夏の電気代は高いの? - 夏場の電気代が心配な方へアドバイス

夏になるとエアコンや扇風機など使用する電化製品が増えるような気がします。となると気になるのが電気代です。夏場の電気代はどのくらい高いのでしょうか?効率よく電気代を安くする方法はあるのでしょうか?

  • 夏場の電気代がどのくらい高いのか、年間の電気料金の平均料金を元に調べます。
  • 夏の電気代を安くするためには、安い電気料金プランを探す事も有効です。
夏の電気代は高いの

夏の電気代はどれくらい高いのか?

暑い日が続く夏は、自宅で涼しく過ごすためにエアコンや扇風機を一日中稼働させているので、他の季節よりも多くの電力を消費しているように感じるもの。こんなに一日中エアコンをつけていたら電気代がものすごくが上がってしまうのでは?夏の電気代が心配という人もいるでしょう。

夏の電気代はどらくらい高いのか、そもそも気を揉むほど夏の電気代は高いのかを調べてみましょう。ここでは、総務省統計局のデータの1世帯(2人以上)あたりの電気料金と消費電力量を参考にしてみます。

夏の電気代はどれくらい? - 1世帯(2人以上)あたりの電気料金と消費電力量
  電気料金(円) 消費電力量(kWh)
1月 13,857 561.2
2月 14,375 575.9
3月 14,051 560.6
4月 11,901 475.1
5月 10,364 396.6
6月 9,148 342.8
7月 9,056 332.3
8月 10,957 392.0
9月 10,891 391.8
10月 9,633 352.3
11月 9,312 349.1
12月 10,895 408.1
平均 11,203 428.2

出典:総務省統計局(2014年度)

夏の電気代意外に安い?

上記、月別の一世帯当たりの電気料金と消費電力を1月から順にみていくと、夏場とされる7、8、9月の電気代が年間の平均よりも安いことが分かります。夏場は、意外に電気代が低いのですね。むしろ冬の方が夏場より電気代が高いことが分かります。なぜこのような結果になっているのでしょうか。

ちなみに、電気料金と消費電力は世帯人数によって変わります。上記表は、1世帯(2人以上)の場合の平均ですから、数字そのものをご自宅の毎月の電気の請求額と比較することはできません。また、お住まいの地域の気候によっても結果は異なります。

一年で一番電気代がかかるのはいつなのか?

夏の電気代は意外に安いことが分かりました。逆に、では一番高い時期はいつ?同じく表をチェックしてみましょう。そうすると冬場の電気代が一年で一番高いことが分かります。しかし、なぜ冬の電気代が高くなるのでしょうか。理由をご紹介しましょう。

  • 夏より冬の方が日照時間が長い → 冬場は朝も夜も早く照明をつけなくてはならない。 → 電気代増
  • エアコンの調節温度が夏より冬の方が大きい → 夏は外気35℃を25℃まで冷やす。冬は外気0℃の空気を20℃以上に温めなけれならない。 → 電気代増
  • 夏は使う電化製品増える → こたつ、ヒーター、湯沸かし器など他にも使う電化製品が増える → 電気代増

これを見ると、夏場の電気代があまりかからないことが納得できるはずです。

夏の電気代をもっと安くするために

夏の電気代はそれほど高くないことが分かりました。必要以上にエアコンの使用を制限しなくても大丈夫そうです。しかしながら、やはり季節の穏やかな春や秋に比べると夏の電気代は高め、仕方ないとはいえ、何かもう少し電気代を安くする手段があるといいですね。

電気代のキーポイントは「消費電力量」と「電気料金の単価」

毎月の電気代を決定するものは、「消費電力量」と今ご自身が契約している電力会社の「電気の料金単価」です。どちらかを下げるか、もしくは両方下げることで夏の電気代をさらに安くことができます。「消費電力量」は節電をすることで、「電気の料金単価」はもっと安い電力会社を探すことで変更が可能です。

エアコンの節電ポイント

夏の電気代平均エアコン

夏の電気代の中で大きなウェイトを占めるエアコン。室外機のケアも節電に効果的です。

夏場の一般家庭で最も電気を使用しているのはやはりエアコンです。その割合は推計で全体の消費電力量の53%とのことです。(経済産業省・資源エネルギー庁の調べ)このエアコンの消費電力量を少しでも抑えることができたら、夏の電気代のダウンに貢献してくれるはずです。

ここでエアコンの上手な節電の方法をご紹介します。

 冷房の設定温度を上げる(目安は28℃)

室温は28度が目安とされています。調整する温度差が小さい方が、その分消費電力も少なくすみます。

しかしながら、猛暑はもっと下げる必要があるでしょう。熱中症などの恐れもありますから、必要以上我慢して28度を維持する必要はありません。

 フィルターの掃除を月に1、2回する

エアコンのフィルターにホコリやゴミなどの汚れがたまると冷房効果が低下してしまいます。月1、2回の頻度で掃除をすると年間約700円の節約になります。

 カーテンやすだれで日差しをカット

レースのカーテンやすだれを使って日差しをカットすることで、まず部屋を暑くしない工夫を心がけましょう。

最近は遮熱カーテンというものも存在していますよ。外出時は完全にカーテンを閉めて出かければ、不在時に温度が上がるのを少しでも避けることができますよ。

 扇風機を併用

扇風機とエアコンの併用が効果的です。風が体に当たると涼しく感じます。扇風機を使えばエアコンの温度を少しあげることができるでしょう。

また扇風機を使うことで、室内に冷たい空気が広がり、温度にむらがなくなり、快適な空間を作ってくれます。

 室外機のまわりに物を置かない

続いて屋外。外に設置されている室外機の周りに、ものを置かないようにしましょう。

室外機は、部屋の中の熱を外に捨てる大切な役割を担っています。しかし、直接日差しがあたり室外機の温度が上がると効率よく熱が捨てれなくなり、余計に電力を消費してしまいます。

日陰を作ってあげると良いでしょう。ただし、吹き出し口を塞いでしまわないように要注意。

エアコンの買い足しで、アンペア容量が増えるなら・・・エアコンが増えたら今までのアンペアでは足りなくなるかも。でもアンペア制の電気料金の場合、アンペア容量が増えると基本料金も増えてしまいます。アンペア容量の大きい方は、「基本料金が0円」のプランで夏だけでなく年間の電気料金を安くできる可能性がありますよ。
Expert's nameアンペア容量が大きい?

安い料金単価の電力会社を探す

夏の電気代は高いのか?

安い電力会社を自由に選べるようになりました。電力会社を切り替えて夏の電気代を安く。

電力自由化以降、消費者である私達は好きな電力会社を選んで電気を購入することが出来るようになっています。基本料金がゼロ円のLooopでんきや大手電力会社よりも5%安い電気料金を展開するH.I.S.でんきは特に注目を集めています。

節電対策はもうばっちり、そうなったら次は今より安い電気料金を提供する電力会社を探して切り替えてみてはどうでしょうか?料金単価が下がるわけですから、即効性がありますよ。

ただし、どれだけの額が実際に安くなるかは、電気の使用量によって異なります。電気の使用のタイプ別に今より安くなる電力会社をご紹介します。

夏の電気代を安く、オススメの電力会社のリスト
提供エリア 電力会社名 一か月の電気料金
全国で
契約可能
(沖縄以外)
Looopでんき
  • 基本料金がゼロ円なのでアンペア容量が多い人は安くなる。
  • 世帯人数の多い大家族やファミリーは安くなる額が多い。
  • 電気の使用量が分かる無料のアプリも便利。
H.I.S.でんき
HISでんき・HTBエナジー

 

関東エリア
のみ
ENEOSでんき
  • 電気の使用量が増えるほど電気料金が安くなる
  • ガソリンが安くなる特典がある。
東京ガスの電気
  • 電気の使用量が増えるほど電気料金が安くなる。
  • 都市ガスとのセット割りもある。

夏場に節電のニュースが多い理由

夏の電気代は高い?

新電力のLooopでんきは30分の電気の使用量が分かるアプリを提供。夏の一日の電気の使用量の変化をモニターしたら面白いかも。

理由は、夏と冬の1日の中での時間ごとの消費電力量の違いにあります。冬は、朝、学校や会社などの活動が始まると電力の使用が増え、日の入りや気温の低下とともに照明や暖房などでさらに電力の消費量がアップ、17時-19時頃にピークを迎えます。夏も活動が始まると電力の使用が増えるのは同じですが、気温の上昇に合わせて電力の消費量がアップし、13時-16時頃にピークを迎えます。

冬は夏と比べると昼と夜との消費電力量の差が小さく、1日を通しての電力使用量は比較的フラット。一方、夏は1日の中で時間によって大きく変動します。さらに、ピーク時の電力需要は夏のほうが冬よりも約2割程度高くなるそう。

電力会社はピークの状態でもしっかりと電気を供給しなければなりませんが、夏に気温が上昇し想定以上に電力の需要が増大すると供給が追いつかなくなる可能性があります。

つまり、夏の方が、電気の使用量のアップダウンが激しいのでコントロール難しいということですね。夏の節電は、ピーク時の電力需要を少しでも緩和するための対策なのです。