九州電力:再生可能エネルギーの固定価格買取制度とは?

九州電力

再生可能エネルギーの固定価格買取制度の仕組みと目的などを紹介します。

再生可能エネルギーの固定価格買取制度とは?

再生可能エネルギーの固定価格買取制度とは、再生可能エネルギーで発電した電気を、電気事業者が一定期間、国が定めた一定価格で買い取ることを国が保証する制度です。まだ発電コストが割高な再生可能エネルギーの導入を支えて、発電設備の建設にかかる高額なコストの回収見通しを立てやすることによって、再生可能エネルギーを一層普及させることを目指しています。

買い取りの対象となるのは国が認可した発電設備で、以下の再生可能エネルギー源で発電された電力です。買い取り期間および買取価格は当局によって決定されます。

再生可能エネルギーの固定価格買取制度
  • 太陽光
  • 風力
  • 水力
  • バイオマス
  • 地熱

一般家庭などの売電は余剰電力のみ可能 出力10kW未満の太陽光については余剰電力のみが買取対象となります。出力10kW以上の太陽光やその他の再エネ電源買取対象は、発電量の全量か余剰電力か、買い取り希望者が選択できます。

買い取りを義務付けられた電力事業者は、この買い取りにかかった費用を、電気料金の一部(「再生可能エネルギー発電促進賦課金」)として電気の利用者から回収しています。この制度の流れは以下のように示すことが出来ます。

  • 再エネ電源で発電された電気を電気事業者が買い取る。
  • 買取に要した費用は再エネ賦課金として電気の利用者が負担する。
  • 再エネ賦課金は費用負担調整機関に納付された後、買取の実績に応じて交付される。

再生可能エネルギー発電促進賦課金の負担について

再生エネルギーの固定価格買取制度によって電気事業者が買い取っている電力の購入費用は、電気料金の一部、「再生可能エネルギー発電促進賦課金」として電気の利用者が負担することになります。この賦課金は、以下の算式で算出されます。

再生可能エネルギー発電促進賦課金の計算方法再生可能エネルギー発電促進賦課金単価 × 消費電力量(kWh) = 再生可能エネルギー発電促進賦課金
※ 再生可能エネルギー発電促進賦課金単価は、買取見込額や過去の過不足額、および各電気事業者の想定販売電力量をもとにして、経済産業大臣が毎年度定めます。
※ 単価は全国一律同額です。
※ 大量の電力を消費する事業者は賦課金の8割が免除される制度が設けられています。

固定買取制度で我が家の余剰電力を売ることは可能?

九州電力ソーラー

再生可能エネルギーの固定価格買取制度を利用して、自家発電からの余剰電力を九州電力に売電することも不可能ではありません。もっとも、まず国の設備認定を受けた上で、九州電力が定めている「自家用発電設備等の系統連系に関する契約要綱[低圧]」に基いて、発電設備の連系を申し込み、技術的審査などさまざまな手続きをクリアする必要があります。

九州電力のホームページ(PH)の「自家用発電設備または蓄電池を当社の低圧電線路に連系されるお客さまへ」欄では、契約や技術検討に関する書類(契約要綱、発電設備の連系に関する申込書、技術検討に関する資料)がダンロードダウンロードできます。

また、九州電力各営業所の受付担当グループでは、風力以外の再生エネルギーの系統連系に関する相談を受け付けていますので、まずは問い合わせてみるとよいでしょう。