Looopでんきの評判は?契約前にメリット・デメリットを確認

Looopでんきの評判について調べました。メリット・デメリットをそれぞれチェックして、自分がLooopでんきの電気料金プランに向いているかどうか確認しましょう。Looopでんきでいくら電気代を節約できるかも計算してみました。
Looopでんきの評判

2016年の電力小売り自由化から4年経った2020年現在、Looopでんきの契約数はのべ20万件を超えています。人気のLooopでんきですが、実際に使ってみるとどうなのでしょうか。良い口コミ、悪い口コミのそれぞれを調べてみました。
Looopでんきとの契約を考えている方は、ぜひこちらを参考に、Looopでんきの電気料金プランが自分の希望に合っているかどうか確認してみてください。
それぞれの口コミをクリックすると、詳しい内容がご覧いただけます。
良い口コミ | |
---|---|
悪い口コミ |
Looopでんき:良い口コミ
でんきの良い口コミの詳細を見ていきましょう。
電気料金プランがわかりやすい
Looopでんきの良さのひとつは、電気料金プランがシンプルだということです。
実際に、東京電力のもっともスタンダードなプランである従量電灯Bプランと並べて比較してみましょう。
契約アンペア数 | 基本料金(円/月) | |
---|---|---|
東京電力 従量電灯B |
Looopでんき おうちプラン(関東) |
|
10A | 286.00円 | 0円 |
15A | 429.00円 | |
20A | 572.00円 | |
30A | 858.00円 | |
40A | 1144.00円 | |
50A | 1430.00円 | |
60A | 1716.00円 | |
電力消費量 | 従量料金(円/kWh) | |
0 - 120kWh | 19.88円 | 26.40円 |
120 - 300kWh | 26.48円 | |
300kWh以上 | 30.57円 |
表を見るとわかるとおり、Looopでんきでは基本料金が0円、電気の使用量に対してかかる従量料金が一律と、非常にシンプルな料金設定になっています。
東京電力や関西電力などの大手電力会社をはじめとする、多くの電力会社においては、電気料金を「基本料金+電気使用量×従量料金」という風に計算する必要があります。さらに、従量料金は使用量に応じて3段階の値段が設定されていますから、電気使用量が一定を超えれば「電気使用量×従量料金」の計算を複数回行う必要があります。
(例:東京電力従量電灯B・500kWh使用の場合 = 19.88円×120kWh + 26.48円×180kWh + 30.57円×200kWh)
一方Looopでんきでは、基本料金がありませんから、電気の使用量に従量料金をかければすぐに電気代を算出することができます。「使った分だけ電気代を支払う」というシンプルなプランは、請求額の根拠がわかりやすく安心、という評判を得ています。
Looopでんきは基本料金がゼロ円なのはどうして?基本料金ゼロ円案は、「原則的には発電を行う設備の保持にかかる費用」である基本料金を、小売専門の新電力が徴収するのはおかしいというLooopでんきの考え方が反映されたものです。確かにLooopでんきは大手電力会社のように発電施設は所有していません。説明の通り、固定の負担は少ないと言えます。ただし、同じように発電施設を持たない新電力でも「基本料金」を設けている会社はたくさんありますので、基本料金がゼロなのはLooopでんきの企業努力によるものと解釈できるでしょう。
電気代が節約できた
電力会社の切り替えで一番気になるのが、電気代が安くなるかどうかというポイントでしょう。Looopでんきユーザーからは、「電気代が安くなった」という満足の声が多く聞かれます。
どのようなしくみで電気代がお得になっているのか確認しましょう。
基本料金部分
先ほど確認したとおり、Looopでんきは基本料金が0円です。多くの電力会社において、基本料金は毎月いくら、という風に設定されています。ですから、Looopでんきにすることで、まずは基本料金分を節約することができます。
また、上記の東京電力の料金表で見たとおり、アンペア制を採用している地域では、契約アンペア容量に比例して、基本料金の金額が高くなっていることがわかります。アンペア容量が大きいご家庭ほど、「基本料金0円」のLooopでんきにすることで、節約額が大きくなります。
従量料金部分
多くの電力会社において、従量料金が3段階になっているのに対し、Looopでんきは従量料金が1段階になっています。この設定だと、電気使用量がある一定を超えると、1kWhあたりにかかるLooopでんきの従量料金が他の電力会社と比べて安くなるしくみになっています。
東京電力 従量電灯B |
Looopでんき おうちプラン(関東エリア) |
||
---|---|---|---|
0 - 120kWh | 19.88円 | 使用量に関わらず | 26.40円 |
120 - 300kWh | 26.48円 | ||
300kWh以上 | 30.57円 |
例えば、300kWh以上を超える従量料金を考えると、東京電力よりもLooop電気の方が1kWhあたり4.17円お得になっていることがわかります。差額は使用量が多くなればなるほど大きくなりますから、電気を多く使用するご家庭ほど、Looopでんきにすることで、従量料金の節約額が大きくなります。
解約金がなくて安心
新電力の中には、「最低契約期間は1年」などの条件を設けており、これを待たずに解約した場合に解約金がかかるプランを提供しているところもあります。しかし、Looopでんきではこのような制約や解約金が一切ありません。解約したいときに解約できて、お金がかかることはありません。
新電力に切り替えるのが初めてだったという方でも、義務のない電気料金プランなのでお試し感覚で気軽に契約できて良かった、という声が聞かれます。
なお、新電力の中には、契約時の「契約事務手数料」、解約時の「解約事務手数料」を設けているところもありますが、Looopでんきはこのような手数料も一切発生しません。

Looopでんき:悪い口コミ
続いて、悪い口コミの詳細を確認しましょう。
支払い方法がクレジットカードだけ
Looopでんきでは、電気料金の支払い方法が今のところクレジットカードでの支払いのみに限られています。そのため、カードを持っておらず諦めた、という声が聞かれました。また、光熱費はすべて口座振替で管理したいという方にとっても不便な制約であると言えます。
ただし、毎月の電気代の支払いでクレジットカードのポイントが貯まりますから、クレジットカードでポイントを貯めて活用したい方には適していると言えるでしょう。
電気代が高くなってしまった
良い口コミと矛盾するようですが、中には「Looopでんきにして電気代が高くなってしまった」という方もいらっしゃいます。これはどのようなケースでしょうか。
繰り返しになりますが、Looopでんきは従量料金が1段階のみの設定となっています。電気使用量が多い場合であれば、3段階で従量料金を設定している電力会社よりもLooopでんきの1kWhの単価が安くなることがほとんどです。しかし、電気使用量が少ない場合には、他の電力会社の1kWhの単価の方が安く、Looopでんきだと割高になってしまうでしょう。
東京電力 従量電灯B |
Looopでんき おうちプラン(関東エリア) |
||
---|---|---|---|
0 - 120kWh | 19.88円 | 使用量に関わらず | 26.40円 |
120 - 300kWh | 26.48円 | ||
300kWh以上 | 30.57円 |
そのため、一人暮らしなどで電気使用量が少ない場合、Looopでんきへの切り替えで電気代が高くなってしまう可能性があります。
なお、アンペア制の地域においては、契約アンペア容量が大きければその分基本料金の節約額が大きくなるため、使用量が少なくても電気代は高くならないこともあります。ただし、契約アンペア容量が20A以下だと高くなってしまう可能性が大きいでしょう。
Looopでんきではお得になるかどうかが電気使用量に関わるため、切り替えを行う前に、毎月の電気使用量を確認してシミュレーションを行うことをおすすめします。
電気使用量が少なくてもお得になる電気は?一人暮らしなどで電気を多く使わない場合は、リミックスでんきがおすすめです。大手電力会社から5%安くなる料金設定なので、使用量に関わらず電気代を節約できます。 リミックスでんきについて詳細を見る
Looopでんきがおすすめなのはこんな人
ここまでで、Looopでんきの評判について、良い口コミ・悪い口コミのそれぞれから確認してきました。これを踏まえて、どのような方がLooopでんきに向いているのか考えてみました。
毎月の電気使用量が300kWh程度ある方
Looopでんきは、電気の使用量が多ければ多いほどお得度が高くなる料金設定になっています。毎月の電気使用量が300kWh以上ある方は、Looopでんきにすることで電気代を安くできる可能性が大きいでしょう。
現在大手電力会社と契約中であれば、Looopでんきの公式サイトで電気料金のシミュレーションを行うことができます。確認してみてくださいね。
なお、アンペア制の地域では、契約アンペア容量が30Aあれば、基本料金分の節約額がある程度大きいため、極端に電気使用量が少なくない限り、電気代が安くなる可能性が高いと言えます。
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Looopでんきでどれくらい安くなる?
実際にLooopでんきにすることでいくらぐらい安くなるのか、いくつかのケースを仮定して計算してみます。
ここでは、関東エリアの大手電力会社、東京電力のスタンダードなプランである従量電灯Bと、Looopでんきのおうちプランを比べてみました。
契約アンペア容量 ・電気使用量 |
東京電力 従量電灯B |
Looopでんき おうちプラン |
差額 |
---|---|---|---|
30A・200kWh | 5,362円 | 5,280円 | Looop電気の方が82円安い |
30A・300kWh | 8,010円 | 7,920円 | Looop電気の方が90円安い |
40A・300kWh | 8,296円 | 7,920円 | Looop電気の方が376円安い |
40A・400kWh | 11,353円 | 10,560円 | Looop電気の方が793円安い |
50A・400kWh | 11,639円 | 10,560円 | Looop電気の方が1,079円安い |
※実際に請求される電気代には、燃料費調整額と再エネ賦課金が加わります。それぞれ東京電力、Looopでんきともに同額です。
上ですでに確認しましたが、実際にアンペア容量と電気使用量が多ければ多いほど、Looopでんきのお得度が高くなることがわかります。50Aで400kWh以上の電気を使うご家庭だと、一年で一万円以上の電気代を節約することができます。
なお、地域ごとに電気料金の金額は異なります。他の地域にお住まいの方は、Looopでんきの公式サイトでシミュレーションを行い、電気代をご確認ください。
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割引でさらに安くなる可能性も
また、Looopでんきでは、「Looopでんき+」と呼ばれる以下の割引を用意しています。該当する場合、よりLooopでんきをお得に使用することができるでしょう。
- Looopでんき+
- ガス割:Looopガス(東京ガスエリアで提供)を契約している方が対象
- ソーラー割:太陽光発電施設を所有している方が対象
- Looopでんち割:蓄電池(Looopでんち)を利用している方が対象
- EV割:LooopでんきユーザーでEV対象車種をご利用の方が対象