【都市ガス・プロパンガス】ガスの解約手続き徹底解説！引っ越し・切り替えそれぞれの場合で確認

更新日 2024/06/20

ガス（都市ガス・プロパンガス）の解約について、引っ越しと切り替えの2つのパターンからそれぞれ解説します。

都市ガスの解約

都市ガスの解約（使用停止）について、以下の2つの場合に分けてそれぞれ解説します。あてはまるパターンをお選びください。

引っ越しするので今の家で使っている都市ガスの解約が必要だ
今使っている都市ガスを解約して、他社の都市ガスに契約を切り替えたい

引っ越しで都市ガスを解約する

引っ越しに伴う都市ガスの解約（使用停止）を、以下のポイントに沿ってご紹介します。

タイミング
必要な情報
注意点

都市ガスの解約申し込みを行うタイミング

セレクトラでは、引っ越しに伴う都市ガスの解約申し込みについて、引っ越しの2週間～10日前に行うことをおすすめしています。

これより後でも都市ガス会社は解約申し込みを受け付けています。しかし、申し込みが引っ越しぎりぎりになってしまうと、手続きが間に合わずに希望日に解約ができない、というリスクが高まります。特に3～4月の引っ越しシーズンは申し込みが増えるため、手続きにかかる時間もいつもより長くなりがちです。

ですから、都市ガスの解約手続きは引っ越しが決まり次第すみやかに行いましょう。

手続きの方法は、ガス会社によりますが、電話とオンラインフォームで受け付けていることが一般的です。

都市ガスの解約に必要な情報

都市ガスの解約には、一般的に以下のような情報が必要です。

都市ガスの解約に必要な情報
・ガスの使用停止（閉栓）希望日時・ガス会社のお客様番号※ ・契約者氏名・ガスの使用を停止する場所・電話番号・メールアドレス・最終月の清算方法

※ガス会社のお客様番号は、ガスのご使用量のお知らせ（検針票）や、ガス会社の会員制Webページなどで確認が可能です。オンラインで手続きする際にこのお客様番号が必須となっているケースがよくあります。

都市ガスの解約に関する注意点

引っ越しで都市ガスを解約する際に確認しておくことは以下のとおりです。

閉栓作業の立ち会い

ガスの使用停止をする際は、ガス会社の作業員がガスメーターのある場所を訪問してガス栓を閉める「閉栓作業」をする必要があります。

基本的に閉栓作業への立ち会いは不要ですが、オートロックマンションなどで作業員がガスメーターのある場所に入れない場合などは立ち会いが求められます（代理人でもOK）。閉栓作業は10分ほどで完了します。

引っ越し月のガス料金の精算

引っ越しをする月、つまり都市ガスを解約する月のガス料金は、前回の検針日から解約日までのガス料金を日割りして計算されます。

引っ越しをする月のガス代の精算方法は、口座振替やクレジットカード払い、新居への振込用紙の送付、もしくは閉栓作業を行う際の現金精算などがあります。都市ガス会社によって利用可能な方法が異なりますから、解約申し込みをする際に確認しましょう。

当然ですが、閉栓作業時に現金で清算したい場合は立ち会いが必要になります。

引っ越し先の電気・ガスの申し込みなら

セレクトラのらくらく窓口は、新居で使える電気・ガス料金プランのご紹介から契約サポートまで無料で承っています。お気軽にお電話ください。

03-4540-6670

▶セレクトラらくらく窓口：ご利用ガイド

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切り替えで都市ガスを解約する

今のお住まいの都市ガス契約を他社に切り替える場合、契約中のガス会社に自分で解約を申し込む必要はありません。新しく契約するガス会社が、旧ガス会社との手続きを代理で行います。

したがって、都市ガスを切り替えたいと思ったら、自分の気に入ったガス会社・料金プランを探して、そこに契約申し込みをするだけでOKです。切り替えの申し込みには、契約中のガス会社の「お客様番号」が必要になります。検針票やガス会社のマイページなどで確認しましょう。

ガスが切り替わるタイミングは？ガスの切り替え日は指定することができません。ガス会社が切り替え手続きを完了させた日以降の最初の検針日から切り替わることが一般的です。

最適な都市ガス料金プランを見つけるには

2017年の都市ガス自由化以降、私たちは地域で供給している都市ガス会社の中から好きな料金プランを選んで契約できるようになりました。

消費者のニーズに合わせた多様なガス料金プランが販売されています。ガスの切り替えを検討中の方は、以下の記事を参考に、ご自身に合ったプランを探してみてはいかがでしょうか。

都市ガス会社の料金比較・おすすめプランを見る

プロパンガスの解約

プロパンガス（LPガス）の解約（使用停止）について、以下の2つの場合に分けてそれぞれ解説します。あてはまるパターンをお選びください。

引っ越しするので今の家で使っているプロパンガスの解約が必要だ
今使っているプロパンガスを解約して、他社のプロパンガスに契約を切り替えたい

プロパンガスの簡単比較新規契約でも販売店の変更でも、プロパンガス料金の比較なら一括見積もりサービスがおすすめ！オンライン／電話で、複数の販売店の見積もりを簡単に入手できます。サービスは無料、契約義務もありません。お気軽にご利用ください。
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・電話受付時間：毎日午前10-午後9時（年末年始を除く）

引っ越しでプロパンガスを解約する

引っ越しに伴うプロパンガスの解約（使用停止）を、以下のポイントに沿ってご紹介します。

タイミング
必要な情報
注意点

プロパンガスの解約申し込みを行うタイミング

多くのプロパンガス会社が、引っ越しに伴う解約手続きについて「引っ越しの1週間前までに申し込むこと」としています。

ただし、引っ越しシーズンである3～4月は申し込みが増えて手続きにかかる時間も長くなりがちです。申し込みがぎりぎりになってしまうと、希望の日時にガスの停止が行えないリスクも高まります。そのためセレクトラでは、引っ越しに伴うプロパンガスの解約申し込みについて、引っ越しの2週間～10日前に行うことをおすすめしています。

手続きの方法は、ガス会社によりますが、電話とオンラインフォームで受け付けていることが一般的です。

プロパンガスの解約に必要な情報

プロパンガスの解約には、一般的に以下のような情報が必要です。

プロパンガスの解約に必要な情報
・ガスの使用停止（閉栓）希望日時・ガス会社のお客様番号※ ・契約者氏名・ガスの使用を停止する場所・電話番号・メールアドレス・最終月の清算方法

※ガス会社のお客様番号は、ガスのご使用量のお知らせ（検針票）などで確認が可能です。オンラインで申し込む場合、これが必須になっている場合がよくあります。また、必須でなくてもお客様番号がわかると手続きがスムーズに進みやすくなります。

プロパンガスを解約する際の注意点

引っ越しで都市ガスを解約する際は、以下の点に注意しましょう。

閉栓作業

ガスの使用停止をする際は、ガス会社の作業員がガスメーターのある場所を訪問してガス栓を閉める「閉栓作業」をする必要があります。

引っ越し月のガス料金の精算

引っ越しをする月、つまりプロパンガスを解約する月のガス料金は、前回の検針日から解約日までのガス料金を日割りして計算されます。

引っ越しをする月のガス代の精算方法は、口座振替やクレジットカード払い、新居への振込用紙の送付、もしくは閉栓作業を行う際の現金精算などがあります。プロパンガス会社によって利用可能な方法が異なりますから、解約申し込みをする際に確認しましょう。

また、アパート等の賃貸住宅では、入居してプロパンガスの開栓をした時に、1万円程度の保証金をプロパンガス会社に支払っているケースがあります。この場合、解約手続きと同時に保証金も返金されます。

解約にまつわって発生し得る料金

プロパンガスを解約するにあたって、以下のような料金が発生する場合があります。特に、戸建ての持ち家でプロパンガスを契約している方にあてはまりやすいケースと言えます。

無償貸与契約と違約金

プロパンガス会社と無償貸与契約を結んでいる場合、最低契約期間を満了せずに解約すると、違約金が発生する可能性があります。

「無償貸与契約」とは、プロパンガスを使用開始する際に必要となるガス管やガス機器（給湯器など）の設置費用・購入費用をガス会社が負担する、というものです。ただし、「ガス会社が負担する」といっても契約者にとってこれらの費用がタダになるわけではなく、契約者は費用を毎月のガス代に少しずつ上乗せして支払って返金していく、というしくみになっています。

そのため、この初期費用の返金が終わる前（＝最低契約期間満了前）に解約すると、残額が違約金として請求される、というわけです。無償貸与契約の期間は一般的に10～15年です。

無償貸与契約を結んだかどうか忘れてしまっている方もいるかもしれません。契約者に記載がされていますので、解約申し込みをする前に確認しましょう。

撤去費用

プロパンガスを解約するにあたって、ガスボンベ・ガスメーターの撤去が行われる場合があり、それにともなって1～2万円の撤去費用が請求されることがあります。

契約書に「撤去費用は契約者の負担」という記載がある場合は契約者に支払い義務が生じます。ただし、基本的にガスボンベやガスメーターといった設備の所有権はガス会社にあるので、契約書に記載がない限りは支払い義務は生じません。

稀に、契約書にこの記載がないにも関わらず、撤去費用を請求するガス会社もあるようなのでご注意ください。契約書の内容をよく確認しましょう。

切り替えでプロパンガスを解約する

プロパンガスの切り替えに伴った解約を、以下のポイントに沿って解説します。

プロパンガスの契約は誰でも切り替えられる？
プロパンガスの切り替えに伴った解約手順
プロパンガスの解約に関する注意点

プロパンガスの契約は誰でも切り替えられる？

プロパンガス（LPガス）の契約は、誰でも自由に切り替えられるわけではありません。プロパンガスの契約を選べるのは、以下のように、建物を所有している方です。

プロパンガスを選べる人
持ち家戸建てに住んでいる
マンションやアパートを所有している

戸建てでも借家に住んでいる、アパート・マンションに入居している、という場合は、大家さんや管理会社がプロパンガスの契約を決定します。そのため、自分の意思だけでプロパンガスの契約を切り替えることはできません。切り替えたい場合は彼らの同意が必要となります。

プロパンガスの切り替えに伴った解約手順

プロパンガスの契約切り替えは、以下のようなステップで進めます。

見積もりサービス等を利用して切り替え先のプロパンガス会社を探す
自宅訪問で最終的な見積もりを出してもらう
契約内容を確認
契約を決定

新しい契約先が決まったら、契約書にサインをするタイミングで、今のガス会社への解約連絡も行います。自分でガス会社に連絡をすることもできますが、新しく契約するガス会社が代行してくれるケースが一般的です。旧ガス設備の撤去・新ガス設備の設置（同日に作業が必要）など、二社間で調整してもらえるので、契約者の手間が少なく済みます。

手続きを代行してもらいたい場合は、新しいガス会社から委任状がもらえますので、内容を確認したうえでサインし、進めてもらいましょう。