新居の電気契約を忘れていた！引っ越し当日に電気を使用開始できる？早く電気を開通する方法は？

「新居の電気の契約申し込みを引っ越し当日までしていなかった！」という場合、電気は使えるのか、また、早く電気を開通させるためにはどうするべきかを解説します。

新居の電気契約を忘れていた！当日電気は使える？

「荷造りでバタバタして、引っ越し当日の今日まで電気の使用開始申し込みを忘れていた！」この場合、入居当日から電気を使うことはできるのでしょうか？

事前に電気の契約手続きをしていない場合、基本的には新居に入ってすぐに電気を使うことはできません。ですが、契約手続きが早い時間に行えれば、その日のうちに電気が使えるようになる可能性もあります。

また、新居の電力メーターがまだスマートメーターに切り替わっていない（＝まだ従来型の機械式メーター、もしくは電子式メーターが設置されている）場合、手続きする前でも電気が使える可能性があります。

電力メーター：従来型メーターとスマートメーターとは？

電力会社の業務や設備投資の効率化を目的として、電力メーターを従来型メーターからスマートメーターに取り替える作業が全国で進められています。これは資源エネルギー庁のエネルギー基本計画の一環で、2024年度末までにすべての一般家庭（低圧電力部門）への導入完了が目指されています。

従来型メーター
スマートメーター

出典：関西電力送配電ホームページ「TOP > 技術力と効率化への取組み > スマートメーター」

従来型メーターでは、電気の使用量を測定するために、月に一度検針員が各契約者の世帯を訪問して電力メーターを目視で確認する必要があります。一方スマートメーターは、各契約者世帯の使用量を30分ごとに計測・記録することができ、電力会社は遠隔で検針をすることができます。

また、電気の使用開始・停止についても、従来型メーターでは作業員の訪問が必要なのに対し、スマートメーターでは遠隔で操作することができます。つまり、スマートメーターの住居の場合、電気の解約申し込みがあり次第、電力会社が電気の停止をするため、すでに電気が止められている可能性が高い、ということです。

メーターが従来型？ブレーカーを入れてみよう

新居の電力メーターが従来型のものであれば、電気が止められていない可能性が高いと言えます。分電盤を開き、ブレーカーのスイッチを入れればすぐに電気が付くでしょう。

分電盤のブレーカーを「入」にする方法 分電盤のブレーカーは、①アンペアブレーカー、②漏電遮断器 、③配線用遮断器の順番で「入」にすると電気がつきます。万が一、分電盤のブレーカーを「入」にして電気がつかない場合は、すぐに地域の大手電力会社に連絡しましょう。

ただし、電気が付いたからといって契約しなくて良いわけではありません。そのまま放っておけば催促の後に電気の供給が停止されます。すみやかに電気の契約申し込みを行いましょう。

電気を早急に使用開始する方法は？

電気の契約を忘れていたことに気づき次第、すぐに電力会社に電気の使用開始（契約）を申し込みましょう。手続きの時間が早ければ、その日のうちに電気を付けてもらえる可能性があります。

ただ、契約と言ってもどの電力会社に申し込めばいいのでしょうか？契約申し込みから手続き完了までが早いのは、地域ごとの大手電力会社です。今回のように急ぎの場合は、新居のあるエリアを管轄する大手電力会社に申し込みを行いましょう。当日申し込みの場合、インターネットではなく電話での申し込みとなります。

ただし、新電力でも当日に電気の契約申し込みを受け付けているところがあります。新電力は大手電力会社と比べてセット割やポイント還元といった特典が充実していることも多いため、条件に合うところがあれば、新電力に申し込みをするのも良いでしょう。

以下に、セレクトラのらくらく窓口にて引っ越し当日でも電気の即日開通の対応を行っている電力会社をまとめました。

引っ越し当日でも【即日開通】が可能な電力会社

新電力会社	プランの特徴
公式サイト	【関東】 CDエナジーダイレクト （おすすめ度：     ）  引っ越し当日16時までに電話での申し込みで当日開通OK！ 一部離島を除く東京電力エリアで契約可能 東京電力の従量電灯よりも単価が安く、電気料金がお得になりやすい「ベーシックでんき」 オール電化住宅向けのお得な「スマートでんき」も申し込み可能！ ▷料金プランの詳細はこちら  新居の電気を申し込む（03-4540-6647）
公式サイト	【沖縄除く全国】 楽々でんき  引っ越し当日15時までに電話・ネットでの申し込みで当日開通OK！ 沖縄と一部離島を除く全国で契約可能 オール電化住宅を対象としたプランはなし 電気・ガス・水道のトラブルに対応してくれる「駆け付けサービス」が無料でついてくる 契約事務手数料3,850円＝開通日の翌月末までの決済登録で無料に！ ※楽々でんきでできるのは引っ越しに伴う電気の申込のみ。同一住所における電気の切り替え手続きは不可。また、支払い方法はクレジットカード払いのみ ▷料金プランの詳細はこちら  新居の電気を申し込む（03-4577-6432）

引っ越し当日でも【即日開通】が可能な新電力

【関東】 CDエナジーダイレクト （おすすめ度：    ） ▷料金プランの詳細はこちら  引っ越し当日16時までに電話での申し込みで当日開通OK！ 一部離島を除く東京電力エリアで契約可能 東京電力の従量電灯よりも単価が安く、電気料金がお得になりやすい「ベーシックでんき」 オール電化住宅向けのお得な「スマートでんき」も申し込み可能！    03-4540-6647 新居の電気を申し込む  公式サイト

【沖縄除く全国】 楽々でんき ▷料金プランの詳細はこちら  引っ越し当日15時までに電話・ネットでの申し込みで当日開通OK！ 沖縄と一部離島を除く全国で契約可能 オール電化住宅を対象としたプランはなし 電気・ガス・水道のトラブルに対応してくれる「駆け付けサービス」が無料でついてくる 契約事務手数料3,850円＝開通日の翌月末までの決済登録で無料に！ ※楽々でんきでできるのは引っ越しに伴う電気の申込のみ。同一住所における電気の切り替え手続きは不可。また、支払い方法はクレジットカード払いのみ    03-4577-6432 新居の電気を申し込む  公式サイト

引っ越しに伴う電気の契約申し込みに必要な情報

引っ越しで電気の契約（使用開始）を申し込む際には、以下のような情報が求められます。

• 電気の使用開始に必要な情報
• 電気の使用開始日時
• 契約者氏名
• 電気を使用開始する住所
• 電話番号
• 電気料金の支払い方法

引っ越し先の電気・ガスの申し込みなら

セレクトラのらくらく窓口は、新居で使える電気・ガス料金プランのご紹介から契約サポートまで無料で承っています。お気軽にお電話ください。

03-4540-6670

▶セレクトラらくらく窓口：ご利用ガイド

引っ越し先の電気・ガスの申し込みなら

セレクトラのらくらく窓口は、新居で使える電気・ガス料金プランのご紹介から契約サポートまで無料で承っています。
只今らくらく窓口は営業時間外です。営業時間内にお電話いただくか、折返し電話サービスをご利用ください。

折返し電話サービスを予約

引っ越し前のお住まいの電気の解約手続きも忘れずに

ここまでで、新居の電気の契約（使用開始）について説明してきました。ところで、引っ越し前のお住まいで使っていた電気は引っ越し前に解約手続きを済ませましたか？

もし手続きがお済みでない場合は、すみやかに電力会社に連絡して解約申し込みをしてください。なぜなら、電気の解約において、基本的に解約日をさかのぼることはできません。つまり、手続きをするのが遅れれば遅れるほど、余計な電気代が発生（※）してしまいます。

※電気代は日割りで計算される 電気を月の途中で解約する場合、電気代は前回の検針日から利用停止日までが日割りで計算されます。つまり、毎月固定で支払っていた基本料金も日割りになりますから、たとえ電気を使っていないとしても、手続きが遅れれば遅れるほど支払う金額が増えて損になってしまいます。ですので、解約忘れは気づいた時点で速やかに電力会社に連絡することが重要です。

電気の解約手続きの流れ

電気の解約は、通常であればオンラインもしくは電話で受付をしています。しかし、退去後に解約の手続きをする場合は電話での手続きとなるケースが多いようです。詳しくは以前の住居で契約していた電力会社のホームページ等で確認し、その指示に従ってください。

解約手続きにおいて、「お客様番号」があると手続きがスムーズに行えますので、事前に検針票を見て確認しておくとよいでしょう。なお、書類などを求められることは特にありません。一般的なケースであれば、オンラインフォームへの記入、もしくは電話一本で手続きが完了します。

上でも触れたとおり、解約月の電気料金は、前回の検針日から利用停止日までを日割りして精算されます。精算は、口座振替やカード払いのほか、新居に請求書を送ってもらうなどの方法から選べます。