まだ料金を払ってる?誰も住んでいない「実家の電気代」をタダ同然にする方法
「実家をどうするか、まだ決めていない。でも、毎月の維持費だけは容赦なく引かれていく……」 いま、親が施設に入ったり亡くなったりしたことで、実家が「空き家」として残ってしまうケースが急増しています。
自治体の「空き家バンク」に登録して活用を模索する人も増えていますが、売却や譲渡が決まるまでには数ヶ月、長ければ数年もかかってしまうのが現実です。 「誰も住んでいないなら、電気を解約すればいいのでは?」と思うかもしれません。しかし、いざ家を売るための内覧や、定期的な換気、防犯カメラの作動、さらには庭の草刈りのための水道ポンプ使用など、空き家を管理・維持するためには、最低限の「通電」が欠かせないのです。
しかし、気になるのはそのコスト。管理のために月1〜2回しか電気を使わなくても、大手電力会社との契約をそのままにしていると、数百円から千円単位の「基本料金」が、住んでいる時と同じように発生し続けます。 「空き家を放置している」という心理的な重荷に加え、財布からもお金が漏れ出し続けるのは、あまりに不経済です。 本記事では、空き家の維持コストを劇的に下げるための「賢い電気の選び方」を電気代のエキスパートが徹底解説します。
![]() | この記事の執筆者:エネルギー・家計ジャーナリスト Rei N. |
実家の「空き家」のコストで頭をかかえていませんか?
実家が空き家になると、住んでいなくても驚くほど多くの維持費がかかります。代表的なものを挙げるだけでも、これだけの負担があります。
- 固定資産税:所有しているだけで毎年発生します。
- 火災保険料:空き家はリスクが高いとみなされ、保険料が割高になることも。
- 庭の管理費・清掃費:近隣トラブルを防ぐための草刈りや巡回費用。
- ライフラインの基本料金: 使用量がゼロでも、水道や電気の基本料金は毎月発生します。
特に電気代は、「管理のために契約は続けなければならない」という事情から、無駄だとわかっていても支払い続けているケースが目立ちます。
馬鹿にならない電気代 - 住んでいなくても「基本料金」は毎月発生する
多くの大手電力会社では、契約しているだけで発生する「基本料金」が設定されています。例えば、一般的な家庭の契約(30A〜40A)であれば、毎月約500円〜1,500円程度の基本料金がかかります。
このため、「一度も実家に行っていないのに、年間で1万円以上払っている」という事態が起きているのです。空き家を売却・処分するまでの期間が長引けば長引くほど、この「見えない固定費」は家計を圧迫し続けます。
(大手電力会社の場合、電気を全く使わなかった場合、基本料金は半額になります。しかしながら、待機電力がある場合は電気が消費されるため、その限りではありません。)
以下は、東京電力と関西電力の基本料金が分かる、電気料金表一覧です。(公式サイトの情報を基にセレクトラが独自に作成)

空き家でも通電が必要な理由
空き家の電気を完全に解約してしまうのは、賢明ではありません。内覧時の照明として必要なのは当然ながら、他にも以下のような理由により電気は必要です。
- 内覧時の照明:売却活動中、不動産業者が案内する際に必要です。
- (利用している場合)ホームセキュリティ・防犯カメラ:防犯対策の生命線です。
- 換気扇の定期的な利用:カビや建物の老朽化を防ぎます。
ブレーカーを落としても契約は続いている=基本料金はかかる
「ブレーカーを落とせばいい」と考えがちですが、ブレーカーを落としても電力会社との契約は続いているため、基本料金は発生します。
一方、東京電力などのアンペア契約制であれば、契約アンペア数を下げることである程度基本料金を抑えることは可能ですが、やはり基本料金はかかります。
空き家管理の最適解!「基本料金0円」プランに切り替えるべき理由
空き家のコストを削減する最も賢い方法は、 電気プランを「基本料金0円」に変更することです。
使った分だけ支払う「従量料金のみ」のシンプルさ
基本料金0円のプランは、いわば「使った分だけ払う」という従量制です。電気を実際に使用しなければ、理論上の請求額は0円になります。「誰にも貸していないし、自分も行っていない」月があれば、その月の電気代支払いを限りなくゼロにできる、空き家所有者にとって理想的な仕組みです。
電気料金のエキスパートが「楽天でんき」を推薦する決定的な理由と注意点
数ある新電力の中でも、空き家管理に特におすすめなのが「楽天でんき」です。その圧倒的なメリットを紹介します。
実家の電気代が「0円」になる
楽天でんきは基本料金が0円。つまり、電気が全く使われない月は、請求額が0円(※)になります。「0円の明細」をスマホで確認したとき、固定費のストレスから解放される感覚は、空き家オーナーにとって大きな安心材料となるはずです。
※再生可能エネルギー発電促進賦課金等により、完全0円とならない場合もあります。
楽天ポイントが貯まる
電気代200円につき1ポイントが貯まります。さらに、楽天カードで支払えばポイント還元率がアップするなど、楽天ユーザーには嬉しい特典があります。
空き家の管理目的であれば電気代は微々たるものですが、請求が発生する月でもポイント分お得になるのは、ちょっとした嬉しいポイントです。
解約金・契約期間の縛りはなし
いつでも契約を解除することが可能です。実家が売却できたり、解体したりすることになった際も、解約金等の心配をせず気兼ねなく手続きができます。
手続きはスマホで完結!実家の電気プランを変更する手順
「親の代わりに手続きするのは大変そう……」と不安になる必要はありません。
今の電力会社への解約手続きは「不要」
楽天でんきに申し込むと、現在契約中の電力会社への解約連絡は楽天でんき側が自動で行ってくれます。二重で手続きをする手間はありません。
検針票(お客様番号)があれば5分で申し込み完了
用意するのは、実家に届いている「検針票(電気のご使用量のお知らせ)」だけ。記載されている「お客様番号」と「供給地点特定番号」をスマホのフォームに入力するだけで、立ち合い不要で切り替えが完了します。
まとめ:賢い選択で「空き家の負担」を最小限に
実家の片付けや売却が進まないとき、焦れば焦るほどストレスは溜まります。しかし、まずは電気代のような「固定費」を削減することから始めてみてください。
固定費を削れば、空き家整理の「心の余裕」が生まれる
「毎月お金が漏れている」という感覚がなくなるだけで、心に余裕が生まれます。その余裕こそが、実家のこれからの活用方法や処分について、冷静に考えるための第一歩になるはずです。まずはスマホから、実家の電気プランを見直してみませんか?

