呼ばれる電気料金プランの形式を採用している以下の地域です。
アンペア制が主流の地域 |
---|
北海道電力エリア、東北電力エリア、東京電力エリア、北陸電力エリア、中部電力エリア、九州電力エリア |
東京電力の従量電灯Bプランを例に見てみましょう。アンペア容量に比例して、ひと月あたりの基本料金が高くなっていることがわかります。
10A | 15A | 20A | 30A | 40A | 50A | 60A |
311.75円 | 467.63円 | 623.50円 | 935.25円 | 1247.00円 | 1558.75円 | 1870.50円 |
ちなみに、これ以外のエリアでは、「最低料金制」と呼ばれる電気料金プランの形式が主流です。最低料金制では、契約しているアンペア容量に関わらず、基本料金が一律となっています。
最低料金制が主流の地域 |
---|
関西電力エリア、中国電力エリア、四国電力エリア、沖縄電力エリア |
基本料金がない電力会社もある エリアにかかわらず、電力会社によっては、基本料金がない(=基本料金がゼロ円)というところもあります。この場合、毎月使った電気の量に応じて電気料金が計算されます。
▷例:Looopでんきの「スマートタイムONE」など

適切なアンペア容量を選ばないとどうなる?
アンペア容量は、基本的に契約者が自分の使う電気の量に応じて自由に決めることができます。この際、ご自身・ご家族の電気の使用状況に適したアンペア容量を選ぶことが大切です。
アンペア容量が適切でない場合、以下のような不都合が起こり得ます。
アンペア容量が小さすぎる
一度に使う電気の量がアンペア容量を超えた場合、ブレーカーが落ちます。そのため、日常的に使う電気の量に対して契約アンペア容量が小さすぎると、ブレーカーが頻繁に落ちることになってしまいます。
アンペア容量が大きすぎる
アンペア容量が大きい場合、電気の使用には何の不便もありません。ただし、上の項目で見た通り、電気の基本料金はアンペア容量に応じて高くなります。そのため、電気の使用量に対して必要以上に大きいアンペア容量を契約している場合、無駄に高い基本料金を支払っている、ということになります。
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適切なアンペア容量の選び方
あなたのご家庭に適切なアンペア容量はどのくらいでしょうか?以下で、世帯人数に応じた一般的な契約アンペア容量の目安と、使用している家電から必要なアンペア容量を計算する方法をご紹介します。
世帯人数で見る、必要なアンペア容量の目安
世帯人数別の契約アンペア容量の目安は以下のとおりです。
一人暮らし | 30A 電化製品をほぼ使わないならば20A以下でも良いが、使える電化製品にかなり制限がかかる |
---|---|
二人暮らし | 30~40A 電気の使用頻度が普通であれば30A。乾燥機や食洗器など電化製品が多かったり、在宅ワークなどで、電化製品の使用が多いならば40A |
3人世帯 | 40~50A 電気の使用頻度が普通であれば40A。乾燥機や食洗器など電化製品が多かったり、在宅ワークなどで、電化製品の使用が多いならば50A |
4人以上の世帯 | 50~60A 電気の使用頻度が普通であれば50A。乾燥機や食洗器など電化製品が多かったり、在宅ワークなどで、電化製品の使用が多いならば60A |
オール電化住宅 | 60A以上(=6kVA以上) |
kVAとは?
kVA(キロボルトアンペア)もアンペアと同様に電気の量を表す単位です。細かい説明を除き分かりやすく説明するならば、1kVAは10Aです。
大容量の電気を必要とする店舗や商店を対象とする電気料金プランでは、アンペアではなくキロボルトアンペアが利用されています。必要な電気の量が60Aを超える場合、キロボルトアンペアでの契約となります。
日本の電圧は100V 1kVA = 1000VAです。日本の電圧は100Vなので、1000VAを100Vで割り算して、10A。1kVA = 10Aとなるのは、日本を含む電圧が100Vの国に限られます。

電気使用状況からアンペア容量を計算
電気契約で必要なアンペア容量は、自宅の電化製品のアンペア数を計算することでおおよその目途を立てられます。ポイントは、家の全ての電化製品のアンペアの合計ではなく、同時に使う最大の電化製品で計算します。
使用している電化製品のアンペアの計算は、以下の方法で行います。
- アンペアの計算方法
- アンペア数(A)= 電化製品の消費電力(W:ワット)÷ 電圧(V:ボルト)
日本の電圧は100Vなので、電化製品の消費電力を常に100で割るかたちとなります。例えば、消費電力が1000Wの電子レンジを使った場合に必要なアンペア数は「1000W ÷ 100V=10A」となります。
消費電力は電化製品のラベルや取り扱い説明書に記載してありますので、確認してみましょう。
なお、以下は消費電力の目安です。
電化製品 | 電力消費量 | |
---|---|---|
![]() |
衣類洗濯乾燥機 | 500W~1400W |
![]() |
IH調理器 | 3000W |
![]() |
電子レンジ | 1000~1400W |
![]() |
炊飯器 | 350W~1200W |
![]() |
冷蔵庫 | 150W~500W |
![]() |
ノートパソコン | 50W~120W |
![]() |
テレビ | 100W~130W |
![]() |
掃除機 | 1000W~1100W |
![]() |
こたつ | 600W~800W |
![]() |
エアコン | 440W~1040W |
アンペア容量を変更する方法
契約アンペアを変更したい場合、電力会社に変更の申し込みを行いましょう。この際、気を付けたいのは以下のポイントです。
アンペア変更をする前に確認すべきポイント
- アパートなどの賃貸住宅では、建物で使える電気の容量が決まっている場合がある。アンペア変更をしたい場合は事前に大家さん・管理会社に確認が必要
- 電力メーターがアナログ式の場合はアンペアブレーカーを取り替える工事が必要。工事は基本的に無料。一方、電力メーターがスマートメーターであれば工事は不要。アンペア容量は遠隔操作で切り替わる
- アンペア容量の変更は基本的に1年に1度しかできない。変更を検討する際は、一年に一番電気を使う季節(冬)を想定しよう
アンペア変更の申し込み方法は電力会社によって異なりますが、インターネットのフォームやマイページ、またはコールセンターなどでの受付が一般的です。お客様番号や供給地点特定番号などが必要とされる場合がありますので、その際は検針票などで確認しましょう。
電気代の節約が目的なら
仮に、基本料金の削減を目的としてアンペア変更を希望するのなら、電力会社の切り替えも考えてみてはいかがでしょうか。
今よりも単価が安い電力会社を選んで契約を切り替えれば、電気の使用スタイルを変えずに電気代を節約することができます。手続きは簡単で、ほとんどの場合手数料や工事も発生しません。
電力自由化以降、お得な電気料金プランを提供する電力会社がたくさん登場しています。自分に合ったプランがないか、ぜひ以下からご覧ください。
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