プロパンガスの解約ガイド:解約プロセスとトラブル対策

プロパンガスの解約ガイド:解約プロセスとトラブル対策

プロパンガス(LPガス)の解約の流れを、販売店の切り替えと、引っ越し、それぞれのケースにおいてご紹介します。また、解約の際によくあるトラブルについても事前に確認して、スムーズな解約を備えましょう。


プロパンガスの簡単比較一括見積もりサービスなら、手軽に複数のプロパンガス(LPガス)販売店の見積もりを手に入れられます。持ち家戸建てにお住まいの方、賃貸住宅・店舗オーナーを対象とした無料サービス!ぜひご利用ください。
 オンラインで無料見積もり  0120-559-763
・対象:持ち家戸建てにお住まいの方、アパート・マンションや店舗オーナー ・注意事項
・電話受付時間:毎日 午前10-午後9時(年末年始を除く)

プロパンガス(LPガス)解約の流れ

LPガス(プロパンガス)を解約する場合、基本的な流れは以下のとおりです。

  1. 解約する旨をLPガス会社に連絡
  2. LPガス会社に来てもらい、閉栓や設備撤去等の必要な作業をしてもらう
  3. 解約日までのガス料金を精算

ただし、切り替えなのか、引っ越しなのかによってプロセスが少し変わります。それぞれ確認しましょう。

販売店の切り替えで解約する場合

同じ住居のままLPガスの販売店を切り替える場合、解約手続きは新しい販売店が代行するのが一般的です。契約者からの委任状をもって、古い販売店と連絡調整し、手続きを完了してくれます。

自分で手続きをする必要がないので便利で良いですよね。ただし、 古い販売店との契約内容を把握していないまま手続き代行を依頼してしまうのは禁物 です。後になって、「これをしなくちゃいけないなんて知らなかった」「これを支払う義務があるなんて知らなかった」というトラブルが起こらないように、委任状を書いて手続きを代行してもらう場合でも、元の販売店との解約に際して、自分が負う義務や費用があるか、必ず事前に契約書を読んで確認しましょう。
トラブルになりやすいポイントについてはこの後詳しくご紹介します。

引っ越しで解約する場合

引っ越し
引っ越しでLPガスを解約する場合は、自分で販売店に連絡します。

引っ越しLPガスの解約(使用停止)をする場合、自分で解約手続きをする必要があります。

解約のためには、LPガス販売店の作業員の方に来てもらい、閉栓作業をしてもらわないといけません。つまり、ガス販売店の日程調整が必要になるため、引っ越し日が決まったらなるべく早めに解約の連絡をしましょう。2週間~10日前までの連絡をおすすめします。特に、引っ越しシーズンの3~4月は解約の依頼も混み合うため、ちゃんと引っ越し当日に来てもらうためには早めの連絡が重要です。

ちなみに、通常であれば閉栓作業に契約者が立ち会う必要はありません。しかし、オートロックマンションなどで、作業員さんがガスメーターのある場所まで入れないケースなどは立ち会いが必要です。作業自体は10分程度です。

手続きが終わったら、前回の検針日から解約日までのガス料金が日割りで計算され、最後の月のガス料金が請求されます。支払い方法は販売店によりますが、閉栓作業時に現金払い、後日口座振替、もしくはカード払いから選ぶのが一般的です。

保証金の返還アパートやマンションなど、一部の賃貸住宅では、ガス会社との契約時に1万円程度の保証金を支払っている場合があります。これは、ガス代の未払いがなければ解約時に返還されるお金です。支払い時に受け取った「保証金預かり証」を提示して返還してもらいましょう。

戸建ての持ち家を引っ越す場合、契約内容によっては違約金が発生する可能性があります。それがどのような場合か、次でご説明します。

プロパンガス(LPガス)解約のトラブルと、その対策

残念なことに、LPガスの解約時にトラブルがあり、スムーズに解約ができなかったというケースも報告されています。

トラブルが起こりやすいのは、持ち家戸建てに住んでいる人が解約する場合です。「解約します」となったときに、ガス販売店から予想していなかった違約金を請求されるケースがしばしば起こっています。

なぜ契約者の自覚がないのに違約金が発生するのでしょうか。これは、LPガス業界独特の「無償貸与契約」が原因である場合がほとんどです。

無償貸与契約とは

家でガスを使うためには、はじめにガス管やガス機器(給湯器やコンロ等)をそろえる必要がありますね。持ち家戸建てのプロパンガス契約において、これらの 設備の購入や設置にかかる初期費用をLPガス会社が負担する場合 があります。これが無償貸与契約です。

「無償」という言葉がついていますが、ガス会社がこの費用をタダにしてくれるわけではありません。初期費用は、15万円前後と額が大きいことがほとんどなので、これを毎回プロパンガス会社が負担していたら、元が取れずに倒産してしまいます。実際は、負担した費用を分割して、皆さんの毎月のガス代に少しずつ上乗せして回収しているのです。

プロパンガス契約を10~15年続けることで負担分の回収が終わるようなしくみになっているため、無償貸与契約には、契約期間のしばりが設定されています。そのため、例えば15年の契約を満了せずに5年で解約しようとしたならば、あと10年かけて返済するはずだった残りの費用が違約金として請求されるわけです。

まずは契約書を確認

契約書のチェック
契約書をよく見て、解約条件を確認しましょう。

そもそも、自分で使うガス設備なので、自分で費用を支払うのは考えてみれば普通のことですね。しかし、契約時にガス販売店が無償貸与契約の内容を契約者にきちんと知らせなかったり、「ガス機器はタダで付けます」などと、契約に有利な説明をしたりして、契約者が無償貸与契約の実態を知らないままに契約してしまうケースがしばしばあり、これがトラブルのもとになっています

また、稀ではありますが、契約者が契約内容を把握していないのをいいことに、不当に違約金を請求するケースなどもあるようです。

解約条件はすべて契約書に記載があります。契約書を確認して、ここに記載されていない金額であれば、支払う必要はありません。
一方で、契約書に記載があった場合、ご自身がサインをしている以上、契約書には効力があります。しかしながら、十分な説明を受けずに、契約書にサインさせられた、もしくは違約金が極端に高いという場合は消費者センターなどに相談をした方がよいでしょう。

違約金が発生する。どうすればいい?

契約書を確認して、違約金が発生する場合は、ご自身ですべてを支払ってから、新しい会社と契約するのがシンプルな良い方法と言えます。

ただし、切り替えの場合、金額にもよりますが、次に契約を行うガス会社が違約金の支払いを肩代わりしてくれることがあります。そのため、違約金の高さに悩んでいる方にとっては、違約金の肩代わりができるかどうかも、次のガス会社を選択する上でのひとつの基準となるでしょう。
※その場合でも、次のガス会社がいったん肩代わりしてくれますが、その金額は契約者が毎月少しずつガス代に上乗せして支払いを続けていくことになります。

一方、引っ越しで解約する場合は、引っ越し先のガス会社が肩代わりをすることはできないため、残念ながら違約金をご自身で支払う必要があります。額が大きく、一度で支払うのが大変、という場合は、支払いの方法についてガス会社に相談してみることをおすすめします。

Updated on