お得なオール電化住宅向け電気料金プランは?

オール電化住宅向け電気料金プラン

電力会社では様々な電気料金メニューが用意されていますが、その中の1つがオール電化向けの料金プランです。どこの電力会社がどのようなオール電化向け電気料金を出しているのかみてみましょう。

  • オール電化向け電気料金を販売しているのは現在大手電力会社がメインです。
  • オール電化向け電気料金プランは深夜の電気料金が安いが基本料金が高め。

オール電化向け電気料金プラン一覧

いま現在、オール電化向け電気料金プランにはどのようなものがあるのでしょうか?以下に、エリア別、電力会社別にオール電化向けの電気料金プランをまとめました。

また中部エリアにはオール電化向け電気料金プランはありません。

オール電化向けプラン
電力供給エリア オール電化向け電気供給プラン
東京エリア 東京電力:スマートライフプラン
関西エリア 関西電力:はぴeタイム
中部エリア 該当プランなし
東北エリア よりそう+シーズン&タイム
九州エリア 九州電力:
電化でナイト・セレクト21
電化でナイト・セレクト22
電化でナイト・セレクト23
ナンワエナジー:
スタンダードオール電化
中国エリア 中国電力:
ぐっとずっと。プラン​電化Styleコース
四国エリア 四国電力:
スマートeプラン[タイプL+]
スマートeプラン[タイプH+]
坊っちゃん電力:
マドンナプラン
北海道エリア eタイム3
北陸エリア 北陸電力:
エルフナイト10
エルフナイト10プラス
沖縄エリア 沖縄電力:
Eeらいふ

オール電化住宅用の電気料金プランとは?

さてオール電化向けの電気料金が色々存在していることが分かりましたが、その電気料金の仕組みと、料金はどのようになっているのでしょうか?

実際の電気料金プランと比べながらみていきましょう。

東京電力のオール電化料金プラン

東京電力のオール電化住宅向けの電気料金プランスマートライフプランです。わかりやすいように、オール電化住宅ではない家庭で最も一般的な電気料金である従量電灯プランと比較してみます。

まず、スマートライフプランの場合は基本料金がスマート契約になっています。一方、東京電力:従量電灯Bの方は契約するアンペア数によって異なるアンペア契約となっています。。

オール電化住宅向け電気料金プラン

「スマート契約」は今までなかった新しい基本料金の形式です。

スマート契約とは電力自由化以降に登場した新しい基本料金の設定方法です。

  • 東京電力のオール電化向けの電気料金プラン:スマートライフプランは基本料金がスマート契約になっている!

スマート契約とは過去一年で電力容量が最大であった時のその値を契約容量として採用するシステムです。例えば、過去一年で最大容量が5kW(キロワット)の場合は、450円×5キロワット=2250円が基本料金になります。

使用した容量はスマートメーターが読み取ります。このため、ご自宅の電気メーターがまだスマートメーターでない場合は、必ずスマートメーターに取り換えてもらう必要があります。

スマート契約は新しい電気料金システムですし、実際契約をした場合、いったいどのくらいの契約容量:kW(キロワット)になるのか分かりませんが、東京電力のHPの情報によりますと、現在30Aの場合は2kW、40A、50Aなら3kWぐらいになると目安を表示しています。

電力量料金に関しては、東京電力:従量電灯Bは使用量に応じで電気料金が3段階制になっているのに対して、スマートライフプランは時間帯によって電気料金が異なり、特に深夜の電気料金が安く設定されていることが分かります。

  • 東京電力のオール電化向けの電気料金プラン:スマートライフプランは電気を使用する時間帯によって電気料金が異なる設定。

このように料金が安く設定されていますが、エコキュートのような夜間蓄熱式機器が稼働するのが夜であるためです。

東京電力スマートライフプランと従量電灯プランBとの比較
基本料金(税込)
東京電力
スマートライフプラン
東京電力
従量電灯B
1kWあたりの料金
* スマート契約
450.00円 10A  
15A  
20A  
30A  
40A  
50A  
60A  
電力量料金(税込)
昼間時間:
午前6時-翌日の午前1時
 円/1kWh   -  kWh  円/1kWh
夜間時間
午前1時-午前6時
  円/1kWh   -  kWh  円/1kWh
 kWh以上  円/1kWh

どのくらいの人がオール電化にしているの?

そもそもオール電化ってなに?

いまさらですが、そもそもオール電化とはなんでしょうか?オール電化と正確にはオール電化住宅のことです。

そしてオール電化住宅とは、その家庭のエネルギー源をすべて電気にすることを指します。オール電化住宅でない場合のエネルギー源は、電気とガス、もしもさらに暖炉や薪ストーブを持っている家庭ならば、電気、ガス、火(薪)といえます。

すべてを電力にするということは、都市ガスを使用していれば都市ガスで賄っていたエネルギーを電気に、LPガスでまかなっていた分を電気に切り替えることを意味します。 具体的には、キッチンはガスコンロからIHクッキングヒーターに、ガス給湯器をエコキュートに、暖房は石油ファンヒーターやガスファンヒーターからエアコンに変わることになります。基本的に家にはガスは通っていません。

オール電化住宅向け電気料金プラン

オール電化向けのプランを申し込む際は必ずスマートメーターの取り付けが必要に。(出典:東京電力)

オール電化の普及率はどのくらい?

それでは現在、オール電化は日本でどのくらい普及しているのでしょうか、富士経済調べによれば2015年の時点で日本におけるオール電化世帯は約627万戸で、全体の11.8%がオール電化住宅となっています。

残りは、LPガス+電気、都市ガス+電気を使っている世帯です。

東日本大震災以前はより積極的に大手電力会社は大手メーカーと組んでオール電化の販促を行っていました。そのため、家庭用コージェネレーションシステム(エネファーム、エコウィル)を所有しているオール電化住宅には特別な割引がありました。

しかしながら、電力自由化以降は、エネファーム、エコウィル向けの割引というのはなくなってしまいました。電力自由化以前は、電力事業は公共性が強いという意味から、特にオール電化住宅だけを対象にした割引を提供するの不公平であるという声もあったようです。

今後オール電化住宅が飛躍的に伸びるか、またオール電化向けの電気料金プランが増えるかははっきりとは分かりません。消費者にとってみれば、オール電化住宅でもオール電化住宅でなかったとしても、電気を使用していることには変わりはありませんから、平等にそしてより安い電気料金を提供してくれるに越したことはありませんね。

ご覧の通り、九州電力エリアのナンワエナジー以外、オール電化向け電気料金プランを提供しているのは、すべて大手電力会社となっています。