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新電力とは?電力会社を変えると電気代は安くなるの?

新電力とは?
  • 新電力とは電気の「小売り」を専門に行う電気の販売会社のこと。
  • 新電力の多くが、大手電力会社より魅力的な電気料金は提供しています。

新電力ってなに?

新電力を一言で説明すると、大手10社の電力会社10社(東京電力関西電力中部電力中国電力四国電力北陸電力東北電力九州電力北海道電力沖縄電力)以外に新たに電力事業に登場した会社のことです。

新電力は、発電、電気の売買を行っています。高圧および特別高圧を使用している需要者(工場やビルなど)はすでに電力会社を自由に選べるようになっており、大手10社の提供するプランよりも魅力的な価格や内容を提供している新電力に乗り換えている企業もたくさんあります。

ちなみに、新電力はPPSとも呼ばれ、正式名称は特別規模電力事業者です。すでに500社の新電力が日本でも誕生しています。

さらにこの自由化の動きは、低圧を使用する一般家庭にも広がり、2016年4月には一般家庭でも自由に電力会社を選べるようになります。

電力市場の自由化の歴史

日本の電力市場の高コスト構造を踏まえ、1990年代前半から自由化に関する論議が始まりました。1995年には、卸電気事業の参入許可規制が自由化され、続いて始まった電力市場自由化によって、少しずつ特定規模電気事業者が参入してきました。

特別高圧部門(2,000kW以上)は2000年に自由化され、一般電気事業者の送電網を使って、特定規模電気事業者が需要家に電気の販売ができるようになりました。ちなみに、特別高圧部門(20,000ボルト以上)は大型工場やデパートのような大型商業施設にあたります。その電力消費量の全国の26%を占めています。

さらに2004年には500kW以上の高圧部門も自由化されました。中規模工場、中規模スーパーなどが該当します。特別高圧部門と合わせて日本の電力量の40%が自由に電力会社を選んで電気を買えるようになりました。そして2005年には自由化部門が広がり、50kW以上の需要家まで広がりました。(全国の電力消費量の60%)。

2000年には実際に経済産業省が、電力調達入札を実施し、新電力が落札しました。結果4%電気料金が削減されました。

さらには、より積極的な電力取引を推奨するために、日本卸電力取引所(JPEX:Japan Electrice Power Exchange)が2003年に設立されました。2008年にはグリーン電力卸取引も開始しています。

従来の電力会社と新電力

従来の電力会社 新電力
  • エネット
  • F-Power
  • 丸紅
  • JX日鉱日石エネルギー
  • 日本テクノ
  • 日本ロジティクス
  • オリックス電力
  • サミットエナジー
  • 新日鉄住金エンジニアリング
  • ミツウロコグリーンエネルギー
  • 昭和シェル石油
  • イーレックス
  • 伊藤忠エネクス
  • ダイヤモンドパワー
  • パナソニック・エプコ・エナジーサービス
  • SBパワー(ソフトバンク)
  • eo電気(by ケイオプティコム)
                      など

新電力の電気料金は従来の電力会社より安いの?

新電力

営業コストを圧縮する、ITシステムを利用した効率化などにより、新電力の料金は大手電力会社より安めに設定されています。しかしながら、需要家の電力使用の条件によっては必ずしも安くなるとは限りませんので新電力から見積りをまずはもらう必要があります。その見積りをもとに各新電力営業担当者と話し合いの上、実際の契約を行う、ということになります。