You are here

電気料金に含まれる燃料費調整制度とは?

電気料金プランを変更する時のポイント

毎月払っている電気代に含まれている燃料費調整額。その額を決める燃料費調整制度とは一体どのようなものでしょうか?燃料調整費とそれを決める燃料調整制度とは何か、詳しくみていきましょう。

燃料費調整額とは、電気代を構成する内訳の一つです。電気代は燃料調整額以外に、基本料金、電力量料金、再生可能エネルギー発電促進賦課金そして口座振替割引額で構成されています。

燃料費調整額は、燃料費の変動を電気代に反映させるための料金です。燃料費調整額は、以下のように燃料費調整単価(利用者が1kWhあたりに支払う金額)と電気使用量(kWh数)を掛け合わせることで求められます。

燃料費調整額 = 燃料費調整単価(銭/kWh) × 電気の使用量(kWh)

火力発電で使う原油、石炭、液化天然ガス(LNG)などの燃料の値段は、為替や資源価格の変動によって激しく変わります。常に変動している燃料価格を燃料費調整単価に反映させる仕組みが、次に説明する燃料費調整制度です。

燃料費調整制度は、原油、石炭、液化天然ガス(LNG)など燃料の値段の変化を、電気代に反映させる仕組みです。以下のように、燃料費調整制度によって燃料費調整単価、そして私たちの電気代が決まります。

  1. 燃料費調整制度によって燃料費調整単価が決まる
  2. 燃料費調整単価が決まったことで、燃料費調整額が決まる
  3. 燃料費調整額が決まったことで、私たちが毎月支払う電気代が決まる
燃料費調整額とは

発電のための燃料調達にかかったコストによりプラスマイナスされるのが燃料費調整額

3ヶ月間の貿易統計価格にもとづき設定した基準燃料価格と、実際に燃料にかかった燃料費費である平均燃料価格の差額を計算することで、燃料費調整単価を計算します。3ヶ月間の平均燃料価格が、基準燃料価格を上回る場合はプラス調整を、下回る場合はマイナス調整を行います。つまり、燃料費が基準燃料価格より高い場合はプラス調整によって毎月の電気代が高くなり、安い場合はマイナス調整によって電気代が安くなります。

プラス調整

燃料費調整単価 = 平均燃料価格 ー 基準燃料価格 × 基準単価/1000

マイナス調整

燃料費調整単価 = 基準燃料単価 ー 平均燃料価格 × 基準単価/1000

基準燃料価格・平均燃料価格・基準単価ってなに?
基準燃料価格とは、料金設定の前提となる価格を指します。
平均燃料価格とは、原油、石炭、LNGそれぞれ3ヶ月間の貿易統計価格の平均値です。
平均燃料価格が1,000円/kl変動した場合の燃料費調整単価が基準単価です。

 

各月分の燃料費調整単価は、3か月間の貿易統計価格にもとづき算定し、表のように2か月後の電気料金に反映されます。

               
平均燃料価格の算定期間 燃料費調整が反映される電気料金
1月〜3月 6月分の電気料金
2月〜4月 7月分の電気料金
3月〜5月 8月分の電気料金
4月〜6月 9月分の電気料金
5月〜7月 10月分の電気料金
6月〜8月 11月分の電気料金
7月〜9月 12月分の電気料金
8月〜10月 1月分の電気料金
9月〜11月 2月分の電気料金
10月〜12月 3月分の電気料金
11月〜1月 4月分の電気料金
12月〜2月 5月分の電気料金
1月〜3月 6月分の電気料金
2月〜5月 7月分の電気料金