関西電力と大阪ガス、どっちがお得?電気・ガス・セット割料金を徹底比較!
関西エリア最大手のガス会社【大阪ガス】と関西エリア最大手の電力会社【関西電力】。両社で安いのはどちらでしょうか?電気のみの契約・ガスのみの契約・電気とガスをまとめるセット契約の3パターン別に、【大阪ガス】と【関西電力】でどっちがお得か、料金を徹底比較しました。
大阪ガスVS関西電力:電気料金の比較
関西最大手のガス会社【大阪ガス】は、2016年の電力自由化を機に、関西電力エリアで電気の供給を開始しました。
以来、大阪ガスの電気は、それまで関西エリアの電気の販売を独占していた【関西電力】の規制料金「従量電灯A」プランよりもお得な電気料金プランを続々と打ち出し、2022年2月11日時点で、電気のみでも累計160万件以上の契約を獲得するほど人気となっています。
ここでは、そんな【大阪ガス】で最も契約者の多いスタンダードな電気料金プラン「ベースプランA」と、やはり【関西電力】で最も契約者の多い電気料金プラン「従量電灯A」とを比較してみます。
大阪ガス「ベースプランA」VS 関西電力「従量電灯A」料金表
大阪ガス「ベースプランA」と関西電力「従量電灯A」の料金表(税込み)を、わかりやすいように並列しました。
大阪ガス「ベースプランA」・関西電力「従量電灯A」ともに、いずれの料金設定も「最低料金(基本料金)」+「電力量料金」という料金体系になっています。
- 「最低料金(基本料金)」・・・毎月決まって支払う固定料金
- 「電力量料金」・・・実際に使用した電力量(キロワットアワー/kWh)に応じてかかる料金
最低料金(基本料金) | ||
---|---|---|
関西電力 「従量電灯A」 |
大阪ガス 「ベースプランA」 |
|
最初の15kWhまで(固定料金) | 522.58 円 | 466.57 円 |
電力量料金(1kWhあたりの料金) | ||
関西電力 「従量電灯A」 |
大阪ガス 「ベースプランA」 |
|
15kWh超えて120kWhまで | 20.21 円 | 20.21 円 |
120kWh超えて300kWhまで | 25.61 円 | 25.20 円 |
300kWh超えて350kWhまで | 28.59 円 | |
350kWh超える | 28.01 円 |
*実際の電気料金には、全国一律料金の「再生可能エネルギー発電促進賦課金」と毎月変動する「燃料費調整額」が加算されます。
上記の料金表から、関西電力の「従量電灯A」と比較して、大阪ガスの「ベースプランA」の方が「最低料金(基本料金)」も含め、120kWhまでの「電力量料金」を除く全ての単価で関西電力よりも割安な料金に設定されていることがわかります。
そのため、毎月変動する「燃料費調整額」の加算前の電気料金(「最低料金(基本料金)」+「電力量料金」)においては、関西電力の「従量電灯A」から大阪ガスの「ベースプランA」に契約を切り替えると安くなる計算です。
大阪ガス「ベースプランA」VS 関西電力「従量電灯A」料金比較
上記で、大阪ガスの「ベースプランA」の方が「基本料金」も「電力量料金」もほぼ全ての単価で関西電力よりも安いことがわかりました。
それでは、大阪ガスの「ベースプランA」は、関西電力「従量電灯A」と比較すると、実際にどのくらい電気料金がお得になるのでしょうか?
先ほど見た大阪ガス「ベースプランA」VS 関西電力「従量電灯A」料金表を基に、一人暮らし・二人暮らし・ファミリー世帯(3~5人世帯)の世帯人数別に1ヵ月あたりの電気料金を比較してみました。
関西電力 「従量電灯A」 |
大阪ガス 「ベースプランA」 |
一年間の差額 | |
---|---|---|---|
一人暮らしの場合 30A・200kWh使用 |
4,530円 | 4,441円 | 大阪ガスの電気が 1,068円安い *燃料費調整額は含まないため要確認 |
二人暮らしの場合 40A・300kWh使用 |
7,101円 | 6,971円 | 大阪ガスの電気が 1,560円安い *燃料費調整額は含まないため要確認 |
ファミリー世帯の場合 50A・450kWh使用 |
11,406円 | 11,048円 | 大阪ガスの電気が 4,296円安い *燃料費調整額は含まないため要確認 |
*実際に請求される電気料金には、上記の他、毎月変動する「燃料費調整額」と「再生可能エネルギー発電促進賦課金」が加算されます。燃料価格高騰時は「燃料費調整額」に上限のある関西電力「従量電灯A」に比べ、上限のない電気料金プランの方が全体の電気代が高くなる可能性もあります。逆に、燃料価格下落時にはマイナス調整されて減額されます。ご契約前は必ず「燃料費調整額」の単価・動向をご確認ください。なお「再エネ賦課金」は全国一律料金です。
上記の結果から、一人暮らし、二人暮らし、ファミリー世帯の全ての世帯で、大阪ガスの「ベースプランA」の方が関西電力の「従量電灯A」より電気代が安くなることが明白です。
また、一人暮らしなど電気の消費量自体が少ない場合は節約額も少額である一方、ファミリー世帯のように電気使用量が多ければ多いほど両社の差額も大きくなるのがわかりますね。
- 大阪ガスVS関西電力:電気料金プランの比較「どっちが安い?」
- 【結論】大阪ガス「ベースプランA」VS 関西電力「従量電灯A」では、「最低料金(基本料金)」+「電力量料金」の電気代は、一人暮らしからファミリー世帯まで全ての世帯において【大阪ガスの電気】の方が安い。
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大阪ガスVS関西電力:都市ガス料金の比較
2016年の電力自由化に伴い、【大阪ガス】が関西電力エリアで電気の供給サービスを始めた一方で、【関西電力】は、2017年の都市ガス自由化を機に、大阪ガスエリアで【関電ガス】という名称で都市ガスの供給を開始しました。
大阪ガスエリアで提供している【関西電力】の都市ガス(関電ガス)の都市ガス料金プランは「なっトクプラン」の1種類です。しかし、2022年9月時点で、「なっトクプラン」の契約件数は既に160万件を突破しています。
ここでは、関西エリアで最も契約者の多い【大阪ガス】の都市ガスプラン「一般料金」と、大阪ガスの「一般料金」に相当する【関西電力(関電ガス)】のスタンダードな都市ガスプラン「なっトクプラン」とを比較してみます。
大阪ガス「一般料金」VS 関西電力「なっトクプラン」料金表
大阪ガス「一般料金」と関西電力(関電ガス)「なっトクプラン」の料金表(税込み)を、わかりやすいように並列しました。
大阪ガス「一般料金」・関西電力(関電ガス)「なっトクプラン」ともに、いずれの料金設定も「基本料金」+「従量料金」という料金体系になっています。
- 「基本料金」・・・毎月決まって支払う固定料金
- 「従量料金」・・・実際に使用したガス使用量(m³)に応じてかかる料金
基本料金 | ||
---|---|---|
大阪ガス 「一般料金」 |
関西電力(関電ガス) 「なっトクプラン」 |
|
0m³~20m³ | 759.00円 | 758.90円 |
20m³~50m³ | 1364.81円 | 1262.33円 |
50m³~100m³ | 1635.74円 | 1266.83円 |
100m³~200m³ | 2074.72円 | 1683.41円 |
200m³~350m³ | 3506.75円 | 3043.33円 |
350m³~500m³ | 3834.72円 | 3353.47円 |
500m³~1000m³ | 6981.94円 | 6357.69円 |
1000m³以上 | 7307.87円 | 6673.44円 |
従量料金(円/m³) | ||
ガス使用量 | 大阪ガス 「一般料金」 |
関西電力(関電ガス) 「なっトクプラン」 |
0m³~20m³ | 174.81円 | 158.77円 |
20m³~50m³ | 144.52円 | 133.66円 |
50m³~100m³ | 139.10円 | 133.53円 |
100m³~200m³ | 134.71円 | 129.34円 |
200m³~350m³ | 127.55円 | 122.52円 |
350m³~500m³ | 126.62円 | 121.61円 |
500m³~1000m³ | 120.32円 | 115.58円 |
1000m³以上 | 120.00円 | 115.27円 |
*都市ガスの「従量料金」単価は原料費調整制度を基に毎月調整されます。
上記の料金表から、大阪ガスの都市ガス「一般料金」と比較して、関西電力(関電ガス)の「なっトクプラン」の都市ガス料金は「基本料金」「従量料金」のすべての単価において大阪ガスよりも割安の設定になっています。
そのため、「原料費調整額」を除いた都市ガス料金(「基本料金」+「従量料金」)においては、大阪ガスの都市ガス「一般料金」から関西電力(関電ガス)の「なっトクプラン」に契約を切り替えると安くなる計算です。
大阪ガス「一般料金」VS 関西電力「なっトクプラン」料金比較
上記で、関西電力(関電ガス)の「なっトクプラン」の方が「基本料金」も「従量料金」も全て大阪ガスの都市ガス「一般料金」よりも安い料金設定であることがわかりました。
それでは、関西電力(関電ガス)の「なっトクプラン」は、大阪ガスの「一般料金」と比較すると、実際にどのくらいガス料金がお得になるのでしょうか?
先ほど見た大阪ガス「一般料金」VS 関西電力「なっトクプラン」料金表を基に、一人暮らし・二人暮らし・ファミリー世帯(3~5人世帯)の世帯人数別に1ヵ月あたりのガス料金を比較してみました。
大阪ガス 「一般料金」 |
関西電力(関電ガス) 「なっトクプラン」 |
一年間の差額 | |
---|---|---|---|
一人暮らしの場合 20㎥使用/月 |
4,255円 | 3,934円 | 関西電力(関電ガス)が 3,852円安い *原料費調整額は含まないため要確認 |
二人暮らしの場合 30㎥使用/月 |
5,700円 | 5,272円 | 関西電力(関電ガス)が 5,136円安い *原料費調整額は含まないため要確認 |
ファミリー世帯の場合 40㎥使用/月 |
7,145円 | 6,608円 | 関西電力(関電ガス)が 6,444円安い *原料費調整額は含まないため要確認 |
上記の計算は都市ガスの「基本料金」と「従量料金」の合計を基に算出。都市ガスの「従量料金」単価は原料費調整制度を基に毎月調整されます。燃料価格高騰時は「原料費調整額」に上限のある大阪ガス「一般料金」と比較して関西電力(関電ガス)のガス代の合計がお得にならない可能性もあります。逆に、燃料価格下落時にはマイナス調整され合計金額から安くなります。ご契約の前に必ず「原料費調整額」の単価と動向をご確認ください。
上記の比較結果から、一人暮らし、二人暮らし、ファミリー世帯、全ての世帯において、関西電力の「なっトクプラン」の方が大阪ガスの「一般料金」よりも安いことがわかりました。また、都市ガスの消費量が多ければ多いほど、節約できる金額も大きくなります。
- 大阪ガスVS関西電力:都市ガス料金プランの比較「どっちが安い?」
- 【結論】大阪ガス「一般料金」VS 関西電力(関電ガス)「なっトクプラン」では、「基本料金」+「従量料金」のガス代は、一人暮らしからファミリー世帯まで全ての世帯において【関西電力(関電ガス)】の方が安い。
大阪ガスVS関西電力:電気・ガスをまとめる「セット割」比較
上記で【大阪ガス】と【関西電力】の電気と都市ガスをそれぞれ単体で申し込んだ場合の料金を比較したところ、以下の結果となりました。
- 大阪ガスVS関西電力:料金比較「どっちが安い?」
- 【電気のみの契約】大阪ガス「ベースプランA」と 関西電力「従量電灯A」の比較結果、「最低料金(基本料金)」+「電力量料金」の電気代は【大阪ガスの電気】の方が安い。
- 【ガスのみの契約】大阪ガス「一般料金」と 関西電力(関電ガス)「なっトクプラン」の比較結果、「基本料金」+「従量料金」のガス代は、【関西電力(関電ガス)】の方が安い。
それでは、電気料金プランと都市ガス料金プランをまとめる「電気・ガスのセット」契約では、【大阪ガス】と【関西電力】のどちらが安いのでしょう?
【大阪ガス】も【関西電力】も、電気とガスの契約をまとめる方向けに、それぞれお得な「セット割」プランを提供しています。まずは、両社の「セット割」について、それぞれ特徴を見てみましょう。
大阪ガスVS関西電力「電気・ガスセット割」:特徴の比較
電気とガスをセットでまとめる契約者向けに、【大阪ガス】では、お得なガスセット割「GAS得プラン」を、【関西電力】では電気とガスがまとめて安くなるお得なセット割「なっトクパック」を提供しています。
以下に、それぞれの「電気・ガスセット割」プランの特徴を簡単にまとめました。
大阪ガスの「GAS得プラン」 | |
---|---|
電気料金 | 電気・ガスセット契約者限定の「ベースプランA」より更にお得な電気料金プラン「ベースプランA-G」を契約できる |
ガス料金 | 電気・ガスセット契約者は「一般料金」より約3%お得なガス料金プラン「まとめトク料金」を契約できる |
キャンペーン | 「節電応援キャンペーン2022冬」でスマイLINKボーナスがもらえる ※2022年10月13日~2022年12月31日に「マイ大阪ガス」の本会員登録、かつ、2022年12月1日~2023年3月31日に大阪ガスの電気で節電実施の方。 |
関西電力の「なっトクパック」 | |
電気料金 | 電気・ガスセット契約者限定の「従量電灯A」より更にお得な電気料金プラン「なっトクでんき」を契約できる |
ガス料金 | 電気・ガスセット契約者は「なっトクプラン」のガス代(基本料金+従量料金)から約3%割引 |
キャンペーン | 電気・ガスのセットプラン「なっトクパック」新規申し込みキャンペーンでJTBギフト券2,000円分が自動でもらえる ※2022年11月1日~2023年1月31日に新規申し込み、かつ、2023年3月31日(金)までに需給開始(需給開始から要1年以上契約)の方。 |
大阪ガスの電気・ガスセット割「GAS得プラン」と関西電力の電気・ガスセット割「なっトクプラン」の特徴を確認したところで、次に、それぞれの「セット割」プランの電気料金とガス料金の比較をしてみましょう。
大阪ガス「ベースプランA-G」VS関西電力「なっトクでんき」:セット割の電気料金比較
まず、大阪ガスのスタンダードな電気料金プラン「ベースプランA」よりもお得な、電気・ガスのセット契約者限定の「ベースプランA-G」と、関西電力の「従量電灯」よりもお得な、電気・ガスのセット契約者限定の「なっトクでんき」、この2つの「セット割」電気料金を比較します。
最低料金/基本料金 | |||
---|---|---|---|
関西電力 「なっトクでんき」 |
大阪ガス 「ベースプランA-G」 |
||
最初の15kWhまで(月額固定費) | 377.40円 | 466.57 円 | |
電力量料金(1kWhあたりの料金) | |||
関西電力 「なっトクでんき」 |
大阪ガス 「ベースプランA-G」 |
||
15kWh超えて120kWhまで | 20.31円 | 20.21 円 | |
120kWh超えて300kWhまで | 24.10円 | 24.80 円 | |
300kWh超えて350kWhまで | 27.80円 | ||
350kWh超える | 27.72 円 |
上記の料金表から、大阪ガス「ベースプランA-G」と関西電力「なっトクでんき」を比較すると、最低料金(基本料金)と一段階目(15kWh~120kWhまで)の電力量料金は同額であるものの、120kWhを超えると電力量料金はいずれも関西電力「なっトクでんき」の方が安いことがわかります。
このことから、電気とガスをまとめる「セット割」の電気料金プランにおいては、大阪ガス「ベースプランA-G」よりも関西電力「なっトクでんき」の方がお得と言えますね。
大阪ガス「まとめトク料金」VS関西電力「なっトクプラン」:セット割のガス料金比較
次に、大阪ガスの都市ガス料金プラン「一般料金」よりも約3%安くなる、電気・ガスセット契約者限定のお得なガス料金プラン「まとめトク料金」と、関西電力の「なっトクプラン」から3%割引が適用される、電気・ガスセット契約者限定の「なっトクでんき」、この2つの「セット割」ガス料金を比較します。
すでに、上記の大阪ガス「一般料金」VS 関西電力「なっトクプラン」料金表比較で、大阪ガスの「一般料金」と関電ガスの「なっトクプラン」では、「なっトクプラン」の方が「基本料金」「従量料金」の全ての単価で大阪ガスよりも安い料金設定であることがわかっています。
また、大阪ガス「まとめトク料金」は、大阪ガス「一般料金」よりも約3%安いものの、関西電力「なっトクプラン」も同様に、電気・ガスをまとめるセット割の適用でガス料金(基本料金+従量料金)から3%割引されます。
そのため、ここでは両プランの料金表比較ではなく、電気・ガスの「セット割」適用後の、大阪ガスの「まとめトク料金」と 関西電力「なっトクプラン」の実際のガス料金比較を行います。
大阪ガス「まとめトク料金」VS関西電力「なっトクプラン」:ガス料金比較表
以下で、大阪ガスの「一般料金」よりも約3.3%安い大阪ガスの「まとめトク料金」と、関西電力(関電ガス)の「なっトクプラン」から電気・ガスの「セット割」によって3%割引されたガス料金を基に、1ヵ月あたりのガス代を世帯人数別に比較してみました。
大阪ガス 「まとめトク料金」 |
関西電力(関電ガス) 「なっトクプラン」 |
|
---|---|---|
一人暮らしの場合 20㎥使用/月 |
4,114円 | 3,816円 298円安い/月 |
二人暮らしの場合 30㎥使用/月 |
5,511円 | 5,113円 398円安い/月 |
ファミリー世帯の場合 40㎥使用/月 |
6,908円 | 6,410円 498円安い/月 |
※ガスの「原料費調整額」を除いた試算。
上記のように、電気・ガスの「セット割」を考慮しても、大阪ガスのお得な「まとめトク料金」より関西電力の「なっトクプラン」の方が、一人暮らし~ファミリー世帯まで全ての世帯で安いことがわかります。
特別なガス機器をご利用中の方は、ご注意! 【大阪ガス】では、利用される特別なガス機器に応じてガス代が「一般料金」よりもお得になる以下の「GAS得プラン」を提供しています。
【関西電力(関電ガス)】のガス料金プランでは、特別なガス機器に対応した料金プランの提供はありません。そのため、現在、エネファームやガス温水床暖、ハウス空調等を利用されている方や、以下の「GAS得プラン」契約中の方は、関西電力(関電ガス)の「なっトクプラン」に切り替えると割高になる可能性があるため、注意が必要です。
※出典:大阪ガス「GAS得プラン」
大阪ガス「電気・ガスセット割」プランVS関西電力「なっトクプラン」料金比較
上記で、大阪ガス「電気・ガスセット割」プランと、関西電力「なっトクプラン」の電気料金と都市ガス料金の比較を行いました。
ここでは、その比較結果を基に、大阪ガス「電気・ガスセット割」プランと関西電力「なっトクプラン」の「電気料金」+「ガス料金」の合計金額をそれぞれ世帯人数別に詳しく比較してみます。
大阪ガスVS関西電力:電気・ガス「セット割」プラン料金比較
一人暮らしの場合
- 【電気・ガスセット料金の比較条件:一人暮らし】
- 電気:30A・200kWh使用/月
- ガス:20㎥使用/月
関西電力 「なっトクパック」 |
大阪ガス 「ベースプランA-G」+「まとめトク料金」 |
|
---|---|---|
電気料金 | 4,345円 | 4,409円 |
ガス料金 | 3,816円 | 4,114円 |
合計 | 8,161円 362円安い |
8,523円 |
年間の差額 | 関西電力「なっトクパック」にすると 4,344円の節約 |
二人暮らしの場合
- 【電気・ガスセット料金の比較条件:二人暮らし】
- 電気:40A・300kWh使用/月
- ガス:30㎥使用/月
関西電力 「なっトクパック」 |
大阪ガス 「ベースプランA-G」+「まとめトク料金」 |
|
---|---|---|
電気料金 | 6,755円 | 6,899円 |
ガス料金 | 5,113円 | 5,511円 |
合計 | 11,868円 542円安い |
12,410円 |
年間の差額 | 関西電力「なっトクパック」にすると 6,504円の節約 |
ファミリー世帯(3~5人暮らし)の場合
- 【電気・ガスセット料金の比較条件:ファミリー世帯】
- 電気:50A・450kWh使用/月
- ガス:40㎥使用/月
関西電力 「なっトクパック」 |
大阪ガス 「ベースプランA-G」+「まとめトク料金」 |
|
---|---|---|
電気料金 | 10,925円 | 10,927円 |
ガス料金 | 6,410円 | 6,908円 |
合計 | 17,335円 500円安い |
17,835円 |
年間の差額 | 関西電力「なっトクパック」にすると 6,000円の節約 |
上記の試算には、全国一律料金の「再生可能エネルギー発電促進賦課金」、毎月変動する電気の「燃料費調整額」および、ガスの「原料費調整額」は含まない。
上記の比較結果から、一人暮らし、二人暮らし、ファミリー世帯の全ての世帯で、大阪ガスの電気・ガスセットプラン(「ベースプランA-G」+「まとめトク料金」)よりも、関西電力の電気・ガスセットプラン「なっトクパック」の方が安いことがわかりました。
また、電気・ガスの使用量が多ければ多いほど双方の差額が大きくなり、年間で節約できる金額も大きくなります。
しかし、電気・ガスの使用量が少なく、月々の節約額がわずかな一人暮らしの方でも、年間にすると4,000円弱も料金に差が出てくるため、月々のわずかな差額もバカにはできません。
また、関西電力では現在、電気・ガスのセットプラン「なっトクパック」の新規お申し込みの方を対象に【JTBギフト券2,000円分が自動でもらえる】キャンペーンを行っています。
このキャンペーンは、2022年11月1日~2023年1月31日に新規申し込み、かつ、2023年3月31日(金)までに需給開始(需給開始から要1年以上契約)をした方が対象です。関西電力で電気とガスをまとめる予定の方や、関西電力への切り替えを検討中の方は、キャンペーン対象となれば「なっトクパック」の申し込みで自動的に【JTBギフト券2,000円分】がもらえるので、更にお得と言えますね。
- 大阪ガスVS関西電力:電気・ガスセット割の比較「どっちが安い?」
- 【結論】大阪ガス「ベースプランA-G」+「まとめトク料金」と 関西電力(関電ガス)「なっトクパック」の料金比較では、「基本料金」+「従量料金」の電気代+ガス代は、一人暮らしからファミリー世帯まで全ての世帯において【関西電力(関電ガス)】の方が安い。
【まとめ】大阪ガスVS関西電力:料金比較
ここまで、大阪ガスと関西電力の電気料金、都市ガス料金、電気・ガスセットをまとめる場合の「セット割」料金の3パターン別に、2社の料金の徹底比較を行いました。
以下が、それぞれの比較結果のまとめです。
- 電気料金のみの比較:大阪ガス「ベースプランA」VS 関西電力「従量電灯A」では、全ての世帯で【大阪ガスの電気】の方が安い
- 都市ガス料金のみの比較:大阪ガス「一般料金」VS 関西電力(関電ガス)「なっトクプラン」では、全ての世帯で【関西電力(関電ガス)】の方が安い。
- 電気・ガスのセットプランの比較:大阪ガス「ベースプランA-G」+「まとめトク料金」VS 関西電力「なっトクパック」では、全ての世帯で【関西電力(関電ガス)】の方が安い。
このように、大阪ガスと関西電力でどちらが安いのかは、契約する電気料金や都市ガス料金の種類、または組み合わせによっても異なります。
この記事では、大阪ガスと関西電力の料金プランの中で、最もスタンダードかつ契約者の多い一般的な料金プラン同士を比較しました。しかし、結果を見ておわかりのように「電気料金プラン」単体での契約か、「都市ガスプラン」単体での契約か、それとも電気・ガスをまとめる「セット契約」かでも、どちらの会社がお得かは変わってくるため、一概に「こっちがお得」とは言えません。
また、特別なガス機器を利用されている方は、お使いのガス機器に応じた料金プランを契約した方がお得な場合もあるなど、ご家庭の環境やライフスタイルによっても異なる場合があります。
そのため、大阪ガスと関西電力、それぞれの料金プランの内容もよくご検討のうえ、ご自分により最適な料金プランを選択しましょう。
最適な電気・ガス料金プランをお探しなら、セレクトラにご相談ください。お住まいのエリアで使える新電力・新ガス会社をご紹介します。 今すぐ電話する(03-4540-6670)
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【よくある質問】大阪ガスVS関西電力:どっちがお得?
以下に、【関西電力】の解約手続きに関するよくある質問をまとめました。
質問1:関西電力と大阪ガスを比較すると、電気料金はどっちがお得? |
---|
回答1
関西エリアで最も契約者の多い【関西電力】の電気料金プラン「従量電灯A」と、関西電力「従量電灯A」に相当する【大阪ガス】の最もスタンダードな電気料金プラン「ベースプランA」の電気料金(基本料金+電力量料金)を比較したところ、一人暮らし~ファミリー世帯まで全ての世帯において【大阪ガスの電気】の方が安い結果となりました。 |
質問2:関西電力と大阪ガスを比較すると、都市ガス料金はどっちがお得? |
回答2
関西エリアで最も契約者の多い【大阪ガス】の都市ガス料金プラン「一般料金」と、大阪ガス「一般料金」に相当する【関西電力(関電ガス)】の最もスタンダードなガス料金プラン「なっトクプラン」の電気料金(基本料金+従量料金)を比較したところ、一人暮らし~ファミリー世帯まで全ての世帯において【関西電力(関電ガス)】の方が安い結果となりました。 ※ただし、エネファームやガス温水床暖、ハウス空調等の特別なガス機器を利用されている方や、現在大阪ガスの「GAS得プラン」契約中の方は、その限りではありません。 |
質問3:関西電力と大阪ガスを比較すると、電気とガスをまとめる「セット割」プランはどっちがお得? |
回答3
【関西電力】と【大阪ガス】の電気と都市ガスの「セット割」プランで、それぞれ両社の最もお得な電気料金プラン+ガス料金プランの組み合わせを比較したところ、大阪ガス「ベースプランA-G」+「まとめトク料金」と関西電力「なっトクパック」では、一人暮らし~ファミリー世帯まで全ての世帯において【関西電力(関電ガス)】の「なっトクパック」方が安い結果となりました。 |
質問4:関西電力と大阪ガス、解約時に解約金(解約手数料・解約違約金)はある? |
回答4
【関西電力】で電気や都市ガスの解約を行う際、一般家庭向けの電気・ガス料金プランであれば、解約金(解約手数料・解約違約金)は一切かかりません。 【大阪ガス】の一般家庭向けの都市ガス料金プランでは、【関西電力】と同様に解約金(解約手数料・解約違約金)は一切かかりません。しかし、【大阪ガス】の電気料金プランの中には、契約期間内の解約において解約違約金が発生する料金プランもあります。 この記事でご紹介したスタンダードな電気料金プラン「ベースプランA」「ベースプランA-G」では、解約金(解約手数料・解約違約金)はかかりませんが、主にサブスクサービスが付帯している一部の料金プランでは、契約期間内に解約をした場合に解約金が発生することもあるため、【大阪ガス】から【関西電力】へ契約の切り替えをご検討中の方は、念のために事前に解約金の有無を確認しておきましょう。 |