やばい!父親が「ドコモでんき Green」で損していた話 | あなたもドコモでんきで損してない?
今日は、私の友人との何気ない話で気づいた「電気代の罠」についてお話しします。最近は「ポイント還元」という言葉に踊らされて、かえって損をしているケースが本当に多いんです。
得はしないまでも、損をしているのはちょっと放っておけないですよね。
特に、2026年2月からは、公共料金の支払いに対するdポイントの還元率が改悪(※)されます。これを機にドコモでんきへの切り替えキャンペーンの強化が予想されます。皆さんが損をしないように解説します。
※dカードの支払いで通常たまるポイントの還元率が、利用額100円(税込)につき1ポイントから、利用額200円(税込)につき1ポイントに変更になります。
読者の皆さんも、ご自身やご家族の契約内容を思い浮かべながら読んでみてください。
「やばい、親父がやらかしてた…」友人からの相談
エネルギー業界の端くれにいる私が、先日、ある友人と雑談していた時の話です。話題は天気や雪の話から、光熱費の話に移りました。そこで彼が急に思い出したように、「実家に帰省して電気の明細を見たら、親父が『ドコモでんき Green』を契約してたんだ。でも、持ってるのは普通のdカードなんだよ。これって損しているよね?」と切り出しました。
結論から言うと、その状態はまさに「 ドコモでんきで損をする典型パターン」でした。私は友人に、なぜお父さんが損をしているのか、その仕組みを詳しく解説しました。
ただのdカードなら「ドコモでんき Green」は選ぶべからず
「ドコモでんき Green」は、再生可能エネルギーを活用する地球に優しいプランですが、最大の特徴は「基本料金が地域の電力会社より500円高く設定されている」という点です。この 上乗せ分を、dポイントの還元で取り戻すのがこのプランの勝ち筋です。
しかし、ここには大きな落とし穴があります。ポイント還元率が「dカード GOLD」なら6%、「dカード PLATINUM」なら12%(※2026年1月時点)と高いのですが、普通のdカードだとたったの2%しかありません。
月15,000円程度の電気代では、還元されるポイントよりも上乗せされる500円の方が高くなってしまい、結果として「環境には優しいが、家計には厳しい」状態になってしまうのです。
関連記事: ドコモでんきVS東京電力:電気料金を徹底比較💡dポイント還元で安くなる損益分岐点も徹底検証!
救済措置!「ドコモでんき Basic」なら損はしない
「やっぱりな~!」と残念そうな友人に対して、私はすぐに、プランを「ドコモでんき Basic」へ切り替えるよう提案しました。
お父さんは悪くありません!確かに、このドコモでんきのポイントの仕組みは難解です。以下に解説を加えつつ、その後どうなったのかをご紹介します。
Basicなら基本料金の上乗せが「ゼロ」
「ドコモでんき Basic」であれば、基本料金は地域の電力会社(東京電力や関西電力など)と同等です。ポイント還元率は0.5%と控えめになりますが、Greenのように「契約しているだけで毎月500円マイナスになる」というリスクはありません。
友人はその後、父親と一緒にスマホを操作し、「ドコモでんき Basic」への変更手続きを済ませたそうです。これだけで、月500円の固定費を浮かせることができました。
本音を言えば「もっと安いプラン」はあるけれど…ドコモでんき Basicをすすめた理由
プロ目線で見ると、電気料金単価が大手よりも大幅に安いオクトパスエナジーなど、 ドコモでんきよりもお得な新電力は他にも多数あります。
しかし、私はあえて他の電力会社への乗り換えは勧めませんでした。親世代にとって、長年親しんでいる「ドコモ」というブランドの安心感は高く、全く知らない会社に乗り換えるのは心理的ハードルも高いと想像したからです。
「損をしない状態」にまで戻せたのであれば、それが最善の着地点だと言えるでしょう。
特に友人のお父さんは、生粋のドコモユーザーで、ドコモ経済圏に居たい方のようだったので、そのようにアドバイスしました。
dカードユーザーがドコモでんきを申し込む時の鉄則
今回のケースのように、良かれと思って選んだプランで損をしないために、dカードユーザーが注意すべきポイントは明確です。
自分のカードの種類を必ず確認すること
dカードホルダーでドコモでんきを利用している方は、自分がどの種類のカードなのかをよく確認してください。
- dカード PLATINUM会員: Greenプランで大量のポイント還元を狙うのが正解。
- dカード GOLD会員: 電気の使用量が少ないとメリットが小さい。単純に安い電気プランへの切り替えがお得な場合も。
- 普通のdカード会員・カードなし: 迷わずBasicプランを選択。Greenは避けるのが無難。
「ポイント還元」という言葉は魅力的ですが、その裏にある基本料金の設定を無視してはいけません。もし皆さんのご家族がドコモユーザーなら、一度「どのプランで、どのカードを使っているか」を確認してあげてください。それだけで、無駄な出費を未然に防げるかもしれません。
dカードのすべてが悪ではない、賢く使えばお得
dカードのすべてが悪ではありません。カードの種類に合わせてプランを賢く選べば、しっかりお得になります。
ただし、実質的にどれだけ得をしているのかを確認するには、一定の知識が必要です。
ポイントだけを見ていると、実際に支払った額を忘れて、ついつい得した気分になってしまいがちです。この「実質的な収支」を定期的にチェックできるかが、節約のポイントです。
関連記事: dカードGOLDで損する人とは?|騙された!よくある10%還元の誤解・年会費を実質無料にして得する人になる方法も
あなたの家の契約は大丈夫ですか?
もし今のプランが最適かどうか不安な場合は、シミュレーションしてみることをおすすめします。
「よく分からない!」という方は、具体的なケースをX(旧Twitter)でつぶやいていただければ、記事内で可能な限り解説します。ハッシュタグ「#セレクトラ」と記入するのをお忘れなく。
参考ニュース・資料
![]() | この記事の執筆者:エネルギー・家計ジャーナリスト Rei N. |
