You are here

温水器・給湯器の種類

家庭の光熱費のメインを占める温水器や給湯機器選びは、省エネや光熱費節約のためのカギとなります。温水器・給湯器にはどのような種類があるか、調べてみました。

温水器・給湯器の熱源

給湯器には、大きく分けてガスを熱源とするもの、電気を熱源とするものがあります。その他にも石油や太陽熱を熱源とするものがあります。ここではまず、ガス式と電気式、そして石油、太陽熱、その他の新種の温水器・給湯器を見ていきます。

給湯器の種類

給湯器には大きく分けて貯湯式、瞬間式、元止め式の3種類があります。ガス式は瞬間式が多く、電気温水器は貯湯式が一般的的です。

貯湯式

貯湯式とは、貯湯タンクに水を溜めてからゆっくりと加熱しわかし上げるタイプです。電気温水器・給湯器のほとんどがこのタイプです(あまり一般的ではありませんが、ガス貯湯式給湯器もあります)。ヒーター式とヒートポンプ式がありますが、いずれもお湯の使用量によっては湯切れや湯余りが起こるので、選ぶ際にはタンクの容量選びが重要となります。

タンクの容量選びの目安電気温水器を選ぶ際、一般的に目安とされるのが、
370L=3〜4人家族、460L=4〜5人家族、550L=5〜6人家族、という目安です。
ただし、家族の人数だけでなく、来客数やその頻度、今後の家族の人数の変化なども、考慮しておくことが大切です。

エコジョーズ

瞬間式(先止め式)

水が給湯器を通過する間に加熱されてお湯になる方式です。使う分だけのお湯を、使用する時につくるので無駄がありません。

ガスを熱源とする瞬間式には、お湯を沸かしてお風呂やキッチンのカランなどへ送り出すガス給湯器、全自動でお湯はりから保温、足し湯までできるガス風呂給湯器、給湯用のお湯と暖房用のお湯を1台でつくるガス給湯暖房機、従来型ガス給湯器の熱交換後の排気ガスから出る潜熱を回収して熱効率を高めた潜熱回収型ガス給湯器、エコジョーズなどがあります。

潜熱とは? 排気ガス中の水蒸気を水に戻す際に出る凝縮熱のことを潜熱と言います。この潜熱を回収することで、エネルギー効率を高めたガス給湯器がエコジョーズです。

石油給油機

石油(灯油)を熱源とする石油給湯器は、浴槽などの多量給湯に用いられることが多く、一昔前までは比較的容量の大きいタンクを内蔵する貯湯式がメインでしたが、最近では瞬間式のものもあります。即湯器であるため限度水量がなく、とてもパワフルな給湯器ですが、石油価格によってランニングコストが大きく左右されること、定期的に給油が必要な点がネックといえます。

もっとも、ガスを熱源とするエコジョーズのように、高温の廃棄を有効利用して熱効率を高めた従来型の熱効率を高めた潜熱回収型高効率直圧式給湯器、エコフィールが2006年末から発売されています。省エネ性などの観点から注目されています。

 

太陽熱温水器

太陽熱を利用して温水を作る太陽熱温水器は、ランニングコストがかからず、環境負荷が低い一方で、気候に左右されるため、その他の熱源の給湯器との組み合わせが必要となります。ただし、瞬間式のものは熱源がガスであれ石油であれ、水圧の関係から無理があり、おのずと半貯湯式石油給湯器、ガス貯湯式、電気温水器との組み合わせに限られます。

エコウィル

コージェネレーションシステムに付属する給湯器

エネファーム

給湯器としての機能を備えたコージェネレーションシステムとして、家庭用ガスエンジンコージェネレーションのエコウィル、そして家庭用燃料電池コージェネレーションのエネファームがあります。いずれも都市ガスやLPがス(後者は灯油も)を燃料とし、貯湯を使い切った時や湯が設定温度まで高まっていない時に補助熱源として稼働します。

光熱費から見た給湯器選び

給湯器を選ぶときには、本体価格および設置費用といった初期経費はもちろん大切ですが、実際の光熱費はさらに重要になります。実際にどの温水器・給湯器が最も光熱費の削減につながるのかを知ることは不可欠といえます。

一般に、初期費用が安く住むのはガス式の給湯器です。設置工事もあまり複雑でなく、後付けも可能なので、故障時の買い替え取り付け作業も簡単にできます。ただし、ガス料金は使用事に従量加算されるので、ガス料金の高いプロパンガス使用地域ではとりわけ、ガスの使用頻度が上がる冬期などに光熱費が跳ね上がるといった事態にもなりかねません。

これとは反対に、初期設置費用は高めですが、ランニングコストが比較的安いのが電気温水器です。とくに最近は電気料金が割安の深夜電力を有効活用するタイプが多いので、光熱費をさらにセーブすることも可能です。

これから家を建てる予定などがあれば、エコキュートの導入などを検討してみることも一案です。

家族の人数や給湯器用のスペース、今後の計画(新築、リフォームなど)など、様々な要因を考慮して、最適な温水器・給湯器えらびをしましょう。