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自宅勤務・家にいるとどのくらい光熱費は増える?

自宅勤務でかかる光熱費は?

自宅で仕事をすると、どうしても増えてしまう光熱費。これまで日中は会社で仕事をしていた方が自宅勤務を行った場合、どれくらい光熱費が増えるのでしょうか?自宅勤務で使用頻度が高まる家電を取り上げ、電気代・ガス代を計算しました。


自宅勤務で増える光熱費とは?

これまで会社で仕事をしていた方が自宅勤務になることによって、電気代やガス代が増えることは避けられません。

自宅勤務を行うことによって、次のような電化製品の使用頻度が高まると考えられます。

  1. パソコン
  2. 照明器具
  3. エアコン(暖房)

さらには、自宅にいる時間が増えることで、ガスを使う機会も増えることが予想されます。

  1. ガス給湯器
  2. ガスファンヒーター

では、電気やガスを使用するこれらの製品の使用頻度が高まることで、光熱費はどれくらい増えるのでしょうか?

この記事では、自宅勤務を行う環境として6畳~8畳(京間=約10.9~14.6㎡)のスペースを想定して光熱費を計算します。

計算する自宅勤務によって増える光熱費は、あくまでも目安です。特にエアコンやガスファンヒーターなどの暖房器具は、部屋の広さや外気温に大きな影響を受けます。光熱費は条件によって変わる可能性があることも覚えておきましょう。

CDエナジーダイレクト

自宅勤務で増える電気料金

まずは、自宅勤務でかかる電気代について考えてみましょう。

電化製品にかかる電気料金は以下の計算で求めることができます。

電気料金計算式電気料金 = 電化製品の消費電力(kW)× 使用した時間(h)× 1kWhあたりの電力量料金(円)

電気料金を計算するうえで重要になるのは、消費電力、使用時間、電力量料金の3つです。このうち分かりにくいのは、消費電力と電力量料金でしょう。これらが理解できれば、いろいろな電化製品にかかる電気料金が計算できるようになります。しっかり理解しておきましょう。

電化製品の消費電力とは?

消費電力は、電化製品を動かすためにどれくらいの電力を使用するのかを示すものです。

消費電力を表す単位には、通常「W(ワット)」が用いられます。W(電力)はV(電圧)とA(電流)を掛け算して求められる値です。

消費電力は、電化製品の本体や説明書などに「消費電力〇〇W」と記載があります。自宅で使用しているものがどれくらい電力を使用する製品なのか確認してみましょう。消費電力は家電製品によって異なります。IHクッキングヒーターや食器洗い機、アイロンなどは一般的に消費電力が大きく、インクジェットプリンターや空気清浄機などは消費電力が比較的小さい家電製品です。

また、同じ家電製品でもメーカーやモデルが異なれば、消費電力が違ってきます。新しい製品のほうが省エネ化が進んでいますので、消費電力も少なくなる場合が多いでしょう。

電気料金をもとめる場合には、消費電力W(ワット)をkW(キロワット)に直して計算しましょう。1kW=1000Wになります。

1kWhあたりの電力量料金とは?

まず、1kWh(キロワットアワー)とは、1kWの電力を1時間消費したときの電力量になります。

そして、電力量料金とは、使用した電力量に応じてかかる電気料金を指します。

つまり、1kWhあたりの電力量料金とは、1kWの電力を1時間消費したときにかかる電気料金を表しています。

この1kWhあたりの電力量料金は、契約している電力会社や電気料金プランによって異なるものです。これは、電気料金の節約にも関係する大切な点ですので、しっかり覚えておきましょう。なお、今回の電気料金の計算では、全国家庭電気製品公正取引協議会が定めた目安単価の「1kWh=27円」を使用します。

電化製品の電気料金計算方法

電気料金の計算において大切な消費電力と電力量料金を理解できました。では、実際の事例を挙げて電気料金を計算してみましょう。

  • 消費電力1000Wのヘアドライヤー
  • 使用時間3分
  • 1kWhあたりの電力量料金=27円

では、この条件で順を追って計算してみましょう。

  1. 消費電力をW(ワット)からkW(キロワット)に変換する
    ✔ 1000W=1kWh
  2. 使用時間を分から時間に変換する
    ✔ 3分=3÷60=0.05時間
  3. 計算式にあてはめる
    電化製品の消費電力(1kW)×使用した時間(0.05h)×1kWhあたりの電力量料金(27円)=1.35円

このような計算で、電気料金がもとめられます。では、自宅勤務で使用頻度が高まる電化製品についても、どれくらい電気料金がかかるのかをチェックしましょう。それぞれの電気料金は上記の方法によって計算した結果です。

  • 電気料金の計算モデル
  • 1日の勤務時間=8時間
  • 1か月の勤務時間=8時間×5日×4週

照明の電気料金

自宅で効率的に仕事をするにあたって、照明は欠かせません。自宅勤務する場所の日当たりなども異なりますので、今回は1時間、3時間、6時間、8時間と段階的に計算しました。

また、LEDと蛍光灯によっても電気代は変わってきますので、それぞれの差にも注目しましょう。電気料金を計算する照明器具は天井に取り付けるシーリングライトです。

  • LEDシーリングライト
  • パナソニック LEDシーリングライト HH-CE0823A(~8畳用)
  • 消費電力32W
LEDシーリングライトにかかる電気料金
  1日あたり 1か月あたり
1時間 0.864円 17.28円
3時間 2.592円 51.84円
6時間 5.184円 103.68円
8時間 6.912円 138.24円
  • 蛍光灯シーリングライト
  • パナソニック 蛍光灯シーリングライト HHLZ402(~8畳用)
  • 消費電力70W
蛍光灯シーリングライトにかかる電気料金
  1日あたり 1か月あたり
1時間 1.89円 37.8円
3時間 5.67円 113.4円
6時間 11.34円 226.8円
8時間 15.12円 302.4円

使用するモデルによっても異なりますが、同じ8畳サイズでもLEDと蛍光灯では2倍以上の消費電力の差があることが分かります。(LED:32W、蛍光灯:70W)

消費電力が2倍以上ということは、当然電気料金も2倍以上になります。LEDシーリングライトなら、自宅勤務中8時間ずっとつけっぱなしで1日当たり約7円、1か月当たり約140円かかります。また、蛍光灯では1日当たり約15円、1か月当たり約300円がかかります。

目安として自宅勤務で8時間照明を使用する場合には、1か月あたり約140円~300円電気料金が増えると考えられます。

パソコンの電気料金

自宅勤務をする場合には、ほとんどの方が就業中ずっとパソコンを使用することでしょう。

パソコンは新しい製品が毎年発売され、省エネ化も年ごとに進んでいます。ここでは、富士通製2019年発売のパソコンで電気料金を計算しています。

また、ノートパソコンとデスクトップパソコンのそれぞれの電気料金を計算していますので、自宅の状況に合わせて目安としてください。

  • ノートパソコン
  • 富士通 LIFEBOOK AH77/D3(2019年発売)
  • 消費電力:標準時:約17W~最大時:約97W
ノートパソコンにかかる電気料金
  1日あたり 1か月あたり
1時間 0.459~2.619円 9.18~52.38円
8時間 3.672~20.952円 73.44~419.04円
  • デスクトップパソコン
  • 富士通 ESPRIMO FH 70/D3(2019年発売)
  • 消費電力:標準時:約28W~最大時:約76W
デスクトップパソコンにかかる電気料金
  1日あたり 1か月あたり
1時間 0.756~2.052円 15.12~41.04円
8時間 6.048~16.416円 120.96~328.32円

ノートパソコンとデスクトップパソコンのそれぞれの電気料金を比較すると、標準時の消費電力はノートパソコンの方が小さく、最大時の消費電力はデスクトップパソコンの方が小さいことが分かります。

これは製品にもよりますが、いずれにしてもパソコンは1日8時間、1か月で20日間使用して最大約400円ほどの電気料金の増加ということが分かりました。

エアコンの電気料金

快適に仕事を行うためには、部屋を快適な温度に保つことも大切です。部屋をエアコンで暖房した場合にかかる電気料金を計算しました。

エアコンは自宅勤務を行う場合に使用頻度が高くなる電化製品の中でも、電気料金が高くなりがちです。自宅で使用している製品の消費電力を確認して、設定温度にも気を配りましょう。

  • エアコン(暖房)
  • パナソニック エオリア CS-259CF(暖房8畳用・2019年発売)
  • 暖房消費電力:630(125~1360)W

エアコン暖房の消費電力は630Wとなっていますが、125~1360Wと幅が設けられて表示されています。

これは、エアコン暖房を使用する環境によって消費電力も大きく変化するためです。たとえば、設定温度が同じ20℃であっても室温が5℃の部屋を暖めるのと、室温が15℃の部屋を暖めるのでは消費電力が変わってきます。

室温によってエアコンにかかる電気代は変わる 室温5℃ → 設定温度20℃ = 温度上昇15℃にかかる電気代
室温15℃ → 設定温度20℃ = 温度上昇5℃にかかる電気代

エアコンは使用環境によって消費電力が一定ではないため、消費電力は幅を持って表記されているわけです。一般的にエアコンは稼働時に最も電力を消費し、その後設定温度に達すると消費電力は少なくなります。

設定温度に達した場合でも、部屋の断熱性によってその後の消費電力は変わりますのでこの点も環境に左右されることを覚えておきましょう。

また、エアコンもパソコンと同じく、年ごとに新しい製品が発売され省エネ化が進んでいます。古いエアコンを使用している場合には、さらに多くの電力を消費し電気料金も高くなる場合がありますので、注意しましょう。

エアコンは使用する状況、使用中の製品によっても電気料金が大きく異なります。今回は対象モデルの標準消費電力である630Wを目安に、使用時間を1時間、3時間、6時間、8時間として計算しました。

エアコン(暖房)にかかる電気代
  1日あたり 1か月あたり
1時間 17.01円 340.2円
3時間 51.03円 1020.6円
6時間 102.06円 2041.2円
8時間 136.08円 2721.6円

エアコン暖房を1日8時間、1か月で20日間ずっと使用すると、約2700円ほど電気料金が増えることが分かりました。自宅勤務中にずっと暖房をつけっぱなしにすることはないかもしれませんが、仕事時間以外にも在宅中はエアコンで部屋を暖めることもありますので、1日8時間使用する場合の電気料金は参考になるでしょう。

朝や夕方など、自宅勤務中の冷え込む時間のみ2、3時間使用するだけなら、1か月で1000円~2000円程度の増加になることも覚えておきましょう。

Looopでんき

自宅勤務で増えるガス料金

自宅勤務することによって増える光熱費は、電気代だけではありません。自宅にいる時間が長くなることによって、ガスの使用機会も増えることが予想されます。

この記事では、都市ガスを使用している場合を想定してガス料金を計算します。自宅勤務で使用頻度が高まることが予想されるガス給湯器とガスファンヒーターのガス料金について考えてみました。

ガス給湯器のガス料金

自宅勤務する場合、お風呂に入ったりシャワーを浴びたりする回数には影響がないはずですが、それでも食器洗いや手洗いなどによるガス給湯器の使用回数が増えることが予想されます。

たとえば、自宅勤務の場合には、自宅勤務の場合には、自宅で食事をとる回数が増えるため、食器を洗うことも通常より多くなることでしょう。食器を手洗いした場合、もちろん人によって異なりますが6人分(約44点)の食器を洗うと、平均90リットルほどの水を使用するようです。これを1人分に換算すると、1回の食器洗いに約15リットルの水を使用することになります。

それに加えて、洗面所で手を洗う回数も増えることを考えると、自宅勤務をすることによって1人あたり20リットルほどお湯を使う量が増えると予想できます。

では、ガス給湯器にかかるガス代を計算してみましょう。ガス給湯器にかかるガス代は以下の計算式でもとめることができます。

ガス給湯器にかかるガス代給湯器のガス代=水量(リットル)×上昇させる温度(℃)÷【ガスの燃焼量(kcal)×給湯器の熱効率(%)】×1㎥あたりのガス料金

少し電気料金の計算よりも少し難しく感じますね。

ガス料金の計算で複雑なのは、ガス料金は1kcalではなく1㎥あたりの料金で計算される点です。1kcalとは熱量の単位で、水1リットルを1℃上昇させるのに必要なエネルギーです。一方、1㎥は体積を表す単位です。

ここでは、1㎥あたりのガスの燃焼量を10,750kcalとして計算してみましょう。これは、東京ガスの都市ガス(ガス種A13)の1㎥あたりの燃焼量です。

東京ガス(東京地区等)の一般料金の場合、1㎥あたりの料金単価は以下の通りです。ここでは1か月のガス使用量として20㎥を超え80㎥までを想定して、1㎥あたり130.46円として計算します。

 
1か月のガス使用量 1㎥あたりの料金単価 (基準単位料金)
0㎥~20㎥まで 145.31円
20㎥を超え80㎥まで 130.46円
80㎥を超え200㎥まで 128.26円
200㎥を超え500㎥まで 124.96円
500㎥を超え800㎥まで 116.16円
800㎥を超える場合 108.46円

水温は仮に15℃の水を35℃までガス給湯器で上昇させるとします。1㎥あたりのガス料金を130.46円と仮定して、20リットルのお湯を使うとすると、どれくらいの金額になるでしょうか? 

20【リットル】×(35-15)【℃】÷(10750【kcal】×0.8【熱効率80%】)×130.46【円】=6.06円(小数点第二位以下切り捨て)

※一般的なガス給湯器の熱効率は約80%、エコキュートの場合は約95%ほどです。

自宅勤務によって35℃のお湯の使用量が1人あたり20リットル増えるとすると、約6円ほどのガス代が増えることが分かりました。

ガスの燃焼量とは?ガス料金は1㎥あたりの料金で設定されていますので、ガスの体積1㎥に含まれるエネルギーを熱量kcalに変換しなければなりません。これがガスの燃焼量です。一般的な都市ガスでは、1㎥あたりの燃焼量は10,000~15,000kcalとされています。
都市ガスの正確な燃焼量を知りたい場合には、契約中の都市ガス会社へ問い合わせるのが良いでしょう。

自宅勤務で増えるガス給湯器のガス代(一人分20リットルとして計算)
  1日あたり 1か月あたり
一人分 6.06円 121.2円
夫婦 12.12円 242.4円

夫婦ともに自宅勤務になる場合や朝食・昼食の2食分の食器洗いが増えるなどの場合にはさらに給湯器の出番も増えることでしょう。これに加えてお子さんが休校の場合にはガス代はさらに高くなることが予想されます。

目安ではありますが、自宅勤務によって1か月で一人当たり約120円ほど増えると考えられます。

ガスファンヒーターのガス料金

ガスファンヒーターのガス料金については、電化製品の電気料金計算方法よりも少し複雑で、ガス消費量も電化製品より分かりにくい場合があります。

ガスファンヒーターについては、1時間あたりのガス代の目安などが記載されていますので、そちらを参考にするのが良いでしょう。

ガス機器のガス消費量とは?電化製品の消費電力の場合と同じく、ガス機器もそれぞれガス消費量が異なります。ガスの場合には、その消費量はkcalで表されます。1kcalとは熱量の単位で、水1リットルを1℃上昇させるのに必要なエネルギーを指します。
ガス料金を計算するために必要になるkcal/hは、そのガス機器を1時間使用した場合に消費される熱量を指します。つまり、2000kcal/hのガス機器なら1時間で2000kcalのエネルギーを消費するということを意味します。

  • ガスファンヒーター
  • 大阪ガス スタンダードモデル 140-5892型
  • 都市ガスの場合:7畳まで(木造戸建て)、9畳まで(コンクリート集合住宅)
ガスファンヒーターにかかるガス代
  1日あたり 1か月あたり
1時間 11円 220円
3時間 33円 660円
6時間 66円 1320円
8時間 88円 1760円

1時間当たりのガス代の目安である11円は、外気温度が5℃、室内温度が20℃で安定している場合の都市ガス利用時の金額です。

外気温度や設定温度によってもこの金額は変動しますので、あくまでも目安として考えましょう。

また、ガスファンヒーターは使用中に電気料金も発生します。対象モデルの場合暖房使用時には13Wの電気を使用するため、1時間当たり0.351円の電気料金もかかります。

総合して考えると、ガスファンヒーターは1日8時間の自宅勤務でつけっぱなしにした場合、約2000円ほどガス代が増える可能性があります。

自宅勤務で光熱費はどれくらい増える?

ここまでで、電気料金とガス料金のそれぞれについて考えてきました。

電気料金とガス料金を合わせた光熱費について、安い場合と高い場合に分けて表にまとめました。

自宅勤務で増える1か月の光熱費
電気料金 安い場合 高い場合
照明 51.84円
(LED3時間)
302.4円
(蛍光灯8時間)
パソコン
(標準時)
73.44円
(ノートパソコン8時間)
120.96円
(デスクトップパソコン8時間)
エアコン 1020.6円
(朝夕のみ3時間)
2721.6円
(8時間つけっぱなし)
ガス給湯器 121.2円
(一人分)
242.4円
(夫婦二人分)
ガスファンヒーター
(ガス代のみ)
660円
(朝夕のみ3時間)
1760円
(8時間つけっぱなし)
合計 906.48円
(暖房器具はガスファンヒーターを選択)
3387.36円
(暖房はエアコンを選択)

1日8時間、週5日で自宅勤務を行う場合、1か月で光熱費は約900円~3500円ほど増えることが分かりました。光熱費が安い場合と高い場合の金額に大きな差が生じましたが、電化製品の使用時間や使用モデルの差によってこの金額差が生まれました。

特に寒い時期に長時間暖房を使用して自宅勤務をする場合には、光熱費が大幅に上昇することも考えられますので、注意しましょう。

自宅勤務でも光熱費を節約するには?

条件によって増える金額は異なりますが、いずれにしても自宅勤務によって電気代やガス代などの光熱費は増えることになります。

電気・ガスの使用頻度を減らす等の工夫で光熱費を節約することもできますが、電気料金プラン・ガス料金プランを切り替えることも有効な方法のひとつです。

電気・ガスの契約を見直すことで、使用量が同じであっても光熱費を節約できる可能性があります。

電気料金の節約

まずは電気料金の計算方法について確認しておきましょう。電気料金は以下の計算式で求めることができます。

電気料金 = 基本料金 + 電力量料金 ± 燃料費調整額 +再生可能エネルギー発電促進賦課金

基本料金電気使用量に関係なく、毎月固定でかかる料金です。契約しているアンペア数によって段階的に設定されている場合がほとんどです。基本料金は電力会社、電気料金プランによって異なります。

電力量料金使用した電力量によって決まる料金です。自宅勤務によって使う電気が増える場合には、この電力量料金が大きく関係します。電力量料金は(電気使用量×1kWhあたりの料金単価)で計算されます。この1kWhあたりの料金単価は電力会社、電気料金プランによって異なります。

燃料費調整額発電のために用いられる燃料を安定的に調達するために用いられる料金です。同じ電力エリアでは大手電力会社も新電力も金額に変わりはありません。

再生可能エネルギー発電促進賦課金太陽光発電など再生可能エネルギー普及のために用いられる料金です。全国一律で設定されているため大手電力会社と新電力での違いはありません。

電気料金は主に基本料金と電力量料金によって構成されています。

そして、この基本料金と電力量料金は電力会社、電気料金プランによって異なることがポイントです。つまり、これらが安く設定されていれば、たとえ電気使用量が同じであっても電気料金を安くすることができるのです。

では、基本料金や電力量料金はどれくらい違うのでしょうか?

ここでは、関東地方の大手電力会社である東京電力と同エリアで選択可能な新電力の料金プランを比較してみましょう。

関東地方で選べる電力会社の基本料金比較
契約 アンペア 東京電力
(従量電灯B)
CDエナジーダイレクト
(ベーシックでんきB)
ENEOSでんき
(東京V)
Looopでんき
(おうちプラン)
10A 286.00円 267.66円 286.00円 0円
15A 429.00円 401.49円 429.00円
20A 572.00円 535.32円 572.00円
30A 858.00円 802.98円 858.00円
40A 1144.00円 1070.64円 1144.00円
50A 1430.00円 1338.30円 1430.00円
60A 1716.00円 1605.96円 1716.00円
関東地方で選べる電力会社の電力量料金比較(1kWhあたりの料金単価)
電力使用量 東京電力
(従量電灯B)
CDエナジーダイレクト
(ベーシックでんきB)
ENEOSでんき
(東京V)
Looopでんき
(おうちプラン)
-120kWh 19.88円 19.78円 19.88円 26.40円
120-300kWh 26.48円 25.47円 24.54円
300kWh以上 30.57円 26.38円 26.22円

同じ関東エリアでも電力会社によって基本料金、電力量料金がさまざまに設定されていることが分かります。

ENEOSでんきでは、基本料金は東京電力と同じですが、CDエナジーダイレクトではすべての段階で東京電力より安く、Looopでんきでは基本料金はゼロ円に設定されています。

また、電力量料金もCDエナジーダイレクトではすべての段階で東京電力よりも安く設定されていますので、電力会社を切り替えることで電気代が必ず節約できます。ENEOSでんきやLooopでんきについても電気使用量が大きい方は東京電力の場合よりも電気代を節約することができます。

ガス料金の節約

都市ガス料金についても計算方法を確認しましょう。毎月のガス料金は以下の計算式でもとめられます。

ガス料金 = 基本料金 + 従量料金(単位料金×ガス使用量)± 原料費調整額

基本料金ガスの使用量に関わりなく毎月発生するのが基本料金です。その月に使用したガスの総量によって基本料金は変わってきます。

従量料金その月のガス使用量に単位料金を掛けて計算されます。ガス使用量が多くなれば1㎥あたりの単位料金が段階的に下がっていきます。この1㎥あたりの単位料金は毎月変化します。これはガスの燃料費の増減が反映されるためです。原料費が安くなれば1㎥あたりの単位料金は下がりますが、その逆の場合もあります。

原料費調整額電気料金の燃料費調整額と基本的には同じです。ガスの安定供給のために原料調達にかかる費用の増減を調整するために用いられます。

ガス料金は基本的に基本料金と従量料金で構成されています。つまり、この両方が安く設定されていれば、毎月のガス代を節約できるわけです。

では、関東エリアで選択できるガス料金を比較してみましょう。

関東地方で選べるガス会社の基本料金比較
1ヶ月のガス使用量 東京ガス
(一般料金)
CDエナジーダイレクト
(ベーシックガス)
ENEOSでんき
(都市ガス標準プラン)
Looopでんき
(Looopガス)
0m³から20m³まで 759.00円 735.46円 728.64円 1000.00円
20m³から80m³まで 1056.00円 1022.38円 1013.76円
80m³から200m³まで 1232.00円 1193.39円 1182.72円
200m³から500m³まで 1892.00 円 1833.02円 1816.32円
500m³から800m³まで 6292.00円 6100.61円 6040.32円
800m³を超える場合 12452.00円 12065.05円 11953.92円
関東地方で選べるガス会社の従量料金比較(1㎥あたりの料金単価)
1ヶ月のガス使用量 東京ガス
(一般料金)
CDエナジーダイレクト
(ベーシックガス)
ENEOSでんき
(都市ガス標準プラン)
Looopでんき
(Looopガス)
0m³から20m³まで 145.31円 140.76円 139.49円 128.00円
20m³から80m³まで 130.46円 126.42円 125.23円
80m³から200m³まで 128.26円 124.28円 123.12円
200m³から500m³まで 124.96円 121.08円 119.95円
500m³から800m³まで 116.16円 112.54円 111.50円
800m³を超える場合 108.46円 105.09円 104.11円

CDエナジーダイレクト、ENEOSガスでは基本料金・従量料金ともに東京ガスよりも安く設定されていることが分かります。

この両方がどの段階でも安く設定されているということは、つまりガスの使用量がどれほどでもガス会社の切り替えで必ずガス代を節約できるということです。

Looopでんきでは、基本料金・従量料金が一律に設定されていますので、ガス使用量によってお得になるかどうかが変わってきます。

切り替えでこんなに節約:光熱費シミュレーション

では、電気とガスの両方を切り替えることで、光熱費をどれくらい節約できるのでしょうか?上記の関東地方で選べる電力・ガス会社の例を用いて比較してみましょう。

電気と都市ガスのセットプランとして、計算してみました。比較条件は以下の通りです。

  • 光熱費比較シミュレーション
  • 電気:契約アンペア数40A, 電気使用量300kWh(税込価格10%)
  • ガス:ガス使用量35㎥(税込価格10%)
  • セット割引も計算に含む(ENEOSクレジットカード支払割引は除く)
 
プラン   電気料金 ガス料金 セット割引 合計金額
東京電力
電気:スタンダードS
ガス:とくとくガスプラン
8292円 5453円 電気料金より税込102円割引 13643円
東京ガス
ガス:一般契約料金
電気:ずっとも電気1
公式サイト 8278円 5622円 電気料金の基本料金より275円割引 13625円
CDエナジーダイレクト
電気:ベーシックでんき
ガス:ベーシックガス
8028円 5447円 電気基本料金・電力量料金より0.5%割引 13435円
ENEOS
電気:ENEOSでんき
ガス:ENEOS都市ガス
7946円 5396円 ENEOSカード支払いの場合は100円割引 13342円
Looopでんき+ガス
電気:おうちプラン
ガス:Looopガス
7800円 5480円 電気の電力量料金が2%割引 13280円

関東エリアの大手電力会社である東京電力、大手ガス会社である東京ガスと最安値だったLooopでんきの光熱費を比べると1か月あたり345円~363円の差が生じました。これを年間にすると4140円~4356円の差額になります。

特に最安値だったLooopでんきの場合は電気の基本料金0円に加え、電力量料金が1kWhあたり26円(関東エリア:電気・ガスセット割適用時)のため、電気をたくさん使う方ほどより電気料金はお得になります。

自宅勤務によって電気やガスを使用する機会は増え、それに伴って光熱費は増えていきます。電気やガスの契約を見直すだけで光熱費がお得になるなら、一度検討してみる価値があるでしょう。

もちろん、関東エリア以外でもさまざまな電力会社・ガス会社がお得な料金プランを提供しています。料金シミュレーションでどれくらいお得になるか計算してみましょう。

新電力の例
Looopでんき
Looopでんき Looopでんき基本料金ゼロ円、従量料金一段階のシンプルなプランを提供。極端に電気使用量が少ない方以外大手電力会社の従量電灯プランと比べて電気料金が安くなる。電気使用量が多いほどお得度が大きくなる。
・供給エリア: 全国(沖縄除く)
ソフトバンクでんき
ソフトバンクでんき ソフトバンクでんきの「おうちでんき」は、インタ―ネットやモバイルプランとセットにすることで割引になる。通信費が1回線につき100円割引(最初の2年)になり、電気料金が大手電力の従量電灯プランと比べて1%安くなる。再生可能エネルギーを多く使った「自然でんき」も提供。
・供給エリア: 全国(北陸除く)
リミックスでんき
リミックスでんき リミックスでんきは大手電力会社の従量電灯プランより電気料金が5%オフになるプランを提供。電気の使用量が少ない人でも必ず安くなる。
・供給エリア: 全国(沖縄除く)
エルピオでんき
エルピオでんき プロパンガス会社のエルピオが提供するエルピオでんき大手電力会社の従量電灯プランと比べて割安な料金設定のプランを提供。プラン設定は地域ごとに異なるため要確認。プロパンガスとのセット割を提供している地域もある。
・供給エリア: 東北・関東・中部・関西・中国・四国・九州
あしたでんき
あしたでんき あしたでんきの「標準プラン」は基本料金ゼロ円、従量料金一段階のシンプルプランで、電気使用量が多いほど大手電力会社の従量電灯プランと比べて割安になる。700kWh以上使用の方にお得な「たっぷりプラン」も用意。
・供給エリア: 東北・関東・中部・関西・中国・四国・九州
エネワンでんき
eneone プロパンガス会社のサイサンが手掛けるエネワンでんき。大手電力会社の従量電灯プランと比べて割安な料金設定のプランを提供。プラン設定は地域ごとに異なるため要確認。プロパンガスとセットで月200円割引になる。
・供給エリア: 北海道・東北・関東・中部・四国・九州
HTBエナジー(HISのでんき)
HTBエナジー(HISのでんき) HTBエナジー(HISのでんき)は、使用量が少なくてもお得になりやすいプランが充実。大手電力会社の従量電灯プランより最大8%お得になる。
・供給エリア: 全国
楽天でんき
楽天でんき 楽天でんきは基本料金ゼロ円、従量料金一段階のシンプルプラン。大手電力会社の従量電灯プランと比べて電気使用量が多いほどお得度になりやすい。電気の使用で楽天ポイントが貯まる
・供給エリア: 全国
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