6月発売のドコモガス、料金はお得?デメリットはない?

日本最大手の電気通信事業者であるNTTドコモは、2025年6月2日から都市ガス「ドコモガス」の販売を開始しました。現在は東京ガスエリアと大阪ガスエリアで供給されています。
ここでは、ドコモガスとは一体どういうプランなのか、メリット・デメリットを詳しく解説します。
ドコモガスとは

「ドコモガス」は、ケータイでおなじみのNTTドコモが2025年6月2日から販売を開始した都市ガスサービスです。
2025年6月現在、ドコモガスは関東の東京ガスエリア*、関西の大阪ガスエリアで都市ガスの供給を行っています。(供給エリアは今後も拡大予定とのこと)
*東京ガスエリア内の「東京地区等」「群馬地区」が対象
上記のエリアで都市ガス利用の住宅にお住まいであれば、ドコモのスマホプランや電力サービス「ドコモでんき」を利用していなくてもドコモガスを契約することができます。
ドコモガスの料金は大手ガス会社と同額
ドコモガスでは、東京ガス・大阪ガスが扱っているのと同じ内容・単価*のガス料金プランを販売しています。プラン一覧は以下のとおりです。
つまり、東京ガスや大阪ガスを利用中の方がドコモガスに切り替えても、ガス代は今までどおり*です。直接的な料金のメリットはありません。
*ただし、消費税算定で1円の誤差が生じる場合あり
東京ガスエリアのガス料金プラン |
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一般料金・暖らんぷらん・エネファームで発電エコぷらん・エコウィルで発電エコぷらん・湯ったりエコプラン |
大阪ガスエリアのガス料金プラン |
一般料金・まとめトク料金・あっためトク料金・スマート発電料金・ハウス空調料金・家事トク料金・もっと割料金・床暖料金・マイホーム発電料金 |
ドコモユーザーにお得なポイント還元サービス
ドコモガスは東京ガス・大阪ガスから切り替えても料金的なメリットはありません。一方で、ドコモが提供している他のサービスとまとめて契約をすることで、dポイントが還元されるという特典があります。
ドコモガスのdポイント還元率は最大1%です。dカード会員かつドコモでんきを契約していて、料金をdカードで支払う場合において、ガス料金の1%がdポイントとして還元されます。

さらにドコモの対象回線プラン*を利用中の方が、ドコモでんきとドコモガスをセット契約すると「ガスセット特典」として、電気料金のdポイント還元率がさらに2%アップします。
【ドコモの対象回線プラン】
5Gギガホ プレミア/ギガホ プレミア/はじめてスマホプラン/ahamo/5Gギガホ/5Gギガライト/5Gデータプラス/ギガホ2(Xi)/ギガライト2(Xi)/データプラス2(Xi)/ケータイプラン2(Xi)/キッズケータイプラン2(Xi)/キッズケータイプラン3/home 5G プラン/LTE上空利用プラン/U15はじめてスマホプラン/homeでんわ ライト/homeでんわ ベーシック/eximo/irumo/OCN モバイル ONE
*対象となる回線プランを見る 閉じる
ドコモのスマホ・電気・都市ガスをまとめて利用することで、ドコモでんきのdポイント最大還元率は東京ガスエリアで14%、大阪ガスエリアで22%となります。
サービス開始記念キャンペーン開催中
発売を記念して、2025年6月2日~8月31日までの間にドコモガスに申し込むと、dポイントを500ポイントプレゼントするキャンペーンを実施中です。

ドコモガスにデメリットはある?
👍メリット |
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👎デメリット |
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ドコモガスのデメリットは「ガス料金自体は安くない」ということです。
同じ供給エリアでは、東京ガスや大阪ガスよりもガス料金が安い都市ガス会社があるため、ガス料金を削減したいと思うのであれば、他社を検討することをおすすめします。
ドコモガスが向いているのはこんな人
ドコモガスが向いているのはこんな人 |
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ドコモガスがおすすめできるのは、生活にまつわるインフラをドコモのサービスでまとめたい人、dポイントを日頃から活用している人です。
ドコモでサービスをまとめることで、支払いがひとつにまとまって楽になる他、ドコモでんき・ドコモガスのdポイント還元率が上がります。
一方で、スマホ代・電気代・ガス代をとことん安く抑えたい!という方は、それぞれのサービスで安いプランを選んで契約する方が、節約できる額は大きくなります。
「便利さ」「安さ」のどちらが大切かを考えて、自分に合ったプランを選択しましょう。
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