やみくもな節電にさよなら!なぜ冬の電気代は高い?原因を知ればムダな節電は不要だった
「夏よりエアコン使ってないと思うんだけど・・・なぜか冬の電気代は高い」 そう感じたことはありませんか?
実は、冬の電気代が高くなるのには明確な理由があります。原因を知らずに節電すると、我慢ばかりで効果は出ません。
この記事では、冬の電気代が高くなる仕組みを5つの理由から整理し、効率よく対策するための考え方を分かりやすく解説します。
![]() | この記事の執筆者:エネルギー・家計ジャーナリスト Rei N. |
冬の電気代はなぜ高い?押さえておきたい5つの理由
5つの理由を紹介します。理由が分かれば、"賢く・スマート"な節電ができるはずです。
温度差が大きいから!冬のエアコンは夏より多くの電力を消費する
同じエアコンを使用するのでも、夏は外気35℃を25℃まで冷やせば快適に過ごせるのに対して、冬は外気0℃の空気を20℃以上に温める必要があります。
この温度差の大きさが、エアコンの消費電力量を押し上げる原因です。
そのため冬のエアコン暖房による消費電力量のほうが夏のエアコン冷房よりも何倍も多く、電気代が高くなるのです。
日照時間が短く、照明を使う時間が長くなる
冬は一年で一番日の出が遅く、日の入りが早い季節ですね。そのため、電気をつけている時間も当然長くなり、電気代も高くなるというわけです。
例えば、冬の方が夏よりも1日3時間ほど照明をつけている時間が長いとすれば、1カ月で90時間余分に照明を付けているということになるでしょう。
1灯あたりの電気代は小さくても、家族それぞれが別の部屋で過ごすと、その積み重ねが電気代に影響します。
特に蛍光灯や白熱灯を使っている家庭では、LED照明より消費電力が大きく、差が出やすくなります。
在宅時間が増え、家電の稼働時間が伸びる
冬は寒さの影響で外出を控え、自宅で過ごす時間が長くなりがちです。
在宅時間が増えると、暖房や照明だけでなく、テレビや調理家電などの使用時間も自然と長くなります。ひとつひとつは小さな増加でも、生活全体で見ると電気使用量は確実に増えていきます。
【盲点】冬の水の冷たさ!『給湯』の電力消費に注意
冬はシャワーやお風呂、洗い物などでお湯を使う機会が増えます。また、水道水の温度自体が低いため、同じ量のお湯を作るにも、より多くのエネルギーが必要になります。
特にオール電化住宅やエコキュート、電気温水器を使用している家庭では、給湯にかかる電力量が冬の電気代を大きく左右します。
加湿器や電気毛布など「冬家電」が増える
冬になると、加湿器、電気毛布、ホットカーペット、こたつなど、季節限定の家電が増えます。
1台あたりの消費電力は小さく見えても、暖房と併用し、長時間使うことで電気代は確実に上乗せされます。特にスチーム式加湿器は消費電力が高く、注意が必要です。
冬の電気代を抑えるために意識したいポイント
上記のポイントを踏まえ、無駄な節電から効率の良い節電を心がけましょう。
エアコンは「設定温度」より「使い方」を工夫する
暖房の設定温度を極端に下げるよりも、風向きの調整やサーキュレーターの併用で効率を高める方が効果的です。空気を循環させることで、体感温度を下げずに電力消費を抑えられます。
風向きは下方向にして足元を温めるのが効果的です。
厚着や防寒アイテムで体感温度を上げる
首・足首・腰回りを温めると、設定温度を下げても快適に過ごしやすくなります。電気を使わない対策を組み合わせることが、無理のない節電につながります。
首・手首・足首の中でも、特に足首は重要です。 レッグウォーマーの利用で、体感温度が大幅にあがります。
電気料金プランの見直しも有効
節電には限界があります。生活スタイルに合わない電気料金プランを使っている場合、使い方を変えなくても電気代が下がることがあります。特に冬は電力使用量が増えるため、料金プランや契約内容の見直し効果が出やすい時期です。
世帯人数に関わらず誰でも電気料金が安くなるオクトパスエナジーのようなプランなら、節約を実感しやすいでしょう。
まとめ|冬の電気代は「原因を知る」ことで下げられる
冬の電気代が高くなるのは、暖房だけが原因ではありません。照明時間の増加、在宅時間の長さ、給湯の電力消費、冬家電の追加など、生活全体の電力使用が重なった結果です。
やみくもに電気を我慢するのではなく、「どこで電気を多く使っているのか」を理解することが、効率的な節電への近道です。
原因を押さえたうえで対策を取れば、寒さを我慢せずに冬の電気代を抑えることは十分に可能です。
