プロパンガス(LPガス)は安全でしょうか? - プロパンガスの安全性を考える

プロパンガスの安全性を考える

「プロパンガスってなんだか危険なイメージ…」と思っている方もいるのではないでしょうか。果たしてプロパンガスが危険かどうか、プロパンガスの安全性について調べてみました。

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プロパンガス(LPガス)使用で起こり得る危険とその原因

プロパンガス(LPガス)事故について聞いたりして、なんとなくプロパンガスに危険なイメージや不安を抱いている方もいると思います。

プロパンガスは本当に危ないのかどうか、プロパンガスの使用で起こりうる事故とその原因について調べてみましょう。

ガス漏れ

プロパンガスの爆発事故のニュースなどを見て、危険・怖い、というイメージを持った方も多いのではないでしょうか。これはガス漏れが原因です。

とはいっても、ガスが漏れたからといってすぐに爆発が起こるのではありません。プロパンガスは単体で爆発することはないからです。

プロパンガスの爆発事故が起こるのは、プロパンガスが空気に触れた場合で、かつ、プロパンガスの濃度が空気中で高まっている状態(2.1~9.5%以上)の時です。この時に、火気に触れることで爆発が起こります。

つまり、ガス漏れが起きて、その場所の換気をしないままになんらかの火気が生じた場合、爆発が起きるわけです。

このような事故を防ぐため、プロパンガス販売店は各消費者宅における安全対策を講じています。万が一不自然な量のガス使用量や地震が検知された場合に、警報機でガス漏れを知らせるとともに、メーター・ヒューズコックが作動してガスを止める仕様になっているのです。プロパンガス業界の自主運動としてこれら安全機器の設置が昭和61年から開始されましたが、現在では普及率がほぼ100%となっています。

さらに、最近では電話回線で消費者宅と監視センターをつなぎ、24時間ガス漏れを監視し、万が一ガス漏れがあった場合にただちにガスを止めたり、消費者に連絡して安全指示をしたりすることのできる「集中管理システム」の普及もすすんでいます。

もちろん、ガス機器の寿命を無視して使い続けるなど、私たちが誤ったガス使用をすれば当然ガス漏れのリスクはあります。

しかし、私たちが日頃正しいガス使用を心がけていれば、プロパンガス販売店もこのように安全対策を行っていますから、ガス漏れやそれに伴う爆発事故のリスクは非常に低いと言えます。

一酸化炭素中毒

一酸化炭素中毒は、プロパンガスを使っているときに、ガス機器が不完全燃焼を起こすことによって発生し得る事故です。

プロパンガスを燃やすためには大量の空気を使うので、ガス機器を使う部屋を閉め切ったまま、換気を行わないと、酸素が足りなくなります。この状態でガス機器を使い続けると、プロパンガスが酸素不足の状態で燃える(不完全燃焼する)ため、一酸化炭素が発生するのです。

ただし、酸素が十分にある状態でガス機器を使用すればこのような事故は起きません。例えばガスファンヒーターを使う場合には、1時間に1~2回窓を開けるなど、きちんと空気の入れ替えをおこなっていれば、一酸化炭素中毒のリスクはありません

プロパンガスにまつわる危険とその原因について確認しましたが、正しく使っていればこのような事故が起きる確率は低いということがわかりますね。

プロパンガスと都市ガスの事故件数

続いて、プロパンガス(LPガス)使用にまつわる実際の事故件数について、都市ガスのそれと比べながら見ていきましょう。

都市ガスは、「製造」、「供給」、「消費」の段階別に、プロパンガスは一般消費者等にかかる事故件数が掲載されています。

これを見ると、事故件数は都市ガスの方が多い傾向が見て取れ、なにもプロパンガスが特別危険なのではない、ということがわかります。

また、事故件数がプロパンガス・都市ガスともに減少傾向にあることがわかりますね。ガス会社の安全対策が強化されていることや、消費者のガスを安全に使うという意識の高まりが効果を成していると考えられます。

都市ガスとプロパンガスの事故件数(出典:経済産業省)
  都市ガス LPガス
  製造 供給 消費  
平成25年 事故件数 8 184 575 207
死亡者数 0 1 0 3
平成24年 事故件数 10 185 276 260
死亡者数 0 0 0 1
平成23年 事故件数 39 176 288 227
死亡者数 0 3 0 1
平成22年 事故件数 11 171 201 204
死亡者数 0 0 1 5
平成21年 事故件数 11 132 162 185
死亡者数 0 0 3 4

正しくプロパンガスを使うために

プロパンガス(LPガス)そのものが危険なのではないことを確認してきました。しかしながら、正しくプロパンガスを使わなければ、事故の危険性は十分にありえます。安全にプロパンガスを使うために重要なポイントを押さえておきましょう。

換気を忘れずに

プロパンガス(LPガス)に限ったことではありませんが、ガスを使用するときは換気がとても大切です。

上でも触れたとおり、ガスは、部屋の中の酸素を使用して燃焼します。部屋を閉め切ってガス機器を使用し続ければ、部屋の酸素が減っていき、不完全燃焼をおこし、一酸化炭素が発生する可能性があります。

一酸化炭素(CO)は無色無臭なので発生したことに気づきにくいのですが、毒性が強く死に至る可能性もあります。

適切に空気の入れ替えさえ行っていれば、一酸化炭素の発生は簡単に防げますから、必ず定期的に換気を行いましょう。

それぞれのガス機器に換気の頻度の目安は示されていますが、例えば、ストーブ、ガスファンヒーターであれば、1時間に1~2回、窓を開けて換気するようにしましょう。

ガス機器の寿命に注意

ガス機器は一般的に寿命が10~15年と言われています。長年にわたって使い続れば、どんな製品でも「経年劣化」が起こり、不具合が出るリスクも高まります。そのため、同じガス機器をずっと使い続けるべきではありません。

長く使い続けているガス機器は、点検をしてもらったり、買い替えたりする必要があります。

最近では、立ち消え安全装置や消し忘れ防止機能のついたガスコンロや、不完全燃焼防止装置がついている給湯機など、安全対策のついたガス機器がたくさん出ていますから、より安全にプロパンガスを使用するためには買い替えを検討するのもおすすめです。

もちろん、仮に寿命に達していない場合でも、ガス機器を使っていて「あれ、おかしいな」と思うことがあれば、販売元やガス会社に連絡して点検してもらうようにしましょう。

契約は信頼できるプロパンガス販売店と

プロパンガスを安全に使用するためには、私たちが正しい知識をもって使うことが大切ですね。ただし、私たちだけが気を付けるのでは足りません。

プロパンガスの容器(ボンベ)からガスメーターまでは、プロパンガス販売店の責任と管理になっています。これらは、プロパンガス販売店が点検や安全管理を行っており、私たちがむやみに触ったりしていいものではありません。

つまり、プロパンガスの安全管理は私たち消費者と、プロパンガス販売店の両方の努力によって成り立つわけです。

このため、きちんと安全点検を行ってくれて、私たちが不安に思うことがあった場合に、気軽になんでも相談できるプロパンガス販売店と契約することが重要です。

これからガスの契約を考えている方は、ぜひこの点も考慮に入れてプロパンガス販売店を選んでくださいね。

また、すでにプロパンガスを契約中、という方も、万が一今の販売店の対応に不安があるのであれば、契約の切り替えを行うことも可能ですので、他の販売店の条件を調べてみるのも良いでしょう。(アパート・マンションにお住まいの方は、大家さんや管理会社に相談してみましょう。)

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