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電気料金の計算方法を解説 - これですっきり!完全ガイド

電気料金がどのように計算され請求されているかご存知ですか?ご自分の電気料金がどのように計算されているか一緒に見てみましょう。丁寧に解説!これでモヤモヤもすっきり。

電気料金の計算方法を解説 - これですっきり!完全ガイド
  • 電気料金の計算方法を「基本料金がアンペア契約」の場合と「基本料金が最低料金の場合」に分けて解説しています。
  • 電力自由化以降、シンプルで分かりやすい電気料金プランも登場しています。

電気料金の計算方法:電気料金の内訳を確認!

電気料金の計算に入る前に、電気料金の中身がどのようになっているのかを確認しましょう。電気料金は基本料金(もしくは最低料金)+電力量料金+再生可能エネルギー賦課金+燃料費調整額で構成されています。

大手電力会社の中には、基本料金がアンペアブレーカー契約となっており、契約するアンペアによって基本料金が変わる電力会社、アンペアは関係なく最低料金制度をとっている電力会社の2種類があります。

電気料金の中身は?
基本料金がアンペア値によって異なる 基本料金が最低料金制度

基本料金
(自分でアンペア値を選ぶ)

電力量料金(使った電気の分だけ)

燃料費調整額(毎月変動)

再生可能エネルギー賦課金(税金)

最低料金
(最低料金が決まっている)

電力量料金(使った電気の分だけ)

燃料費調整額(毎月変動)

再生可能エネルギー賦課金(税金)

採用している電力会社:
北海道電力東北電力東京電力中部電力北陸電力九州電力
採用している電力会社:
関西電力中国電力四国電力沖縄電力

それではもう少し細かく電気料金の中身を見ていきましょう。

電気料金の計算方法ガイド - 基本料金(アンペア制度)とは?

電気料金の計算方法を解説 - これですっきり!完全ガイド

電気料金の計算方法!- 頑張ってマスターしてください!

基本料金(アンペア制度)というのは、契約容量のことです。一度にどれくらいの電気を使うかによってよって10A(アンペア)から60A(アンペア)から選ぶようになっています。

この制度をとっているのは、東京電力や中部電力などで関西電力や中国電力で契約をしている場合には関係ありません。

アンペア契約の場合は最適な容量を選ぶ必要があります。また料金が選ぶ容量によって異なりますので詳しくは各電力会社の従量電灯プランの電気料金表を確認しましょう。

電気料金の計算方法ガイド - 基本料金(最低料金制度)とは?

次に基本料金が「最低料金」となっているものを見てみましょう。関西電力は最低料金制度をとっています。このような最低料金制の場合、電気の使用が「15kWhまで、いくら」という設定になっています。それ以降は電気の使用量によって計算される電力量料金で計算がされます。

電気料金の計算方法ガイド - 電力量料金(kWhあたりの料金)とは?

電気料金の計算方法ガイド

ご自宅の電力メーターが読み取ったkWhをもとに計算されるのが電力料金!(出典:東京電力Twitter)

電気の使用量によって計算されるのが、電力量料金です。こちらは分かりやすく、電気の使用量(その月のトータルkWh:キロワットアワー)×1kWh当たりの料金単価で計算します。

電気料金の計算方法ガイド - 燃料調整費額とは?

続いて燃料調整費額とはなんでしょうか?これは航空券を買うときに加算される燃料サーチャージのようなものです。

電気を作るには、火力発電なら、石炭・液化天然ガスと燃料費がかかります。これらの燃料の原価はご存知のように変動しますので、その変動に合わせて調整できるように加えられたのがこの燃料費調整額です。

こちらも電気の使用量×1kWhあたりの燃料調整費額で計算をします。

電気料金の計算方法ガイド - 再生可能エネルギー賦課金とは?

最後に、再生可能エネルギー賦課金です。これは、税金と考えてよいでしょう。電気料金を通して支払ったこの再生エネルギー賦課金は再生エネルギーの促進に使用されます。(詳しく知りたい方は、再生可能エネルギー発電促進賦課金とは?のページを読んでくださいね。)

この金額は国(エネルギー庁)が決定していますので、どこの電力会社を選んでも同じ金額です。同じく、電気の使用量×1kWhあたりの再生可能エネルギー賦課金で決定で計算されます

電気料金に含まれているもの
基本料金
 
アンペア制の場合 東京電力、中部電力などが採用。10A、15A、20A、30A、40A、50A、60Aと選ぶアンペア数によって基本料金が異なる。30アンペアの契約が最も多い。
最低料金の場合 関西電力、中国電力などが採用、一定のkWhの使用まで料金が一定で決まっている。関西電力や中国電力が採用。
電力量料金 その月に使った電力量(kWh:キロワットアワー)× 1kWhあたりの単価で計算
燃料費調整額 その月に使った電力量(kWh:キロワットアワー)× 1kWhあたりの単価で計算。その電力会社が調達した発電のために調達した燃料のコストにより変動する。
再生可能エネルギー賦課金 その月に使った電力量(kWh:キロワットアワー)× 1kWhあたりの単価で計算。税金です。

電気料金の計算方法
(基本料金がアンペア契約の場合)

電気料金の内訳が分かったらさっそく電気料金の計算を実際にしてみましょう。こちらでは、基本料金がアンペア制となっている東京電力を例にとってみてみましょう。

例:東京電力の従量電灯プラン

それでは実際に、東京電力のプランで計算してみます。ここでは最もスタンダードなプラン、「従量電灯Bプラン」を例に使用します。

契約しているアンペア数は30A、使用した電力量は350kWhと設定します。(東京電力はアンペア数によって基本料金が異なります。)

電気料金
電気料金の計算方法

東京電力の基本料金はアンペア数ごとに異なり、30Aの場合は 円となっています。

東京電力|従量電灯B|基本料金
契約アンペア数 基本料金(円)(税込)
10A  
15A  
20A  
30A  
40A  
50A  
60A  

次に電力量料金を計算します。使用したのは350kWhです。

東京電力|従量電灯B|電力量料金
電力消費量(kWh) 1kWhあたりの値段(円)(税込)
  -  kWh  
  -  kWh  
 kWh以上  

2016年8月は、燃料費調整額が、-4.67円/kWhあたり、再エネ賦課金が、2.25/kWhあたりでした。

これらの数値をこの表にあてはめて、電気料金を実際に計算してみましょう!
基本料金
30Aで契約  
電力量料金
  -  kwhまで 円/kWh  kwh x  円=2342.4円
  -  kwhまで 円/kWh 180kWh x  円=4680.0円
 kWh以上   円/kWh 50kWh x   円=1501.0円
原料費調整額: -4.67円/kWh 350kWh x -4.67円=-1634.5
再エネ賦課金: 2.25円/kWh  350kWh x 2.25円=787.5円
合計

7676.4円

2016年8月現在

小数点以下は切り捨てのため、合計は7676円になります!基本料金がアンペア契約となっている電気料金はこのようにして計算されます。

もし,ご自分の電気料金プランでわからない事があれば、電気料金のプロのセレクトラにお気軽にお問合せくださいね!

電気料金の計算方法(基本料金が最低料金の場合)

例:関西電力の従量電灯プラン

それでは実際に、関西電力のプランで計算してみます。ここでは最もスタンダードなプラン、「従量電灯Aプラン」を例に使用します。

使用した電力量は350kWh(キロワットアワー)と設定します。(関西電力は)

電気料金
電気料金の計算方法

まずは、関西電力の電気料金の内訳を見てみましょう。繰り返しになりますが関西電力の電気料金は基本的に「最低料金」+「電力量料金」で構成されています。

実際に関西電力の電気料金を計算しながら解説します。

関西電力でも一般の家庭で電気契約が1番契約が多いのが従量電灯プランAです。この従量電灯プランAで電気料金を計算してみます。

ここでは、あなたの今月使用した電気料金が350kWhだったとして計算します。

下の関西電力、従量電灯Aの電気料金表をみてください。最低料金は373.73円です。よって、

①最低料金は373.73円になります。

関西電力-従量電灯A-電気料金表
最低料金(円)(税込)

1契約あたり
(15kWhまで)

 
電力量料金(円)(税込)
電力消費量(kWh) 1kWhあたりの値段
  -  kWh  
  -  kWh  
 kWh以上  

(2016年6月現在)

次に電力量料金をみてみます。15kWhから120kWhまで22.83円です。なので105kWh×22.83円をします。今月使用した電力量は350kWhで120kWh超えますので、料金が第2段階にいきます。

電気料金の計算方法を解説

電気料金の計算に必要な、毎月の電気の使用量(kWh)をカウントしてくれているのが電力メーター。

この段階で使用した電力量は180kWhになりますので、180kWh×29.26円で計算します。さらに300kWhを超えて今月使用した電力量は50kWhとなりますので、加えて50kWh×33.32円します。

このように電力量料金は電気の使用が多いほど1kWhあたりの料金が高くなるように設定されているケース多く、関西電力も例外ではありません。(電気料金はなぜ3段階制なの?

②電力量料金は使用量ごとに1kWhあたりの電気料金が異なり、以下のように計算します。
105kWh×  180kWh× 
50kWh× 

次に燃料費調整額も計算しなければなりません。さらにちょっとだけ続きます。

これは関西電力が調達する原料費によって毎月変動します。原料は安く手に入ることや高い場合もありますので、燃料費調整額は発電するために調達した燃料のコストによってプラスになる場合やマイナスになる場合もあります。

2016年8月は15kWhまでが3.159円そしてそれ以降0.211円(1kWhあたり)となっています。

最後に再生可能エネルギー賦課金を計算します。一言でいうと日本での再生可能エネルギーを増やすために使われる税金(電気料金の再生可能エネルギー発電促進賦課金とは?)です。この額は、関西電力が決めるわけではなく国が決めています。

このためどこの電力会社の電気を使用しても再生可能エネルギー賦課金は共通しています。

④現在賦課金は2.25円です。電力量の合計にかかりますので、350kWh×2.25で787.5円です。

これらの数値をこの表にあてはめて、関西電力電気料金を実際に計算してみましょう!
最低料金
15kWhまで  
電力量料金
15 - 120kwhまで 円/kWh 105kwh x  円 =2397.15円
120 - 300kwhまで 円/kWh 180kWh x  円 =5266.80円
300kWh以上 円/kWh 50kWh x   円 =1666円
燃料費調整額(15kWhまで):3.159円  3.159円
燃料費調整額: 0.211円/kWh 335kWh x0.211円 =70.685
再エネ賦課金: 2.25円/kWh  350kWh x 2.25円 =787.5円
合計

10191.294円

小数点以下は切り捨てのため、合計は10191円になります!

基本料金が最低料金制となっている電気料金はこのようにして計算されます。

電気料金の計算がカンタン!- シンプルな電気料金プラン

電気料金の計算方法は、なんて複雑なんだ!と思った人もいるかもしれませんね。

実は電力自由化以降、簡単でシンプルな電気料金を発表した電力会社もいくつかあります。電気料金体系がシンプルで分かりやすいと、電気料金の計算も分かりやすいですし、何かと忙しい現代人にはとってもありがたいですね!

そんな契約者想いのユーザーフレンドリーな電気料金プランをピックアップしてみました。

基本料金ゼロ円。電力量料金も1段階でスッキリ!なLooopでんき

分りやすくてシンプルな料金システムで契約者数を伸ばしているLooop(るーぷ)でんきです。電気の使用量が極端に少なくなければ、今より電気料金が安くなる可能性は大!です。

同じく基本料金ゼロ円。森林支援プロジェクトに募金も。ソフトバンクでんき

FIT(フィット)電気の割合50パーセントを目指している電気料金プラン。1契約につき50円、森林支援プロジェクトに募金されるから、エコ重視の方におすすめ。

 

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