関西から上京して初めて知った…東京の電気は“アンペア契約”だった話
引っ越しシーズンになると、関西から東京へ進学・就職する人も多いでしょう。
この季節になると、昔、関西から上京してきたクラスメイトが、こう言っていたのを思い出します。
「アンペアってなんやねん…最初分からなくて焦ったわ。」
関西ではあまり意識しないこの「アンペア契約」。実は東京では電気代にも関係する、よく理解しておきたい仕組みです。
知らないまま契約すると、ブレーカーが頻繁に落ちたり、無駄な基本料金を払い続けたりすることもあります。
この記事では、関西から東京へ引っ越す人向けに、電気契約の違いと失敗しない選び方を分かりやすく解説します。
関西と東京は電気料金の仕組みが違う
実は、日本の電気料金の仕組みは全国で同じではありません。
特に大きく違うのが、関西の「最低料金制」と、関東の「アンペア契約」です。
関西:最低料金制(アンペアをほぼ意識することがないエリア)
関西電力エリアでは、契約アンペアという概念を意識することはほぼありません。アンペアといっても、せいぜい理科の実験で使う程度でしょう。
関西電力エリアでは、一定量までの電気を使う前提の「最低料金」が設定されており、ブレーカー容量を細かく気にする機会が少ないのが特徴です。
そのため、関西出身者は電気契約=会社を選ぶだけという感覚の人が多いでしょう。
最低料金制のエリア(大手電力)
関西以外にも以下のエリアで最低料金制が採用されています。このエリアに住んでいる人はアンペア性を意識することはないでしょう。
- 関西電力
- 中国電力
- 四国電力
- 沖縄電力
関東:アンペア契約が基本
一方、東京電力エリアでは契約アンペアによって基本料金が決まります。
例えば、同じ使用量でも
- 20A → 基本料金安いがブレーカー落ちやすい
- 40A → 安定するが基本料金が高い
という違いが出ます。
つまり東京では、「どの会社にするか」だけでなく「何アンペアにするか」も重要なのです。
アンペア制のエリア(大手電力)
東京電力エリアに限らず、以下のエリアではアンペア制が採用されています。
- 東京電力
- 東北電力
- 北海道電力
- 中部電力
- 北陸電力
- 九州電力
同じ日本でも、「料金構成の仕組み」が異なります。ですから、上京する人が戸惑うのは自然なことです。
東京のアンペア契約を知らないと起きる失敗
ところで、この東京・関東で利用されているアンペア制とはどういうものなのでしょうか?
アンペアとは、同時に使える電気の量の上限のこと。
水道に例えるなら、アンペアは蛇口の太さのようなものです。
- アンペアが低い → 細い蛇口 → 同時に使うと足りない
- アンペアが高い → 太い蛇口 → 同時使用しても余裕
つまり東京では、契約したアンペア以上の電気を同時に使うと、安全装置としてブレーカーが自動で落ちる仕組みになっています。
なぜブレーカーは落ちるのか
家電にはそれぞれ消費電力があります。
例えば代表的な家電を並べると…
| 家電 | 消費電力目安 |
|---|---|
| ドライヤー | 1200W |
| 電子レンジ | 1000W |
| 電気ケトル | 1200W |
| エアコン | 500〜1200W |
仮に30A契約の場合、使える電気量の目安は約3000W前後です。
ここで同時に
- ドライヤー(1200W)
- 電子レンジ(1000W)
- ケトル(1200W)
を使うと、合計3400Wになり、契約上限を超えます。
このとき、主幹ブレーカーが自動で電気を止める仕組みとなっており、真っ暗になってしまいます。
関連記事: アンペア(A)とは?電気の契約にどう関係する?
アンペアを知らないと起きる典型的な失敗
関西から来た人が最初に戸惑うのがここです。
- 電子レンジを使った瞬間に部屋が真っ暗
- 冬にエアコン+IHで停電状態
- 「東京の電気どうなってるの?」と動揺する
実際には電気が弱いわけではなく、契約アンペアが生活に合っていないだけのケースがほとんどです。
逆に、怖いからといって最初から50A・60Aにすると、今度は毎月の基本料金が無駄に高くなることもあります。
東京では、電力会社選びと同じくらい、アンペア設定が電気代と生活快適度を左右するのです。
一人暮らしなら何アンペアが正解?
目安は生活スタイルによって変わります。
| アンペア | 向いている人 |
|---|---|
| 20A | 節約重視・同時使用少ない |
| 30A | 一人暮らしの標準 |
| 40A | 在宅時間長い・家電多め |
一人暮らしで迷ったら30Aスタートが無難です。
足りなければ後から変更できます。
基本料金0円プランは本当に得?落とし穴
最近は「基本料金0円」の新電力も増えています。
一見お得に見えますが、注意点があります。
- 電力量単価が高め
- 在宅時間が長いと割高
- 冬・夏の電気代が跳ねやすい
短期居住・ほぼ家にいない人には向いていますが、在宅が多い人は慎重に選びましょう。
関連記事: ヤバいかも?【プロが警告】「基本料金0円」「ポイント還元」に要注意|条件を知らないと損する新電力3社
初めての東京の電気契約|迷ったらこの3択
東京での電気契約に迷った場合は、次の考え方がシンプルです。
安さ重視なら新電力
料金単価が安めの会社を選ぶと、長期的には節約になります。
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よく分からないなら東京電力でもとりあえずOK
まずは大手で契約し、生活が落ち着いてから乗り換えるのも現実的な選択です。
電気契約は後から変更できます。
最初は完璧を目指さなくて大丈夫。
ただし、アンペアだけは最初にしっかり考えておくと、上京後の生活がぐっと快適になります。
![]() | この記事の執筆者:エネルギー・家計ジャーナリスト Rei N. |
