関西と東京は電気料金の仕組みが違う
日本の電気料金仕組みは全国で同じではなく、関西の「最低料金制」と関東の「アンペア契約」が大きく異なります。
関西:最低料金制(アンペアをほぼ意識することがないエリア)
関西電力エリアでは契約アンペアの概念をほぼ意識せず、一定量までの電気を使う前提の「最低料金」が設定されており、ブレーカー容量を細かく気にする機会が少ないのが特徴です。
- 最低料金制のエリア:関西電力、中国電力、四国電力、沖縄電力
関東:アンペア契約が基本
東京電力エリアでは契約アンペアによって基本料金が決まり、20Aなら基本料金は安いがブレーカー落ちやすく、40Aなら安定するが基本料金が高くなります。
- アンペア制のエリア:東京電力、東北電力、北海道電力、中部電力、北陸電力、九州電力
東京のアンペア契約を知らないと起きる失敗
アンペアとは同時に使える電気の量の上限のこと。水道に例えるなら蛇口の太さのようなもので、契約したアンペア以上の電気を同時に使うと、ブレーカーが自動で落ちる仕組みになっています。
ドライヤー(1200W)、電子レンジ(1000W)、ケトル(1200W)を同時使用すると3400Wになり、30A契約(約3000W目安)の上限を超えるためブレーカーが落ちます。
関西から来た人が「電子レンジを使った瞬間に部屋が真っ暗」や「冬にエアコン+IHで停電状態」を経験するのはアンペアが生活に合っていないためです。
一人暮らしなら何アンペアが正解?
20Aは節約重視で同時使用が少ない人向け、30Aは一人暮らしの標準、40Aは在宅時間が長く家電が多い人向けです。迷ったら30Aスタートが無難で、足りなければ後から変更できます。
基本料金0円プランは本当に得?落とし穴
「基本料金0円」の新電力は電力量単価が高めで、在宅時間が長い人には割高になることがあります。短期居住でほぼ家にいない人には向いていますが、在宅が多い人は慎重に選ぶべきです。
初めての東京の電気契約|迷ったらこの3択
安さ重視ならオクトパスエナジー等の新電力、バランス重視ならCDエナジー等の実績ある新電力、よく分からないなら東京電力を選ぶのが現実的です。電気契約は後から変更でき、最初は完璧を目指さなくて大丈夫ですが、アンペアだけは最初に考慮すると上京後の生活が快適になります。