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オール電化とは。メリットとデメリットは?光熱費は節約できる?

オール電化」とは「オール電化住宅」の略のことです。文字通り、オール電化とは住宅内のすべての家電のエネルギーを電力によって賄うというものです。オール電化のメリットとデメリットは?オール電化で光熱費は節約できるのか検証してみます。

オール電化とは。メリットとデメリットは?
  • オール電化にもデメリットはある!
  • オール電化向けの電気料金の特徴をご紹介。

ガスの基本料金

都市ガスのマーケットシェアは「東京ガス」「大阪ガス」「東邦ガス」の3社で約70パーセントを占めます。(東京ガス:約39%、大阪ガス:28%、東邦ガス:10.5%)こちらでは東京ガスの基本料金をみてみます。

一般家庭のガスの平均使用量はどのくらいか。 東京ガスのデータによれば一般家庭のガスの使用量は約32m3から41m3(1か月)となっています。あくまで平均値で、季節によって使用量は変わります。実際のご自分のガスの使用量を確認するにはガス会社からの毎月の請求書をご確認ください。

東京ガス-一般料金(東京地区)-基本料金
1ヶ月のガス使用量 基本料金(円)(税込)
  -    
  -    
  -    
  -    
  -    
 ㎥を超える場合  

 

東京ガス-一般料金(東京地区)-従量料金
1ヶ月のガス使用量 1㎥あたりの基準単位料金(円)(税込)
  -    
  -    
  -    
  -    
  -    
 ㎥を超える場合  
ガス料金の計算法
基本料金(税込)  円(1)
従量料金(税込) 単位料金( 円)× ガス使用量(35㎥)= 4,482.80円(2)
ガス料金(税込) (1)+(2)= 5,519円(※ 1円以下切り捨て)(3)
内消費税等相当額 (3)× 0.08 / 1.08=408円

上記のように、今までのガスの使用量が毎月20m3~80m3の間だった場合、少なくてもガスの基本料金1026円は払う必要がなくなることになります。

一方で、オール電化にした場合、ガスに代わって、家庭内の全ての光熱費を電気でまかないますので、その分の電気代が増えることになります。

料金の節約を考えた場合トータルで考えてどちらが安くなるのかよく検討する必要があります。ただし、IHクッキングヒーターとガスコンロの場合どちらが光熱費が安くなるのかは、簡単に計算することはできません。

各製品の性能によるからです。ヒートポンプ給湯器にしても同様です。

いずれにしても注意をしたいのは、オール電化にした場合、ガス代の支払いはないけれど、その代わりに電気代が増えるということです。

オール電化でお得になる電気プラン

各電力会社はオール電化住宅に合わせ、夜の時間帯の電気料金が安くなるプランや一般的に電気の使用が多くなる時間帯や時期(ピークタイム)をずらしてオフタイムに電気を使用することで電気代の安くなるプランを用意しています。

以下にオール電化向けの料金プランを一覧にしてみました。

オール電化向け電気料金プラン

オール電化の家庭ならもちろん気になるオール電化向けの電気料金プラン電力自由化以降、今どのようなオール電化向けの電気料金プランがあるのかご紹介します。

オール電化向けにはどんな電気料金プランがある?
関東エリア 東京電力:
スマートライフプラン
関西エリア 関西電力:
はぴeタイムeスマート10
中部エリア 中部電力:
スマートライフプランスマートライフプラン(夜とく)スマートライフプラン(朝とく)
東北エリア 東北電力:
よりそう+シーズン&タイム
九州エリア 九州電力:
電化でナイト・セレクト21電化でナイト・セレクト22
電化でナイト・セレクト23
ナンワエナジー
スタンダードオール電化
北陸エリア 北陸電力:
くつろぎナイト12
中国エリア 中国電力:
ぐっとずっと。プラン ​電化Styleコース
四国エリア 四国電力:
スマートeプラン[タイプL+]スマートeプラン[タイプH+]
坊ちゃん電力:
マドンナプラン​
北海道エリア 北海道電力:
eタイム3[Sプラン]
沖縄エリア 沖縄電力:
Eeライフ

ただし、このようなオール電化向けの電気料金プランは夜の電気代(1キロワットアワーあたりの料金)がかなり安く設定されている一方で昼の電気代(1kWhあたりの料金)が高くなっています。

具体的に、中部電力の料金を見て比較してみましょう。

中部電力のオール電化向けの電気料金プラン、スマートプラン(夜トク)は、電気の使用量に限らず、電気を使う時間帯によって電気料金が変わるのが分かります。

21時からのナイトタイムの料金は、  円とかなり安く設定されているの分かります。

一方、中部電力の最も一般的な電気料金プラン、従量電灯プランは、電気を使用する時間に関わらず、使用量によって電気料金が3段階に変わる形式となっています。

この料金をスマートプランと比較するとスマートプランの昼間の時間帯の料金が割高なのが分かります。

この様にオール電化向けの電気料金プランも注意が必要な点が分かります。昼間でも誰かしら家にいる家庭の場合は特にこのポイントは要チェックです。

中部電力・スマートライフプラン(夜とく)の電力量料金
時間帯 1kWhあたりの値段(税込)
デイタイム(平日10時から17時まで)  
@ホームタイム  
ナイトタイム(毎日21時から翌日7時まで)  
中部電力-従量電灯B-電力量料金
電力消費量(kWh) 1kWhあたりの値段(円)(税込)
  -  kWh  
  -  kWh  
 kWh以上  

オール電化で光熱費は節約できるのか? - まとめ

オール電化

オール電化にもメリット・デメリットがあることが分かりました。

オール電化のメリット・デメリットを紹介しつつ、オール電化で光熱費は節約できるのかを見てきました。

まず、オール電化に必要不可欠なIHクッキングヒーター、暖房器具、給湯システムを検証してきましたが、やはり、夢ようなパーフェクトな製品ではなく、メリットもあればデメリットもあることが分かりました

またガス代がなくなる分に関しては、その分電気代が増えますので、劇的に高熱費が減るということもありません。

されに、オール電化向けの電気料金プランも存在しますが、すでに解説したように夜の電気代がかなり安い分、昼間が高く設定されているので、昼間に電気を使い過ぎると、電気代が増えてしまうという可能性もあります。

また基本料金の設定方法が、スマート契約という新しい方式になっていたりして、今までの電気料金の計算方法と異なるため、単純比較も難しいといえます。

このような点を考え、総合的に判断すると、オール電化によって光熱費が大幅に下がるという可能性は低いといえます。

オール電化にする場合には光熱費の削減を第一に考えるよりも、オール電化によって得られる他のメリットを意識して選ぶ方がいいといえるでしょう。