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液化天然ガス(LNG)とは?

LNGタンカー

日本にとって貴重なエネルギー資源である液化天然ガス。液化天然ガスがどのようなものなのか分かりやすく解説します。

液化天然ガス(LNG)とは?

液化天然ガス(LNG)とは?

都市ガスになくてはならない液化天然ガス

液化天然ガス(Liquefied Natural Gasの頭文字をとり、LNGとも呼ばれる)とは、気体である天然ガスを冷却し、液化したものをさします。天然ガスを液化したもの。それが液化天然ガスです。

どうして天然ガスを冷却するのか?

欧州や北米大陸では、天然ガスをガスのまま輸送するための長距離のガスパイプラインがあります。例えばロシアからウクライナを結ぶガスパイプラインは世界最大で、長さが4,600kmになります。日本で利用される天然ガスは、タンカーで海外から輸入されたものがほとんどとなります。タンカーで一度に大量に運ぶためには、液化の状態にして体積を少なくする必要があります。だから液化天然ガスの状態で輸入されているんですね。

天然ガスってどんな資源なの?

そもそも天然ガスとは、動物や植物の死骸が長い年月をかけて分解されることでできた化石燃料から得られるガスのことを指します。その成分はメタンがほとんどです。

液化天然ガスは硫黄を含まないため、燃焼時に硫黄酸化物(Sox)が発生されません。窒素酸化物(NOx)も石油や石炭に比べるとその発生量はとても低くなっています。硫黄酸化物(Sox)や窒素酸化物(Nox)は大気汚染の原因とされています。これが硫黄を含む石油や石炭に加えて、天然ガスがよりクリーンなエネルギーと呼ばれる所以です。これを-162℃まで冷却して液化することで液化天然ガスとなります。

燃焼時の排気ガス比較(石炭を100とした場合)
  天然ガス 石油 石炭
二酸化炭素(CO₂) 57 80 100
硫黄酸化物(SOx) 0 68 100
窒素酸化物(NOx) 20〜37 71 100

出典:CO₂は「火力発電所待機影響評価技術実証調査報告書」(1990年3月)/(一財)エネルギー総合工業研究所。SOx、NOxは「natural gas prospects」(1986) /OECD・IEA。

油田やガス田から生産される天然ガスが最も一般的な天然ガスですが、これ以外にもタイトガス、シェールガス、コールベッドメタン(炭層メタン)やメタンハイドレートなどがあります。メタンハイドレートは効率的にガスを得る技術が確立されていないため、まだ商業化はされていませんが、技術開発は進められています。

液化天然ガスは火力発電所の燃料として、また、都市ガスで使われており、日本にとって非常に大切なエネルギー資源です。

液化天然ガス(LNG)の輸入先と輸入量

世界で最も多くの天然ガスを輸入している国は、なんと日本です。世界で輸出される天然ガスのおよそ3割が日本に輸入されています。ついで中国、韓国、インドなどアジアの国々で多く輸入されています。

天然ガスの輸入先としては、現在オーストラリアが1位、全体の3割を占めています。カタールやUAEからの輸入もありますが、石油に比べると中東依存度は低くなっています。

LNGの輸入先(2017年)
順位 天然ガス輸入国 割合(%)
1 オーストラリア 32.0
2 マレーシア 17.0
3 カタール 11.8
4 ロシア 8.4
5 インドネシア 7.9
6 UAE 5.6
7 ブルネイ 4.8
8 パプアニューギニア 4.7
8 オマーン 3.4
9 ナイジェリア 1.6
10 その他 2.8

天然ガスはどんな会社が利用しているのか?

日本に輸入される天然ガスの6割近くは電力会社が輸入しています。最も多く輸入しているのは、東京電力です。また都市ガスとして利用されるのは全体の35%程度です。都市ガス会社として最も多く天然ガスを輸入しているのは東京ガスです。東京電力東京ガス電力自由化、および都市ガス自由化以降、それぞれのエリアで電気と都市ガスの両方を販売しています。その他に多く輸入している会社としては中部電力関西電力大阪ガスがあります。

2017年東京電力調べ

電力会社によって輸入された天然ガスは、LNG火力発電の原料として利用されています。大手電力会社10社の総発電量のうち、およそ3割程度がLNG火力発電でまかなわれています。(2018年10月時点)

世界最大級の火力発電会社のLNG火力発電所

東京電力グループ中部電力が共同で2015年に設立した発電会社、株式会社JERAは世界最大級の火力発電会社と言われています。2019年4月時点で日本国内22箇所で火力発電所を運用しており、15箇所がLNG火力発電所です。国内におけるLNG火力発電量の6割はこのJERAによって発電されてます(2019年8月実績)。

主な企業別LNG火力発電量(2019年8月実績)
発電会社 発電量
(単位:1,000kWh)
国内LNG火力総発電量
に対する割合(%)
JERA
東京電力中部電力
21,205,624 63%
関西電力 4,257,676 13%
東北電力 2,748,309 8%
中国電力 1,111,859 3%
扇島パワー
東京ガス出光昭和シェル
757,393 2%
九州電力 645,851 2%

天然ガスの輸入方法

すでに述べた通り、液化されることにより天然ガスは、その容積が600分の1になります。日本は島国ですので液化天然ガスはタンカー載せられ海を渡って日本に届けられます。日本に届いた液化天然ガスは、1次基地にて保存されます。現在日本には31の1次基地が存在しており、今後も増やす計画があります。LNGの輸入者同様に、1次基地の所有者は、電力事業者と一般ガス事業者(都市ガス事業者)で全体の8割をカバーしています。

日本にある液化天然ガス(LNG)基地
  一般ガス事業者 電気事業者 一般ガス・電気事業者
共有
その他
(石油会社など)
基地数 12 8 5 6
タンク数 44 47 65 25

LNGの価格のメカニズム

それではLNG液化天然ガス)の輸入価格はどのように決められているのでしょうか。

LNGの主な市場は、アジア、ヨーロッパ、北米の3つです。アジアの場合は、日本、韓国、台湾が多くの天然ガスを輸入しています。ヨーロッパの場合はフランス、スペイン。そして北米の場合、もちろんアメリカで、トリニダード・トバコやエジプトから輸入しています。

一方価格に関しては、共通のメカニズムがあるわけではなく、各市場によって独立しています。日本のようなアジア地域では、LNGは石油の代替燃料ともともと考えられていたため、原油輸入価格(JCC:Japan Crude Cocktail)に連動しています。JCCのアップダウンがLNGの価格にも影響するような形になっています。 ヨーロッパではガスはパイプランでも気体のまま提供されており、自ずとLNGの価格はパイプライン価格と競合する形で価格が決められます。北米の場合はヘンリー・ハブと呼ばれる市場価格とリンクをしています。

LNGが注目される理由

LNGは化石燃料のうち、二酸化炭素(CO₂)の排出量が最も少ないことから、クリーンなエネルギーとして注目されています。さらにその成分に硫黄を含まないため、大気汚染の原因となる硫黄酸化物(SOx)が発生されないのも大きな長所です。

また、コージェネレーションシステムに必要な水素の原料としてもガスが使用されるためさらに重要度が高まっています。またシェール革命により今まで採取が困難で頁岩(シェール)層にあった天然ガスが技術向上により、より効率的に採取できるようになったことや、商業化はされていませんが、メタンハイドレートと呼ばれる天然ガスが発見されたことにより、ガス田・石油田以外からとれる天然ガスへの依存が減り、価格交渉の際に今後有利になるとも考えられています。

  • 環境性が高い:二酸化炭素(CO₂)の排出量が、石炭や石油に比べて少ない。
  • 輸入のリスクが分散:石油とは対照的に、輸入元が特定の地域にに集中していない。
  • 埋蔵量が高い:埋蔵量が高く、世界の需要の50年以上あると見積もられています。
  • 水素エネルギー社会にむけて:排熱ロスが低く、二酸化炭素(CO₂)の排出の少ないコージェネレーションシステムに使用される一次エネルギーは天然ガス。
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